Netflixが、アカデミー賞ノミネート作品『エミリア・ペレス』の宣伝用資料からトランスジェンダー女優のカーラ・ソフィア・ガスコンを削除したと報じられました。これは第97回アカデミー賞を1カ月後に控えた出来事。
X/TwitterやRedditのようなソーシャルメディアプラットフォームの複数のユーザーは、ストリーマーがこの映画のオスカーキャンペーンでガスコンの存在を軽視しているように見えると指摘しています。
ガスコン(52)は、この映画の主人公を演じ、オープンリー・トランスジェンダーの女優として初めて主演女優賞にノミネートされ、歴史に名を刻みました。しかし、”For Your Consideration”(FYC)キャンペーンの宣伝資料は、助演女優賞にノミネートされたゾーイ・サルダナ(46)が中心になっているように見えました。スペイン語映画のリタ役でキャリア初のオスカー候補となったゾーイは、同賞の最有力候補と目されています。
攻撃的なツイートで反発を受けるガスコン
関連ニュースとして、ガスコンが過去5年間に投稿した攻撃的なツイートに対し、彼女は激しい反発に直面しており、ジョージ・フロイド、イスラム教、アカデミー賞における多様性に関する発言が広範な批判を巻き起こしました。この論争は瞬く間に彼女の受賞キャンペーンに影を落とし、世間と業界から大きな批判を浴びました。
CNN en Espanolとの1時間にわたる感情的なインタビューで、ガスコンは涙ながらに過去のソーシャル・メディアへの投稿を取り上げながら、自分は「人種差別主義者」ではないと主張しました。
インタビュアーのフアン・カルロス・アルシニエガスに、トランスジェンダーであることを公表している俳優としては史上初となる、歴史的なアカデミー賞ノミネートを辞退するかどうか尋ねられました。ガスコンは断固として拒否し、「私がしたことは仕事であり、評価されているのは演技の仕事だからです」と述べました。
さらに、彼女はこう擁護しました、「私は犯罪を犯したわけでも、誰かに危害を加えたわけでもありません。 私は人種差別主義者でもなければ、このような人たちが私にそう思わせようとしているようなこともしていません。
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