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ギバーテイカー

「見どころ」にPR表現を含みます。
娘を惨殺された元教師の刑事が猟奇殺人犯と死闘を繰り広げる本格クライム・サスペンス。

中谷美紀主演のWOWOWドラマ『ギバーテイカー』は、すえのぶけいこの漫画を原作にしたクライムサスペンス。娘を殺された元教師の刑事・倉澤樹が、猟奇殺人犯・貴志ルオトと対峙。2023年1月22日放送開始、全5話。

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基本情報

  • 原題:ギバーテイカー
  • 公開日:2023年01月22日
  • 製作国:日本
  • 再生時間:50分
  • ジャンル:サスペンス、クライム
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見どころ

少年犯罪を題材にした、すえのぶけいこの衝撃作をドラマ化。中谷美紀が娘を殺した殺人犯と対峙する刑事役を熱演。独特な雰囲気を身にまとう猟奇殺人犯を菊池風磨が演じる。

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女優の活躍

『ギバーテイカー』は、中谷美紀を主演に据え、彼女の不安定な演技力が作品の核となっています。加齢とともに静止画だけが綺麗になっていき、演技はいつまでたっても大袈裟で空回り感が否めません…。

中谷が演じる倉澤樹は、元小学校教諭で現在は神奈川県警都筑中央署の刑事という役どころです。12年前に教え子であった貴志ルオト(菊池風磨)に娘を惨殺された過去を持ち、復讐心と正義感の間で葛藤する姿を中谷さんは見事に表現。感情の起伏が激しいシーンでは、母親としての深い悲しみと刑事としての冷静さを絶妙に融合させ、視聴者に強い印象を与えました。特に、ルオトとの心理戦では、表情や声の抑揚で内面の苦悩を繊細に演じ、クライマックスでの緊迫感ある対決シーンは圧巻でした。視聴者レビューでも「中谷美紀の刑事役がハマっている」との声が多く(他方で浮いているとの声も)、彼女の存在感がドラマの重厚さを支えました。

また、深川麻衣が演じる椿理子は、倉澤の警察学校の同期で親友という重要な役。深川は、理子の優しさと芯の強さを自然体で表現し、倉澤を支える人間味あるキャラクターを体現。

馬場ふみかが演じる津山聡美は、ルオトが働くベーカリーの従業員役で、物語の鍵を握る存在として緊張感を演出しました。

斉藤由貴が演じるルオトの母親・貴志茉莉絵は、複雑な心理を持つキャラクターで、斉藤さんの落ち着いた演技が物語に深みを与えました。

これらの女優陣は、それぞれの役で感情豊かな演技を披露し、物語のサスペンス性を高めています。

女優の衣装・化粧・髪型

中谷美紀が演じる倉澤樹の衣装は、刑事としての実用性を重視したシンプルで機能的なデザインが特徴。ダークトーンのスーツやトレンチコートが多く、動きやすさとプロフェッショナルな印象を両立。メイクアップはナチュラルで、刑事としての真剣さを強調する薄化粧が中心。目元のシャドウや控えめなリップで、疲れや葛藤を抱える大人の女性像を表現しています。ヘアスタイルは、ショートカットの黒髪をタイトにまとめ、活動的な刑事のイメージを強化。緊迫したシーンでは、髪が乱れることで彼女の感情の揺れを視覚的に表現しています。

深川麻衣の演じる椿理子は、カジュアルかつ優しい雰囲気の衣装が特徴。柔らかい色合いのブラウスやカーディガンを着用し、親しみやすい親友役を強調。メイクは自然体で、ピンク系のリップや軽いチークで温かみのある印象に。ヘアスタイルはミディアムレングスのゆるやかなウェーブで、女性らしさと親しみやすさを演出しています。

馬場ふみかの演じる津山聡美は、ベーカリー従業員としてのカジュアルなユニフォームが中心。エプロンやシンプルなシャツが登場し、日常的な雰囲気を醸し出します。メイクは控えめで、ナチュラルな肌感を重視。ヘアスタイルはポニーテールやハーフアップで、若々しさと親しみやすさを表現。そして黒縁のメガネが特徴的です。

斉藤由貴の演じる貴志茉莉絵は、上品で落ち着いた衣装が特徴。花柄のワンピースやジャケットが中心で、母親としての威厳と複雑な内面を表現。メイクは年齢相応の落ち着いたトーンで、ヘアスタイルはエレガントなアップスタイルやショートカットで、過去の重みを漂わせています。衣装

協力としてKAZENが関与しており、全体的にリアルで役柄に合ったスタイリングが施されています。

あらすじ

『ギバーテイカー』は、元小学校教諭の刑事・倉澤樹(中谷美紀)が、12年前に教え子だった貴志ルオト(菊池風磨)に娘・穂乃花を惨殺された過去を持つクライム・サスペンス。事件当時12歳だったルオトの異常な行動は日本中に衝撃を与え、倉澤は被害者遺族としての絶望を経験。その後、「自分と同じ苦しむ人を救いたい」と刑事に転身しました。物語は、ルオトが医療少年院を退院し、倉澤のもとに「あなたの大事なものを、もう一度奪います」という不気味なメッセージが届くところから始まります。ルオトは「小林一真」と名乗り、ベーカリー「幸せの穂」で働きながら新たな犯罪を企てます。倉澤は同僚の今井要(池内博之)や親友の椿理子(深川麻衣)と協力し、ルオトを追跡。壮絶な心理戦と追跡劇が展開し、ルオトの異常な価値観「幸せは奪うもの」と倉澤の正義感がぶつかり合います。全5話で描かれる緊迫感あるストーリーは、視聴者を引き込む展開が続きます。

解説

『ギバーテイカー』は、すえのぶけいこの漫画『ライフ2 ギバーテイカー』を原作とし、原作の「妹を殺された刑事」から「娘を殺された刑事」に設定変更されたことで、主人公の動機に深い母性と個人的な復讐心が加わりました。この変更により、倉澤の感情がより強く視聴者に伝わり、物語の緊張感が増しています。ドラマは、犯罪者の心理と被害者遺族の葛藤を丁寧に描き、単なるサスペンスを超えた人間ドラマとして展開。ルオトの「幸せを奪う」哲学は、現代社会におけるモラルや正義の曖昧さを問いかけ、視聴者に深い考察を促します。監督の鈴木浩介と脚本の小峯裕之は、原作のエネルギッシュなタッチを映像化し、林ゆうきと奥野大樹の音楽が重厚な雰囲気を演出。視聴者からは「全5話でコンパクトながら濃密なストーリー」と評価され、平均スコア3.3点(Filmarks)とまずまずの反響を得ました。一方で、「中谷美紀の刑事役に違和感」との意見もあり、役柄への没入感には賛否両論がありました。

キャスト

  • 倉澤樹:中谷美紀(主人公、元教師の刑事)
  • 貴志ルオト:菊池風磨(猟奇殺人犯)
  • 今井要:池内博之(倉澤の同僚刑事)
  • 椿理子:深川麻衣(倉澤の親友)
  • 津山聡美:馬場ふみか(ベーカリー従業員)
  • 貴志茉莉絵:斉藤由貴(ルオトの母親)
  • 小野塚優一:吉沢悠(倉澤の元夫、オリジナルキャラクター)
  • 宇賀神敏一:袴田吉彦(神奈川県警管理官)
  • 仁科昌裕:遠山俊也(都筑中央署刑事課長)
  • 篝伸哉:平山祐介(元刑事)
  • 有坂弥生:桜田ひより(被害者遺族)
  • 津山善行:吉田ウーロン太(ベーカリー店主)
  • 湊靖久:池田鉄洋(巡査部長)

スタッフ

  • 原作:すえのぶけいこ『ライフ2 ギバーテイカー』(講談社アフタヌーンKC)
  • 監督:鈴木浩介
  • 脚本:小峯裕之
  • 音楽:林ゆうき、奥野大樹
  • チーフプロデューサー:青木泰憲
  • プロデューサー:小林祐介、黒沢淳、雫石瑞穂
  • 制作協力:テレパック
  • 製作著作:WOWOW

まとめ

『ギバーテイカー』は、中谷美紀を中心とした実力派キャストによるクライムサスペンスで、心理戦と人間ドラマが見事に融合した作品です。衣装やメイクは各キャラクターの個性を引き立て、物語の重厚さを支えました。原作の設定変更により、主人公の感情が強調され、視聴者に深い印象を与える仕上がりとなっています。WOWOWオンデマンドで全話視聴可能で、コンパクトな5話構成は一気見にも最適。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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