ブレイン・ゲーム

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

犯罪アナリストと連続殺人鬼が共に予知能力対決をするサイコスリラー。

『ブレイン・ゲーム』は、アフォンソ・ポヤート監督の2015米国公開のミステリー・スリラー映画。アンソニー・ホプキンス、コリン・ファレル、ジェフリー・ディーン・モーガン、アビー・コーニッシュらが出演。あらすじは、超能力をもつ医師ジョン・クランシー(アンソニー・ホプキンス)が、FBI特別捜査官ジョー・メリウェザー(ジェフリー・ディーン・モーガン)と共に連続殺人犯チャールズ・アンブローズ(コリン・ファレル)を追うというもの。

本作の脚本は当初、1995年のスリラー映画『SE7EN』の続編として企画・開発されたものの、最終的にこのアイデアは破棄。結局、独立した映画として完成。『ブレイン・ゲーム』は2016年12月16日にライオンズゲート・プレミアから公開され、批評家からは概ね否定的な評価を受けました。

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ブレイン・ゲーム

  • 原題:Solace
  • 公開年:2018年
  • 製作国:米国
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:ホラー
  • 配給:ポニーキャニオン

予告編はこちら。

見どころ

アンソニー・ホプキンスとコリン・ファレルが主演。追われる者の方が追う者より未来を読み取れるという追跡劇がスリリングに展開。明らかとなる事件の真相が重苦しい。

あらすじ

FBI捜査官ジョーと女性捜査官キャサリンは、痕跡を残さない連続殺人事件に手を焼いていました。そこでジョーは、予知能力をもつ元同僚のジョン・クランシー博士に助けを求めます。ジョンの功績で容疑者が浮上しますが、その彼も優れた予知能力の持ち主でした。

ファム・ファタル

FBI女性捜査官キャサリンを演じるアビー・コーニッシュが迫真の演技。といっても、魅力的な女性像という役割を担っているだけで、アビーを使いこなせていません。ちなみにアビーとコリン・ファレルは『セブン・サイコパス』(2012年)でも共演。

FBI捜査官ジョー・メリウェザーの妻ローラ役にマーリー・シェルトン

感想

『ブレイン・ゲーム』のストーリーは最後まで集中力を切らせません。撮影、編集、音楽もOK。意外な展開と、生と死について考えさせられるラストがあって、古き良きスリラーが好きなら観るべきかと。暴力をやりすぎることなく、ボディ・カウント、カーチェイス、アクションが十分にあり、全体を通して面白かったです。

アンソニー・ホプキンスの演技は見事。私はいつも彼の演技を楽しんで見ていますが、今回も相変わらず素晴らしい演技を見せてくれました。彼は目の表情だけでキャラクターの物語を語ることができ、監督はそれをうまく使っています。コリン・ファレルもいい仕事をしていました。

解説

『ブレイン・ゲーム』は予知能力対予知能力のゲーム。FBI特別捜査官ジョー・メリウェザー(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、連続殺人事件を解決できないでいると、かつての同僚で超能力をもつ引退した医師ジョン・クランシー(サー・アンソニー・ホプキンス)の助けを借りることにしました。

娘の死とその後の結婚生活の破綻をきっかけに診療所を閉鎖し、世間から隠遁していたクランシーは、この事件には関わりたくないと考えていましたが、ジョーのパートナーであるFBI特別捜査官キャサリン・カウルズ(アビー・コーニッシュ)が最終的に死ぬという不穏で暴力的なビジョンを見てから、彼はすぐに考えを改めます。

並外れた直感力によって容疑者チャールズ・アンブローズ(コリン・ファレル)を追うことになった医師クランシーは、やがて自分の能力がこの凶悪な殺人犯の並外れた能力に敵わないことに気づきます…。

キャスト

登場人物 出演者
ジョン・クランシー博士 アンソニー・ホプキンス
ジョー・メリウェザー ジェフリー・ディーン・モーガン
キャサリン・カウルズ アビー・コーニッシュ
チャールズ・アンブローズ コリン・ファレル
スロマン捜査官 マット・ジェラルド
ソーヤー捜査官 ホセ・パブロ・カンティージョ
ローラ・メリウェザー マーリー・シェルトン
エリス ザンダー・バークレー
デヴィッド・レイモンド ケニー・ジョンソン
ライナス・ハープ ジョシュア・クローズ
エリス夫人 シャロン・ローレンス
エリザベス・クランシー ジャニーン・ターナー
ヴィクトリア・レイモンド ルイサ・モラエス
オールドフィールド氏 ジョーダン・ウッズ=ロビンソン
フィビー捜査官 ニイ・オニ
ケヴィン・メリウェザー カーター・ゴドウィン
エマ・クランシー オータム・ダイヤル
ウェイトレス タラ・アロヤーブ
犬の警官 レイ・エルナンデス
老クライアント ブルース・テイラー
大臣 フランク・ブレナン
ビート・コップ アダム・ドレッシャー
スケッチアーティスト ジェイク・ローソン
モズレー警官 キース・イーウェル
病理学者 チャールズ・ローラー
制服 クレッシュ・ノバコビッチ
隣人 ミケーレ・トーレス
ワックスマン巡査 デイビッド・ワイス
SWATリーダー クリストファー・ビーンランド
SWATシューター ラッセル・ダラム・コムジス
SWAT隊長 アダム・ボイヤー
SWATオフィサー デビッド・アレッシ
列車の乗客 スミス・アンソニー
列車の歩行者 ケネーシャ・ボルトン
葬儀の親族 ベッキー・ボイド
ピーター・ウォード リチャード・ブリストウ
救急隊員 ボビー・バークス
FBI捜査官 フレデリック・カーペンター
ドレッグ ジェフ・ダンドランド
警察官 シェルトン・フォアマン
怯える女性 マリーナ・ジャーマノワ
葬儀係 マロリー・ハラー
近所の子供 マイケル・ヘー
ロバート・エリス オースティン・ハフマスター
売春婦 アンジェラ・ケレツ
虐待された裕福な女性 デビ・キムジー
若い売春婦 キャサリン・コバラ
電車の中のビジネスマン ロブ・ケーベル
FBI捜査官 ドリュー・ラムキンス
警察官 スコット・レドベター
ブルース マット・レド
スタンフォード大学卒 スプリング・レシーク
警察官 シャヒード・マリク
カーチェイスの目撃者 アンドリュー・S・マクミラン
地下鉄のビジネスマン ジョン・メリカル
ウィットマイア巡査 リチャード・A・ムーア
病理助手 ジョーイ・フィリップス
赤ちゃんを連れた女性 ミシェル・ポコパック
FBI捜査官 ティモシー・スコット
ウェイトレス ミーガン・モナハン・スミス
SWATオフィサー ジェフ・ストリックランド
幸せな患者 エミリー・チャンドラー・ウェスターグリーン

スタッフ

担当 担当者
衣装デザイン デニス・ウィンゲート
衣装追加 ブランドン・バーナード
衣装 E. ディー・ビドルカム
衣装 アンナ・ボーン
衣装監督 バージニア・バートン
お針子/テーラー シニシア・コクラン
テキスタイル/染織家 キース・ハドソン
衣装制作助手 ダニエル・スタマーズ
衣装主任 ジョンナ・トーマス
ヘアスタイル ランス・アルドレッジ
特殊メイクアップ効果 ビル・ジョンソン
ヘアスタイル主任 ジョー・マトケ
スカルプター 義肢装具製作者 コナー・マッカラー
メイクアップ スーザン・ランサム
メイクアップ主任 キャロル・ラシード
メイクアップ ニコレッタ・スカルラトス
ヘアスタイル ドーン・ターナー
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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