ブルックリン・デッカー（Brooklyn Decker）は米国のモデル・女優。『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集で注目を集め、2010年に表紙を飾る。『ウソツキは結婚のはじまり』（2011年）で映画デビューし、『バトルシップ』（2012年）でヒロインを演じた。2009年にテニス選手アンディ・ロディックと結婚。
プロフィール
- 名前：ブルックリン・デッカー（Brooklyn Decker）
- 本名：ブルックリン・ダニエル・デッカー（Brooklyn Danielle Decker）
- 生年月日：1987年4月12日（38歳）
- 出生地：米国オハイオ州ケタリング
- 出身地：米国ノースカロライナ州シャーロット
- 身長：175cm
- 職業：モデル・女優
- ジャンル：映画・ドラマ
- 活動期間：2006年～
- 配偶者：アンディ・ロディック（2009年～）
生い立ち・教育
ブルックリン・ダニエル・デッカー（Brooklyn Danielle Decker）は、1987年4月12日、米国オハイオ州ケタリングに生まれました。父スティーヴン・デッカーはペースメーカーのセールスマン、母テッサ（旧姓ムーア）は看護師で、彼女には弟ジョーダンがいます。幼少期に家族と共にオハイオ州ミドルタウンへ移り、その後ノースカロライナ州マシューズ、そしてシャーロットで育ちました。シャーロットでの生活は、彼女の穏やかで親しみやすい性格を形成する一因となったようです。10代の頃、地元のショッピングモールでモデルエージェンシーにスカウトされたことが、彼女のキャリアの第一歩となりました。教育に関しては、具体的な学歴情報は公開されていませんが、モデル活動を始める前は地元の高校に通い、普通のティーンエイジャーとしての生活を送っていたとされています。モデル業に専念するため、大学進学は選択しなかった可能性が高いです。彼女の自然体な魅力と、モデルとしての成功は、この時期のスカウトがきっかけで開花しました。
経歴
ブルックリン・デッカーのキャリアは、10代でモデルとしてスカウトされたことから始まりました。彼女はファッション誌やカタログのモデルとして活動を開始し、特に2006年から『スポーツ・イラストレイテッド』の水着特集に3年連続で登場。2010年には同誌の表紙モデルに選ばれ、一躍注目を集めました。この成功により、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルモデルとしても活躍し、2010年の「Swim」コレクションに参加するなど、モデルとしての地位を確立しました。
女優としてのキャリアは2007年にテレビ映画でデビューし、その後、人気テレビシリーズ『CHUCK チャック』、『ロイヤル・ペインズ Royal Pains 救命医ハンク』、『アグリー・ベティ』（いずれも2009年）にゲスト出演。テレビでの経験を積んだ後、2011年のロマンティックコメディ『ウソツキは結婚のはじまり』（原題：Just Go with It）で映画デビューを果たしました。この作品ではアダム・サンドラーやジェニファー・アニストンと共演し、彼女の明るい魅力がスクリーンで輝きました。2012年には、ユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』（原題：Battleship）でヒロインのサマンサ役に抜擢され、テイラー・キッチュやリアーナらと共演。同年、妊娠をテーマにしたコメディ『恋愛だけじゃダメかしら？』（原題：What to Expect When You’re Expecting）にも出演し、キャメロン・ディアスら豪華キャストと共演しました。
2015年からはNetflixのコメディシリーズ『グレイス＆フランキー』（原題：Grace and Frankie）でマロリー・ハンソン役としてレギュラー出演。この役で、彼女は安定した演技力を見せ、女優としての評価をさらに高めました。また、2018年のインディペンデント映画『サポート・ザ・ガールズ』では、スポーツバーの従業員カラ役を演じ、社会的なテーマを扱った作品での演技も好評でした。2022年には『ドリーム・シナリオ』にも出演し、幅広いジャンルでの活躍を続けています。モデルから女優への転身を成功させ、彼女のキャリアは多岐にわたり、今後も注目される存在です。
私生活
ブルックリン・デッカーは2009年にプロテニスプレイヤーのアンディ・ロディックと結婚しました。二人は2007年に出会い、ロディックがデッカーの出演する『スポーツ・イラストレイテッド』のイベントに興味を示したことがきっかけで交際が始まりました。結婚後、夫妻はテキサス州オースティンを拠点に生活しており、ブルックリンは地元の食文化、特にブレックファストタコスを愛好していると語っています。2015年に長男ハンク、2017年に長女スティーヴィを出産し、2児の母として家庭を大切にしています。彼女はSNSを通じて、家族との日常や健康的な食生活、チーズやナッツなどのスナックを常備するライフスタイルを公開し、親しみやすいキャラクターでファンに愛されています。
また、ブルックリンは食へのこだわりが強く、特にテキサスらしい朝食やオーストラリア風ヨーグルト「ヌーサ」を好んで食べることを明かしています。彼女の気さくな性格は、夫ロディックとの公の場でのやり取りや、2019年のテキサス映画賞や2023年のメットガラなどのイベントでの自然体の振る舞いにも表れています。夫婦は慈善活動にも積極的で、特に子供や教育関連のプロジェクトを支援しています。
出演作品
ブルックリン・デッカーの主な出演作品は以下の通りです。
TV
- CHUCK チャック（2009年）：ゲスト出演
- ロイヤル・ペインズ Royal Pains 救命医ハンク（2009年）：ゲスト出演
- アグリー・ベティ（2009年）：ゲスト出演
- グレイス＆フランキー（2015年～2022年）：マロリー・ハンソン役（レギュラー）
映画
- ウソツキは結婚のはじまり（2011年）：パーマー役
- バトルシップ（2012年）：サマンサ役
- 恋愛だけじゃダメかしら？（2012年）：スカイラー役
- クレイジー・ドライブ（2014年）：キャンディス役
- ハリウッド・スキャンダル（2016年）：キャロル役
- サポート・ザ・ガールズ（2018年）：カラ役
- ドリーム・シナリオ（2022年）：出演
これらの作品を通じて、彼女はコメディからアクション、ドラマまで幅広いジャンルで活躍。『グレイス＆フランキー』では安定した演技で長期にわたり愛されるキャラクターを演じ、『サポート・ザ・ガールズ』では社会派の役柄にも挑戦しました。
総括
ブルックリン・デッカーは、モデルとしての成功を足がかりに、女優として多様な役柄に挑戦し続けています。『スポーツ・イラストレイテッド』での水着モデルとしての華やかなキャリアから、映画やテレビでの着実なステップアップまで、彼女の努力と才能が光ります。私生活では、夫アンディ・ロディックとの幸せな家庭を築き、母としての顔も持つ彼女。テキサスでの生活や食への愛を通じて、親しみやすい魅力で多くのファンを惹きつけています。今後も、彼女の新たな挑戦と活躍が期待されます。
レビュー 作品の感想や女優への思い