『蜘蛛の巣を払う女』は、2018年に公開されたアクション・サスペンス映画。ミレニアムシリーズの続編として位置づけられ、天才ハッカーのリスベット・サランデルが国際的な陰謀に巻き込まれる物語を描きます。原作はデヴィッド・ラーゲルクランツの小説で、前作とは異なるキャストと監督によりソフトリブートされています。スリリングなアクションと家族の過去が絡み合う展開が特徴です。
基本情報
- 邦題:蜘蛛の巣を払う女
- 原題:The Girl in the Spider’s Web
- 公開年:2018年
- 製作国・地域:アメリカ
- 上映時間:115分
- ジャンル:サスペンス
- 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
クレア・フォイの活躍
本作でリスベット・サランデルを演じたクレア・フォイは、力強い存在感を発揮しています。『ザ・クラウン』で知られる彼女は、繊細さとタフさを兼ね備えた演技でキャラクターを体現しました。感情を抑えた表情や、激しいアクションシーンでの身体表現が印象的です。過去のトラウマを抱えながらも正義を貫くリスベットの内面的な葛藤を、丁寧に表現しています。批評家からもその演技が高く評価され、新たなリスベット像を確立しました。
女優の衣装・化粧・髪型
クレア・フォイの衣装は、パンクで実用的なスタイルが中心です。革のジャケットやフード付きの服装、モーターサイクルに似合うタフなルックが目立ちます。化粧はミニマムで、漂白された眉やダークなトーンがクールな印象を与えます。髪型は短めのボウルカットで、後頭部を刈り上げ、背中のドラゴンタトゥーを強調するデザインです。状況に応じてモヒカン風にスタイリングされる場面もあり、キャラクターの過激さを視覚的に表しています。
あらすじ
幼い頃、虐待的な父親のもとで姉妹として育ったリスベットとカミラ。リスベットは逃げ出しますが、カミラは残されます。数年後、リスベットは女性を守るための復讐をしながら天才ハッカーとして活動しています。元NSA職員のフランス・バルデルから、世界の核コードを制御するプログラム「Firefall」を奪還する依頼を受けます。
しかし、プログラムを奪った謎の組織「蜘蛛の巣(Spiders)」に追われ、幼少期の過去と向き合うことになります。ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストやNSAエージェントらと協力し、双子の妹カミラ率いる組織と対決します。アクション満載の展開の中で、家族の因縁が明らかになっていきます。
詳細なあらすじの続き
リスベットはプログラムをNSAから盗み出しますが、すぐに襲撃を受けます。バルデルとその息子アウグストを守る中で、組織の背後に妹カミラがいることを知ります。激しい追跡劇の末、幼少期の家で最終対決を迎えます。リスベットは過去を清算し、プログラムを破壊して新たな道を歩み始めます。
解説
本作はアクション要素を強調したエンターテイメント作品です。前作の心理描写中心のスタイルから変化し、スピーディーな展開を楽しめます。リスベットのフェミニズム的な側面や、女性のエンパワーメントが描かれていますが、批評では物語の複雑さがやや薄れたとの指摘もあります。それでも、クレア・フォイの演技とスタイリッシュな映像が魅力です。シリーズファンにも新規視聴者にもおすすめのサスペンス映画です。
キャスト
- リスベット・サランデル:クレア・フォイ
- ミカエル・ブルムクヴィスト:スヴェリル・グドナソン
- エドウィン・ニーダム:ラキース・スタンフィールド
- カミラ・サランデル:シルヴィア・フークス
- フランス・バルデル:スティーヴン・マーチャント
- その他:ヴィッキー・クリープス、クレス・バング、キャメロン・ブリットンなど
スタッフ
- 監督:フェデ・アルバレス
- 脚本:ジェイ・バス、フェデ・アルバレス、スティーヴン・ナイト
- 原作:デヴィッド・ラーゲルクランツ
- 撮影:ペドロ・ルケ
- 音楽:ロケ・バニョス
- 編集:タティアナ・S・リーゲル
- 製作総指揮:デヴィッド・フィンチャー ほか
この映画は、現代のサイバー脅威や家族の絆をテーマに、緊迫したストーリーを展開します。リスベットの強さと脆さを描いた作品として、多くの方に楽しんでいただけることでしょう。



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