モニカ・ベルッチがこの本を作ったことは驚き。彼女は過去を振り返るのが好きではないし、家を写真で埋め尽くすこともありませんから。
Monica Bellucci
- 書名:Monica Bellucci(英語版)
- 著者:モニカ・ベルッチ
- 序文:ジュゼッペ・トルナトーレ
- 出版社:Rizzoli
- 発売日:2010/11/30
- ハードカバー:240ページ
- サイズ:26.42 x 2.79 x 33.78 cm
概要
イタリアで最も重要な現代モデルであり女優であるモニカ・ベルッチに捧げる極上のオマージュ。モデルとして『エル』や『エスクァイア』などの雑誌の表紙を飾ったモニカ・ベルッチは、女優としても成功を収め、『ブラム・ストーカーのドラキュラ』『マトリックス・リローデッド』『キリストの受難』『マトリックス・レボリューションズ』などに出演。このグラマラスな一冊には、ピーター・リンドバーグ、ヘルムート・ニュートン、ファブリツィオ・フェリ、リチャード・アヴェドン、エレン・フォン・アンワースなど、世界で最も重要な写真家たちが撮影した、モニカの20年にわたるキャリアの中で最も精巧で官能的な写真150点を収めています。
語録
モニカ・ベルッチの美を称える本書の製作を前にモニカ・ベルッチ本人が語ったことをまとめます。
私はかなり抵抗してきた。 古いプロジェクトで、デヴァを妊娠していた頃にさかのぼるって。私のエージェントが、新聞にたくさんの美しい写真が掲載された後、消えてしまうのは残念だから、そうするようにと言ったのです。この本の売り上げは、私が支援している2つの団体、イタリアのAgop(小児腫瘍学父母の会)とフランスのParoles de femmes(困難な状況にある女性を支援する団体)に寄付します。
本の中には、彼女が裸で写っている写真がたくさんあります。
私が選んびました。宣伝写真やファッション写真が欲しかったわけではありません。 身体の根源的な表現力が欲しかったのです。 結局のところ、それが私が写真に惹かれてきた理由。幼い頃、ヘルムート・ニュートンやブルース・ウェーバー、リチャード・アヴェドンの写真集を見たとき、私はそこに魅了された。ありのままの身体…。
モニカは自分の身体をどのように見ているのでしょうか。
背は高いが、それほど高くはなく、丸々としています。痩せようとは思いませんでした。自分を描く人の才能を観察することを楽しむミューズのように、私は奔放にカメラマンの視線に自分を捧げました。写真のためにポーズをとることも、映画で演技をすることも、自分が何者であるかを発見することを恐れなければできません。
もし私が写真家で、今のモニカを写真に撮るとしたら、どんな人、どんな感情を見つけるでしょうか?
私は熟した梨みたい。ええ、完熟しています。とても甘くてジューシー。一種の優美な状態。
レビュー 作品の感想や女優への思い