チャプター27

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

ジョン・レノン殺害犯が凶行に及ぶまでの3日間を描くサスペンス。

『チャプター27』は、マーク・デイヴィッド・チャップマンによるジョン・レノン殺害事件を描いた2007年の伝記ドラマ映画。1992年に出版されたジャック・ジョーンズの著書『ジョン・レノンを殺した男』(原題:Let Me Take You Down: Inside the Mind of Mark David Chapman, the Man Who Killed John Lennon)をもとにジャレット・シェーファーが脚本・監督を務め、ロバート・サレルノがプロデュース、ジャレッド・レトがチャップマン役で出演しています。

映画の舞台は1980年12月で、チャップマンの精神の探求を意図しています。タイトルは、J・D・サリンジャーが1951年に発表した小説『ライ麦畑でつかまえて』(全26章)にちなんだもので、同作の続編を示唆しています。

この映画は自主作品としてピース・アーチ・エンターテインメントが配給を担当し、2007年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、批評家たちから賛否両論の反応を得ました。その後、2008年3月28日に米国で限定劇場公開。『チャプター27』は2007年で最も物議を醸した作品のひとつに挙げられ、チューリッヒ映画祭ではシェーファーが長編デビュー賞を受賞し、レトもチャップマンを演じて最優秀演技賞を受賞しました。

同様の映画『ジョン・レノンを撃った男』が前年にアメリカで公開されました。

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チャプター27

  • 邦題:チャプター27
  • 原題:Chapter 27
  • 公開年:2007年
  • 製作国:カナダ、米国
  • 上映時間:85分
  • ジャンル:サスペンス

予告編はこちら。

見どころ

ジャレッド・レトが体重を30キロ増やし、最も敬愛するアーティストを自らの手であやめてしまった男を怪演。世界中に衝撃が走った歴史的事件の真実が明らかに。

あらすじ

1980年12月6日、ニューヨークに降り立ったジョン・レノンのファン、マーク・デイヴィッド・チャップマン。ジョンを殺害するべく、彼が暮らすダコタハウスの前でひたすら待ち続ける彼は、有名ファンのジュードとパパラッチのポールと出会います。

ファム・ファタル

リンジー・ローハン

ジョディ・フォスターが『タクシードライバー』でやったように、リンジー・ローハンはゼリー・トーストに砂糖をかけます。リンジーは遠くで見ると普通、近くで見るとむっちゃ可愛いですね。

リンジー・ローハンが演じるジュードが実話ベースにしては可愛いすぎます。カフェで彼女と一緒に会話できたマーク・チャップマンは犯行を止められたではないか、と勘ぐりたくなります。劇中でチャップマンがジュードに「ヘイ・ジュード!」と笑顔で呼んでいただけに。

そんな理由からか、ジョン・レノンの息子ショーン・レノンはこの映画に否定的な反応を示し、リンジー・ローハンの参加をダサいと主張。レノンの未亡人であるオノ・ヨーコは、この映画についてのコメントや鑑賞を拒否。

ちなみに、ジャレッド・レトとリンジー・ローハンは2013年、ローハンがレトのバンド、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズの「シティ・オブ・エンジェルズ」のMVに出演したときに再会。

ウルスラ・アボット

ジェリ役はウルスラ・アボット。深い色のブロンドヘアを長くして70年代風のパーマ。確かジージャンを着ていて、レトロなヤンキー姉ちゃんのようで可愛いかったです。

感想

ジョン・レノンを暗殺したマーク・チャップマンが、ニューヨークで3日間レノン殺害を企てた物語。レトが全体的にとてもいい演技。この映画は明快で、一言一言に耳を傾けさせられます。リンジー・ローハンもいい仕事をしています。

キャスト

登場人物 出演者
マーク・デイヴィッド・チャップマン ジャレッド・レト
ジュード リンジー・ローハン
ポール・ゴレシュ ユダ・フリードランダー
ジェリ ウルスラ・アボット
ホームレス ロイ・ミルトン・デイヴィス
タクシー運転手2 ブライアン・ベル
スティーブ ダン・シュルツ
店員ライリー アダム・スカリンボロ
モデル モリー・グリフィス
エレベーターマン スピロ・マラス
売春婦 ジャンヌ・フルニエ
グロリア ケイト・ヒギンズ
小さな子供 マシュー・ナルドッツィ
パトリック ブライアン・オニール
フレデリック マシュー・ハンフリーズ
タクシー運転手 チャック・クーパー
ヘレン ル・クランシュ・デュ・ランド
ショーン・レノン 細川 祐樹
ホセ ジェイミー・ティレリ
ジョセフ マイケル・シロー
オノ・ヨーコ 高井 真理子
ジョン・レノン マーク・リンゼイ・チャップマン
警官2 ロバート・ジェラード・ラーキン
警官1 ビクター・ヴェルヘヘ
学校の先生 ローラ・リン・ベリオス
リムジン・ドライバー ジョージ・ブライアントII
精密ドライバー/ストリート・フード ケビン・キャノン
近所の住人 ビル・チェメルカ
レノン・グルーピー メリッサ・デミヤン
学生 ヴァシ・ユージェニス
レノン・グルーピー デニス・ジェイ・ファニー
ジョン・レノン愛好家 ビビアン・カリノフ
ウェイター セルジオ加藤
支配人 レッドマン・マックスフィールド
ウェイトレス リサ・マリー・パルミエリ
ホセの代役 ヴィンセント・ジェームス・ルッソ
歩行者 ニッキ・シックスティーン
ウェイター ジェフ・スコウロン
レノンのバンド・マネージャー ジョーイ・ソンツ
レノンのバンド・メンバー エリック・ウルフ

スタッフ

担当 担当者
衣装デザイン アネ・クラブツリー
衣装制作助手 マリアンヌ・デニング
衣装制作助手 クリスティ・ハーロング
ファーストセット衣装 コリーン・マクティーグ
衣装デザイン助手 クリス・アン・パパス
衣装主任 エイミー・ピッカリング
衣装制作助手 シェルビー・サボイ
衣装テーラー スーザン・バクラ
ヘアスタイル コリーン・キャラハン
メイクアップ部長 マヤ・ハーディンゲ
メイクアップ ローハン用 エヴェリン・ノラズ
メイクアップ主任 ディオンヌ・ピツィクリス
補綴 トッド・タッカー
セカンドヘアスタイル主任 リンダ・ウィリアムズ
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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