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ハッピー・デス・デイ 2U

「見どころ」にPR表現を含みます。
時を駆けるビッチが誕生日に殺されまくるタイムループ・ホラーの続編。

『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019年)は、クリストファー・ランドン監督のホラーコメディ続編。ツリーが新たなタイムループに挑み、SF要素が加わる。ジェシカ・ローテ主演、製作費900万ドルで全世界1億ドルのヒット。

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基本情報

  • 邦題:ハッピー・デス・デイ 2U
  • 原題:Happy Death Day 2U
  • 公開年:2019年
  • 製作国:米国
  • 上映時間:100分
  • ジャンル:ホラー
  • 配給:東宝東和
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見どころ

キャラクター、物語、設定は前作と全く同じでありながら、感動のドラマと悪意のあるギャグは大幅にパワーアップ。前作の伏線の回収と、残されていた謎も明らかになる。

女優の活躍

『ハッピー・デス・デイ 2U』では、前作に引き続きジェシカ・ローテが主人公テレサ・“ツリー”・ゲルブマンを演じ、さらなる演技の幅を見せました。前作(ハッピー・デス・デイ)で自己中心的な女子大生から成長したツリーを演じたローテは、本作ではより感情的な深みとユーモアを加え、複雑なキャラクターを鮮やかに表現。ツリーは新たなループで家族や恋愛、自己犠牲といったテーマに直面し、ローテはコミカルな場面から涙を誘う感動的なシーンまで幅広く演じ分けました。特に、異なる現実でのツリーの生活を演じる場面では、微妙な感情の変化を繊細に表現し、観客を引き込みます。彼女のエネルギッシュでチャーム溢れる演技は、続編の成功の鍵となり、批評家からも「シリーズの心」と称賛されました。

脇役の女優陣も活躍が光ります。ルビー・モディーン(Ruby Modine)は再びロリ・スペングラーを演じ、前作とは異なる状況での友情や葛藤を丁寧に描きます。レイチェル・マシューズ(Rachel Lynn Matthews)はダニエル・ブーシェ役で再登場し、コミカルかつ憎めないキャラクターをさらに掘り下げ、監督の姪としての縁を感じさせない堂々とした演技を見せました。新キャストとして登場するスラージ・シャルマ(Suraj Sharma)演じるサマールとの軽妙な掛け合いも、女性キャストの存在感を際立たせています。

女優の衣装・化粧・髪型

ツリーの衣装は、前作同様、彼女のキャラクターや物語の進行を反映しています。物語冒頭では、大学生活に馴染んだカジュアルなスタイルが中心で、Tシャツやデニム、スニーカーといった動きやすい服装が目立ちます。色合いも明るめで、前作の派手なモノトーンから一転、彼女の成長した柔らかな一面を表現。化粧はナチュラルメイクが基本で、薄いファンデーションとピンク系のリップ、軽いアイメイクで自然体な魅力を強調。髪型はルーズなウェーブのブロンドヘアを下ろしたスタイルや、アクションシーンではポニーテールで実用性を優先し、活発なツリーのイメージを強化しています。

物語が進むと、異なる現実でのツリーの衣装に変化が現れます。あるループでは、より大人っぽいワンピースやジャケットを着用し、落ち着いた雰囲気を演出。化粧もリップの色を深めに変えたり、アイシャドウで目元を強調したりと、状況に応じた微妙な変化が見られます。ロリ(ルビー・モディーン)はシンプルなトップスとジーンズ、控えめなメイクで親しみやすい看護学生の雰囲気を維持。ダニエル(レイチェル・マシューズ)は派手なトップスやアクセサリー、濃いメイクで自己主張の強いスタイルを貫き、彼女のコミカルなキャラクター性を強調しています。これらの衣装やメイクは、各キャラの個性や物語の多層性を視覚的に支えています。

あらすじ

『ハッピー・デス・デイ 2U』は、前作の直後から始まる。ツリー(ジェシカ・ローテ)は前作『ハッピー・デス・デイ』でタイムループを脱出し、恋人カーター(イズラエル・ブルサード)と穏やかな日々を送ろうとしていた。しかし、カーターのルームメイトであるライアン(ファイ・ブ)が科学実験中に新たなタイムループに巻き込まれ、ツリーも再びループに閉じ込められる。今回は、異なる現実(パラレルワールド)でのループが展開し、ツリーは知られざる家族の絆や過去の選択に直面。ループの原因である量子装置を停止させ、元の世界に戻るため、ツリーはライアンや仲間たちと協力し、殺人鬼の脅威とも戦う。彼女は自分にとって最も大切なものを選び、ループを終わらせる決断を迫られる。

解説

『ハッピー・デス・デイ 2U』は、前作のホラーコメディにSF要素を大胆に加えた意欲作。タイムループの原因を量子力学やパラレルワールドといった科学的な視点で掘り下げ、物語に新たな奥行きを与えています。前作が『恋はデジャ・ブ』に着想を得たホラーだったのに対し、本作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』のようなSFアクションの要素を取り入れ、ジャンルの融合をさらに進化させました。ツリーが異なる現実で異なる人生を体験する展開は、選択と犠牲のテーマを強調し、単なるホラー映画を超えた人間ドラマとしての魅力を生み出しています。

本作のユーモアも大きな魅力です。ツリーがループに慣れた軽快な反応や、ライアンやサマールとのコミカルなチームワークは、ホラーの緊張感を和らげ、観客に笑いを提供。特に、ツリーが自ら死を選ぶシーンや、ダニエルの誇張された振る舞いは、前作『ハッピー・デス・デイ』のユーモアを継承しつつ、新たな笑いの要素を加えています。一方で、家族との関係や恋愛の葛藤を描く場面は感動的で、ツリーの内面的成長が物語の核となっています。

製作は再びBlumhouse Productionsが担当。900万ドルの低予算ながら、全世界で約1億ドルの興行収入を記録し、商業的成功を収めました。監督のクリストファー・ランドンは、前作のテンポの良さとユーモアを維持しつつ、SF要素を巧みに取り入れた演出でシリーズの進化を示しました。ただし、前作ほどの新鮮さや単純なホラー要素が薄れたため、一部のファンからは評価が分かれました。

キャスト

  • テレサ・“ツリー”・ゲルブマン:ジェシカ・ローテ(ループに再び挑む成長した女子大生)
  • カーター・デイヴィス:イズラエル・ブルサード(ツリーの恋人で彼女を支える)
  • ロリ・スペングラー:ルビー・モディーン(ツリーのルームメイト、異なる現実での役割)
  • ダニエル・ブーシ:レイチェル・マシューズ(カッパ会のリーダー、コミカルな存在)
  • ライアン・ファン:ファイ・ブ(量子装置の開発者、ループの鍵)
  • サマール・ゴーシュ:スラージ・シャルマ(ライアンの研究仲間、ユーモラスな学生)
  • ドレイド・ゲルブマン:ローラ・クリフトン(ツリーの母親、物語の感情的な軸)

スタッフ

  • 監督・脚本:クリストファー・ランドン(前作監督、『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』)
  • 製作:ジェイソン・ブラム(Blumhouse Productions、『ゲット・アウト』)
  • 撮影:トビー・オリヴァー
  • 編集:ベン・ボードリー
  • 音楽:ベア・マックリー(前作に続き、SFらしい壮大なスコア)
  • 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ

結論

『ハッピー・デス・デイ 2U』は、前作『ハッピー・デス・デイ』のホラーコメディをSFやドラマの要素で拡張し、ツリーの新たな挑戦と成長を描いたエンターテインメント作品です。ジェシカ・ローテの多彩な演技、個性的な衣装やユーモラスな演出が光り、シリーズの魅力をさらに広げました。低予算ながら高い完成度を誇り、タイムループ映画の新たな可能性を示した本作は、ファン必見の続編です。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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