フェティッシュ・モデル

フェティッシュ・モデルとは、フェティッシュな服やアクセサリーで身体をフェティッシュな方法で増大させたり、フェティッシュな状況でモデルをするモデルのこと。

フェティッシュ・モデルは、必ずしもそのモデル形態のみで活動するわけではありません。フェティッシュ・モデルは、しばしばフェティッシュ・ファッション、つまり観察者の側に強い感情的反応や性的欲求を引き出すようにデザインされた過激で挑発的なスタイルの服を着用します。そのような服装は、エキゾチックなスタイルの水着から、ボディ・アーマーやSFファンタジー・スーツまで幅広く存在します。

ボンデージ・モデルは、さまざまな形のボンデージ姿で登場します。ほかのフェティッシュ・モデルは、肉体改造、フェティッシュ写真やエキゾチック・グラマー写真への出演、制服フェチを満たす性的ファンタジー衣装（フレンチ・メイド、ナースなど）の着用を伴うこともあります。写真撮影のためのモデルだけでなく、フェティッシュ・モデルはBDSMフェアやパーティーなどのイベントに公の場で登場することもあります。

グラマー・モデルの中にも、フェティッシュ・モデルとして活動する者がいます。

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種類
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種類

フェティッシュ・モデルは、緊縛や縛り、ラテックスやPVC、コルセット、タトゥー、ボディピアス、靴フェティシズム、食フェティシズム、女体盛りを含む幅広いフェティッシュをカバーします。また、乳房フェティシズム、へそフェティシズム、足フェティシズムなど、身体の一部を含む性的フェティシズムもあります。

フェティッシュ・モデルは通常、ゴシック・ファッション・モデルやオルタナティブ・モデルとは異なるカテゴリーに属すると考えられています。フェティッシュ・モデルはアダルト向けだという一般的な認識があり、セックス産業の一部であると考えられています。

しかし、最近では、フェティッシュ・ファッション市場の多くの側面が主流ファッションに取り入れられて受け入れられきたため、ファッション・クリエイターたちは、コットンやウールの代わりにラテックスやシアーな生地といったエキゾチックな素材を作品に使用することが増えました。フェティッシュ・モデルのなかには、セックスやセクシュアリティなどの行為に関わるのではなく、作品の美的側面にのみ関与する者もいます。

大衆文化

ボンデージとフェティッシュの両分野には、メインストリームで注目されるようになった著名なパフォーマーやプロデューサーが何人もいます。最もよく知られているのは、1950年代のボンデージ・モデルでピンナップ・ガールのベティ・ペイジ。彼女は写真家アーヴィング・クローのために通販写真のポーズをとり、その後『プレイボーイ』に掲載されました。彼女は最初の有名な緊縛モデルだったのです。

1960年代、イギリスの人気TV番組『アベンジャーズ』には、主演の女性出演者が着用するフェティッシュなコスチュームがいくつかありました。これはオナー・ブラックマンにはじまり、ダイアナ・リグのレザーのカチューシャやレオタード、タラ・キングの太ももまであるブーツやレザーのイブニンググローブなどを含みます。

ネオ・バーレスク・パフォーマーのディタ・フォン・ティースは、フェティッシュ・モデルとストリッパーとしてキャリアを開始しました。ほかにも著名なフェティッシュ・モデルに、ロシア系アメリカ人のパフォーマー、モッシュ（Mosh）やカナダ人の写真モデル、ビアンカ・ボーシャン（Bianca Beauchamp）などがいます。