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KARA

KARA(카라)は、2007年にDSPメディアからデビューした韓国の女性アイドルグループ。初期は4人でスタートし、メンバーチェンジを経て5人体制に。「Mister」「STEP」などのヒット曲と「尻ダンス」で知られ、日韓で人気を博した。2022年に15周年で再結成し、活動を再開。

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プロフィール

  • グループ名:KARA
  • 出身地:韓国
  • ジャンル:K-POP
  • 活動期間:2007年~2016年、2022年~
  • レーベル:LOENエンターテインメント、ユニバーサルミュージック、ワーナー・ミュージック
  • 事務所:DSPメディア(2007年 – 2016年)、RBW(2022年 – )
  • 公式サイト:韓国公式サイト日本公式ファンクラブ
  • メンバー:ギュリ、スンヨン、ニコルジヨン、ヨンジ
  • 旧メンバー:ソンヒ、ハラ
  • SNSサイト:YouTube
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結成

KARAは、2007年3月29日にDSPメディアからデビューした韓国のガールズグループです。グループ名の「KARA」は、ギリシャ語で「喜び」を意味する「CHARA」と、韓国語の「甘いメロディ」を組み合わせたもので、音楽を通じて喜びを届けるというコンセプトを掲げました。デビュー時のメンバーはパク・ギュリ、ハン・スンヨン、チョン・ニコル、キム・ソンヒの4人で、事務所の先輩グループFin.K.Lの後継として期待されました。2007年に1stアルバム「The First Bloooooming」をリリースし、タイトル曲「Break It」でデビュー。成熟したR&Bサウンドと強い女性像を打ち出しましたが、商業的には成功せず、厳しいスタートとなりました。2008年、ソンヒが学業と親の意向により脱退。新メンバーとしてグ・ハラとカン・ジヨンが加入し、5人体制で新たなスタートを切りました。このメンバーチェンジに伴い、イメージを「可愛く自然な魅力」に刷新し、後の成功の基盤を築きました。

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展開

KARAの人気は、2008年のミニアルバム「Rock U」から徐々に上昇しました。明るくポップなコンセプトが受け、同年の「Pretty Girl」は「楽しいパーティー」をテーマに人気を獲得。2009年の「Honey」は音楽番組で初の1位を獲得し、ブレイクスルーを果たしました。さらに同年、2ndフルアルバム「Revolution」の収録曲「Mister」が大ヒット。特に「尻ダンス」と呼ばれる特徴的な振り付けは韓国で社会現象となり、KARAの名を広く知らしめました。この曲の人気は広告依頼の急増にもつながり、グループの認知度が飛躍的に向上しました。

2010年、KARAは日本市場に進出。8月11日に日本デビューシングル「Mister(日本語版)」をリリースし、オリコンデイリーチャート5位、週間チャートでも5位を記録。ダウンロード数は2012年3月時点で200万を超え、韓国アーティストとして日本で記録的な成功を収めました。続く「Jumping」(2010年11月)もオリコンで2位を記録し、日本での人気を確固たるものに。2010年末にはオリコンで「ベスト新人アーティスト」に選ばれ、収益は約13億円に達しました。2011年には「Jet Coaster Love」でオリコン週間1位を獲得し、韓国ガールズグループとして初めての快挙を達成。NHK紅白歌合戦への出演も果たし、日本での地位を確立しました。

韓国でも「Lupin」(2010年)や「STEP」(2011年)などのヒット曲を連発。「Lupin」ではダークで洗練されたコンセプトを披露し、「STEP」は前向きなメッセージでファンの心をつかみました。2012年の「Pandora」はギリシャ神話をモチーフにしたセクシーなコンセプトで、韓国の音楽チャートで2位を記録。同時期、日本での単独コンサートツアー「KARASIA」も成功し、チケットは即完売。KARAは日韓双方でトップガールズグループとしての地位を築きました。

しかし、2011年にメンバー間の事務所との契約問題が浮上し、一時解散の危機に直面。最終的にハラが契約継続を決め、グループは存続しました。2014年にはニコルジヨンが契約満了で脱退。DSPメディアは新メンバーを選ぶリアリティ番組「KARA Project」を開催し、ホ・ヨンジが新メンバーとして加入。ヨンジ加入後の「Mamma Mia」(2014年)や「Cupid」(2015年)も人気を博しましたが、2016年1月、ギュリ、スンヨン、ハラの契約満了により、KARAは事実上の活動休止に。

2019年、ハラが過労や業界の過酷な環境により自ら命を絶ち、ファンをはじめ多くの人々に衝撃を与えました。彼女の死はK-POP業界の労働環境や精神的なプレッシャーについての議論を呼び起こしました。

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近況

2022年、KARAはデビュー15周年を記念し、RBWに移籍して再結成。ギュリ、スンヨン、ニコルジヨン、ヨンジの5人でアルバム「Move Again」を11月29日にリリースし、7年ぶりのカムバックを果たしました。リード曲「When I Move」はYouTubeで350万回以上再生され、2022年MAMAアワードでのパフォーマンスも話題に。アルバムはCircle Album Chartで16位、初週で20,128枚を売り上げ、ファンの懐かしさと新たな支持を集めました。

2024年、KARAはさらなる活動を展開。7月16日にデジタルシングル「Hello」を先行公開し、故ハラの2013年の録音音声を加えた6人体制の楽曲として完成させ、ファンを感動させました。7月24日には日本向けシングル「I Do I Do」をリリース。9年ぶりのコンサートツアー「KARASIA」も開催され、ファンとの再会を果たしました。2025年も「KARASIA」の開催が予定されており、メンバー全員が30代となった現在も仲の良さと変わらぬ魅力を発揮しています。

メンバー個々の活動も活発です。ギュリは女優として映画やドラマに出演し、ミュージカル「I Love You」(2021年)などで活躍。スンヨンはドラマやバラエティで活動し、ニコルはソロアーティストとして米国や日本で音楽活動を継続。ジヨンは日本で女優として成功し、韓国ドラマ「Sweet Munchies」(2020年)などに出演。ヨンジはバラエティ番組やソロ活動で注目を集めています。

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まとめ

KARAは2007年のデビュー以来、メンバーチェンジや解散の危機を乗り越え、日韓で大きな成功を収めたK-POPの第2世代を代表するグループです。「Mister」や「STEP」などのヒット曲と「尻ダンス」でK-POPのグローバル化に貢献。2022年の再結成以降も、故ハラへの敬意を込めた楽曲やエネルギッシュなパフォーマンスでファンを魅了しています。今後のコンサートや新曲にも期待が高まります。

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