ドロンジョ(本名・笹川博子)は、『ヤッターマン』シリーズに登場するドロンボー一味の悪役リーダー。虚栄心、知性、リーダーシップで知られる魅力的なブロンド女性で、時折ドクロの形をした煙管を吸い、入浴を楽しみます。仏国の女優ミレーヌ・ドモンジョがモデル。
ドロンジョ
特徴
- 年齢:24歳
- 性別:女性
- 出身地:ニューヤック
身分
- 所属:ドロンボー一味
メディア紹介
- シリーズ:ヤッターマン、タイムボカン ロイヤル・リバイバル、ヤッターマン(2008年)、夜ノヤッターマン、ドロンジョ(2022年)
- デビュー:ヤッターマン(第001話)
- 声優:大原のり子
- 女優:深田恭子(実写版)
性格
ドロンジョは、1977年のアニメ番組『ヤッターマン』と2008年のリメイク版(2015年の続編には彼女の子孫が登場)に登場するメイン悪女。虚栄心、知性、リーダーシップで知られる魅力的なブロンド女性で、時折ドクロの形をした煙管を吸い、入浴を楽しみます。
ドロンジョはドロンボーとして知られる犯罪組織を率いています。この一味は、オリジナル版ではドクロやドクロ石の破片を、2008年のリメイク版ではドクロの指輪を回収するために、謎めいたドクロベーにスカウトされました。
彼女の一味には、ドロンボー仲間のボヤッキーとトンズラがいます。ボヤッキーはネズミ顔の子分、トンズラーは筋肉ムキムキの子分。
ドロンボー一味の立場
『ヤッターマン』の両バージョンの個々のエピソードは、似たような筋書きです。ドロンボー一味は、謎の男ドクロベーから石のかけらや指輪のありかを聞かされます。通常、ドクロベーは爆発する仕掛けでメッセージを伝え、ドロンジョの服を引き裂き、彼女を辱めます。
一味はその後、ロボット(メカ)を作るため、手っ取り早く金を稼ぐ詐欺企業を立ち上げます。しかし、ヤッターマン1号と2号とメカに足止めされます。通常、戦闘の初期段階ではドロンボー一味のロボットが優位に立つのですが、ヤッターマンはメカにエネルギー薬を食べさせ、これによりメカは小型ロボットを生み出し、ドロンボーロボットを解体・破壊します。ドロンジョと共犯者たちはロボットに攻撃され、辱めを受けます。
彼女たちは逃げ出すのですが、ドクロベーによって罰と辱めを受けるのでした。
経歴
ヤッターマン
ドロンボー一味の手により、ドクロストーンの欠片をすべて探し出すため、ドロンボー仲間のボヤッキー、トンズラーとともに世界各地に派遣されますが、ヤッターマンと様々なバトルを繰り広げ、そのたびに敗北し、失敗の罰を受けます。シリーズ終盤に一味は解散し、ドロンジョは普通の生活に戻ります。
タイムボカン王道復古
ドロンジョとトンズラーは、キッチンボットを使って他のタイムボカンシリーズの悪役トリオとのレースに参戦。タイムスケルトンに吹っ飛ばされそうになったところにボヤッキーが現れ、アクダマ・トリオがゴールする寸前でかろうじて勝利します。ドクロベーは彼らを祝福するのですが、溶岩の上にぶら下がらせた直後に罰を与えます。
その後、ガッチャマン、キャシャーン、テッカマン、ハリケーンポリマーを相手にバトルを繰り広げますが、ヤッターマン、高田巖、カミナリ愛が平穏な夫婦生活から復帰すると、結局負けてしまいます。
ヤッターマン(2008年)
ボヤッキー、トンズラーと再びドロンボー一味を再結成し、ドクロストーンの欠片を手に入れるべく世界中に出動するも、ヤッターマンに敗れ続け、最後は再び仲間割れしてしまいます。
夜ノヤッターマン
ドロンジョは『夜ノヤッターマン』の時点ではすでにこの世を去っていましたが、結婚・出産したことが知られています。ドロンボー一味の子孫は新しく建国されたヤッター王国から追放され、ドロンジョの子孫の一人ドロシーは小屋の裏にドロンボー一味を祀る祠を建てていました。ドロシーの娘レオパルドはドロンジョと名乗り、ヤッター王国の圧政に反旗を翻します。
レビュー 作品の感想や女優への思い