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Legs

1984年に公開されたZZ Topのヒット曲「Legs」のMV。控えめな靴屋の女性店員が、Eliminatorガールズの力を借りて自信を取り戻し、変身を遂げるストーリー。80年代らしい派手なファッションとユーモアあふれる演出、ZZ Topの幻想的な登場、赤い1933 Ford Eliminator車が印象的な作品です。MTV Video Music AwardでBest Group Videoを受賞し、バンドの代表作の一つとなりました。

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女優の活躍

本作の主役である控えめな店員役を演じたウェンディ・フレイサーは、当時21歳の若手女優でした。監督ティム・ニュートンの前作にも出演経験があり、本作で注目を集めました。Eliminatorガールズとして登場する3人は、ダニエル・アーノード、キンバリー・ヘーリン、ジーナ・キーオ。

ダニエル・アーノードはフランス出身のモデル・女優で、Eliminatorシリーズの前2作にも出演。キンバリー・ヘーリン(2022年没)はプレイボーイ・プレイメイト(1981年3月)出身で、『ゴーストバスターズ』『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』『ビバリーヒルズ・コップ2』などの映画に出演。活発なブロンド役で印象を残しました。ジーナ・キーオもプレイボーイ・プレイメイト(1980年11月)で、モデルとして活躍後、野球選手と結婚しました。

彼女たちは80年代の音楽ビデオ文化を象徴する存在となり、ファッションアイコンとしても影響力を発揮しました。

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女優の衣装・化粧・髪型

主人公のウェンディ・フレイサー演じる店員は、最初は地味な眼鏡、シンプルなブラウスとスカート、控えめなポニーテールやおさげ風の髪型で、薄い化粧という「mousy(ネズミのような)」イメージです。変身後は鮮やかな色合いのトップス、ショートパンツやタイトなボトムスで脚の魅力を強調。髪型はボリュームのあるウェーブヘア、化粧は鮮やかなリップとアイメイクで自信たっぷりの表情に変わります。

Eliminatorガールズ3人は、80年代らしいボディコンシャスな衣装を着用。ダニエル・アーノードはエレガントなスタイル、キンバリー・ヘーリンは赤いトップスが印象的でセクシーなショート丈の衣装、ジーナ・キーオは洗練されたルック。すべてが派手なメイク、大きなヘアスタイルで、グラマラスな魅力を最大限に発揮しています。全体的に脚線美と自信をテーマにしたビジュアルです。

あらすじ

物語は靴屋で働く内気な女性店員(ウェンディ・フレイサー)が、職場や周囲の人々からいじめられる場面から始まります。彼女に好意を寄せるカフェのウェイターも同様に苛められています。

そこへ赤いEliminator車で3人の美しい女性(Eliminatorガールズ)が登場。彼女たちは店員のいじめっ子たちを威圧し、店員を特別な場所へ連れて行き、メイクと衣装を華やかに変身させます。ZZ Topのメンバーは幻想的に現れ、羊毛で覆われた回転ギターを演奏しながら自信を与えます。

変身した店員は再び職場に戻り、かつてのいじめっ子たちを堂々と見返します。ウェイターと共にEliminator車の鍵を受け取り、2人で新しい人生に向かって走り去る感動的な結末を迎えます。

解説

本MVは「自信を与える」というテーマを、ユーモアとファンタジーを交えて描いています。80年代のアメリカ文化を反映し、外見の変化が内面的な自信につながるシンデレラ的な物語です。ZZ Topの「Eliminator」アルバム三部作の完結編として、前作同様に美しい女性たちとカスタムカー、バンドのコミカルな登場が特徴です。

監督Tim Newmanの演出は、サイレント映画風のパントマイムを活用し、言葉に頼らず視覚的に訴える点が秀逸。脚の美しさを讃える歌詞と連動した脚線美の強調、弱者を守る「正義の味方」的なガールズの役割は、当時のMTV視聴者に強い印象を残しました。社会的なメッセージとして、苛めへの抵抗や自己肯定感の向上を軽やかに描き、娯楽性が高い作品です。

キャスト

  • ZZ Topメンバー(Billy Gibbons, Dusty Hill, Frank Beard) – 本人役、幻想的に登場
  • ウェンディ・フレイサー – 靴屋の店員(主人公)
  • ダニエル・アーノード – Eliminator Girl
  • キンバリー・ヘーリン – Eliminator Girl
  • ジーナ・キーオ – Eliminator Girl

スタッフ

  • 監督:ティム・ニュュートン
  • 編集:シム・サドラー、ボブ・サールズ
  • 制作:ワーナー・レコード
  • ギター制作(回転ギター):ディーン

本作は80年代ミュージックビデオの金字塔として、今も多くのファンに愛され続けています。

MV・動画
この記事を書いた人
なむ

洋画好き(字幕派)、煩悩に従う。猫ブログ「碧眼のルル」も運営中。映画の合間に、可愛い猫たちにも癒されてください。

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