コンバーシオ・ヴィリアム(Conversio Virium /CV)は大学生が運営するBDSM教育グループの一つであり、米国コロンビア大学の中心的な学生団体。米国の大学で最も歴史があります。
コンバーシオ・ヴィリアムは非営利団体で、性的自己表現の自由を強く提唱し、とくに若者が代替的な性行為、合意の上での性的支配と服従(D/S)への興味を探求するために安全で歓迎された環境を作ることをめざしています。そして、オイレンシュピーゲル・ソサエティのような類似団体とともに、ニューヨーク市のセクシュアリティ・コミュニティのイベントの多くに参加しています。
歴史
1994年、コンバーシオ・ヴィリアムが発足して間もない頃、コロンビア大学のキリスト教グループが規約違反で告発し、その結果、大学は敷地内から追放しました。この告発は最終的に事実でないことが証明され、コンバーシオ・ヴィリアムコロンビア大学の公式学生団体として復活。その過程で、CVはBDSMコミュニティや他の地域から多くの味方を得ました。そのなかには、当時ナショナル・ライターズ・ユニオンの理事であったロバート・B・シャテルが、支援を申し出る手紙を書いたことも含まれます。
2007年、コンバーシオ・ヴィリアムは、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙に掲載された同大学のセックス・クラブ「ワイルド・セックス101」に関する記事について、フォックス・ニュースがアン・コールターを招いてコメントさせ、同クラブと大学を批判したことで、全国的なテレビの見出しを飾りました。
コンバーシオ・ヴィリアムの記録はイリノイ州シカゴのレザー・アーカイブ・ミュージアム(Leather Archives & Museum)に保管されています。
関連リンク
- 公式サイト:Conversio Virium(コロンビア大学のBDSMと変態教育グループ/年齢認証必要)
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