[PR]日用品もDVD/Blu-rayも便利な楽天市場で

3D SEX & 禅

「見どころ」にPR表現を含みます。

「3D SEX&禅」は2011年に香港で公開された3D映画。中国の古典官能小説「肉蒲団」を原作に、若者が性の極みを追求する姿を描く。日本の元トップAV女優の原紗央莉が主演し、現役AV女優の周防ゆきこも出演。本作は香港で大ヒットした。

スポンサーリンク
【U-NEXT ユーネクスト】※商品リンクあり

基本情報

  • 邦題:3D SEX&禅
  • 原題:3D肉蒲團之極樂寶鑑
  • 英題:3D Sex and Zen: Extreme Ecstasy
  • 公開年:2011年
  • 製作地:香港
  • 上映時間:110分

女優の活躍

本作では、日本の元トップAV女優である原紗央莉が主演を務め、国際的な注目を集めました。原紗央莉は、清王朝時代の中国を舞台にした本作で、未(ウェイ)という若者の妻、玉貞(ユージェン)を演じています。彼女の演技は、貞淑でありながら内面に秘めた情熱を表現する繊細さが求められ、官能的なシーンにおいても感情的な深みを加えることで、単なる扇情的な役柄を超えた存在感を示しました。原は日本のAV業界で培った経験を活かし、3D映画という新しい表現形式にも果敢に挑戦。その自然体かつ大胆な演技は、香港の観客からも高い評価を受け、公開初日の興行収入記録を更新する一因となりました。

また、現役AV女優の周防ゆきこも重要な役で出演し、絶世楼の女性として物語に華を添えています。彼女の演技は、原と対比しつつも独自の魅力を放ち、物語の多面的な魅力を引き立てました。両女優は、過激な描写の中でもキャラクターの人間性を表現し、観客に強い印象を与えました。

女優の衣装・化粧・髪型

本作の衣装は、清王朝時代の中国を再現した豪華で色彩豊かなデザインが特徴です。

原紗央莉演じる玉貞は、伝統的な中国の女性の装いであるチャイナドレス(旗袍)やその時代特有の長袍をまとい、鮮やかな赤や緑、青といった色合いが用いられました。これらの衣装は、身体のラインを強調しつつも、上品で優雅な雰囲気を保ち、官能的なシーンでの視覚的効果を高めています。衣装の素材はシルクやサテンなど光沢のあるものが多く、3D映像の立体感を際立たせる工夫が施されています。化粧は、時代背景を反映した白粉を基調とした淡いメイクアップが施され、眉は細く弧を描く形状で、唇には赤やピンクの鮮やかな色が用いられました。これにより、清純さと妖艶さを両立させ、キャラクターの複雑な心情を表現しています。髪型は、伝統的なアップスタイルや編み込みが中心で、玉簪や花飾りが施され、時代感と女性らしさを強調。

周防ゆきこ演じる絶世楼の女性たちは、より大胆で露出度の高い衣装や、華やかな装飾品を身につけ、髪型も解いた長い髪や派手な装飾で、退廃的な美しさを演出しています。これらの衣装とメイクは、3D技術を活用した映像美を最大限に引き出し、観客の視覚に強く訴えかけました。

あらすじ

物語は、清王朝時代の中国を舞台に、若き学者である未(ウェイ)が性の極みを追求する旅を描きます。未は、貞淑な妻・玉貞(原紗央莉)との結婚生活に満足できず、夜の営みに物足りなさを感じていました。ある日、彼は禁断の快楽の殿堂「絶世楼」を訪れ、そこで未体験の秘儀に魅了されます。この体験をきっかけに、未は性の道を究めるため、謎めいた極楽老人に弟子入りします。絶世楼での出会いを通じて、未はさまざまな女性たちと関係を持ちながら、快楽の深奥を探求。しかし、その過程で絶世楼に隠された暗い秘密を知ることになります。快楽の追求は、やがて彼を破滅へと導き、愛と欲望の間で葛藤する姿が描かれます。物語は、官能的でありながらも人間の欲望とその代償を深く掘り下げ、3D映像による臨場感あふれる演出で観客を引き込みます。

解説

「3D SEX&禅」は、中国の古典小説「肉蒲団」を現代的に再解釈した作品で、官能映画の枠を超えたテーマ性と映像美が特徴です。原作は、17世紀の中国で書かれた李漁の小説で、道徳と快楽の対立を風刺的に描いた作品として知られています。

本作は、この古典を3D技術で大胆に映像化し、視覚的なインパクトを重視したエンターテインメント作品として仕上げました。監督のクリストファー・スン(孫立基)は、香港映画界で長年活躍するベテランで、過激な題材を扱いつつも、物語の核心に人間の欲望や倫理の葛藤を据えることで、単なる扇情映画に留まらない深みを与えています。3D技術は、官能シーンの立体感を強調するだけでなく、絶世楼の豪華な内装や清王朝の街並みを鮮やかに再現し、観客に没入感を提供。香港での公開初日興行収入記録を更新するなど、商業的にも成功を収めました。

しかし、一部の批評家からは、過度な性的描写が物語のテーマ性を薄めるという意見も出ています。それでも、原紗央莉や周防ゆきこらの演技力と、時代背景を活かした美術・衣装の完成度が高く評価され、アジア圏を中心に話題となりました。

本作は、快楽と道徳、愛と欲望という普遍的なテーマを、現代の技術と古典の融合で描き出した挑戦的な作品と言えるでしょう。

キャスト

  • 原紗央莉 – 玉貞(ユージェン):未の妻。貞淑ながら夫の欲望に翻弄される女性。
  • 周防ゆきこ – 絶世楼の女性:妖艶な魅力で未を誘惑する役どころ。
  • ラナ・チョイ – 絶世楼の女性:物語に深みを与える助演。
  • フォン・ティエン – 未(ウェイ):性の探求に没頭する若き学者。
  • トニー・ホー – 極楽老人:未を性の道に導く謎めいた師匠。

スタッフ

  • 監督:クリストファー・スン(孫立基)
  • 脚本:リー・キョン、マーク・ウー
  • 原作:李漁「肉蒲団
  • 製作:スティーヴン・シュウ
  • 撮影:ジミー・ウォン
  • 美術:トニー・ユー
  • 音楽:レイモンド・ウォン
  • 編集:アズラエル・チャン

レビュー 作品の感想や女優への思い

タイトルとURLをコピーしました