『LTNS 不倫探偵夫婦物語』は、現実の厳しさと人間の欲望を風刺しつつ、夫婦の絆を問い直す全6話の韓国オリジナル・ドラマ。セックスレスに陥った平凡な夫婦が、生活苦を解消するため不倫カップルを追跡・脅迫するビジネスを始める。追跡の過程で多様な不倫の実態に触れ、自分たちの関係を再考するブラックコメディ。
基本情報
- 邦題:LTNS 不倫探偵夫婦物語
- 原題:LTNS: Long Time, No Sex
- 公開年:2024年
- 製作国・地域:大韓民国
- 放送時間:各話53~63分
- 放送:TVING(2024年1月19日~2月1日、全6話)
- ジャンル:ブラックコメディ、恋愛、ドラマ
女優の活躍
韓国ドラマ『LTNS 不倫探偵夫婦物語』の女主人公・ウジン役を演じるのは女優イソム(Esom)です。イソムは独特の存在感と演技力で知られ、インディペンデント映画『マイクロハビタット』(2017)で注目を集めました。本作では、積極的で野心的な性格のウジンを熱演し、セックスレス夫婦の葛藤をリアルに表現しています。
彼女の演技は批評家から高く評価され、2024年の第60回百想芸術大賞で脚本賞ノミネートに寄与したほか、第3回青龍シリーズアワードで最優秀女優賞にノミネートされるなど、キャリアの集大成ともいえる作品となりました。イソムは本作を通じて、女性の欲求や結婚生活の複雑さを大胆に描き、韓国ドラマ界に新たな風を吹き込みました。
女優の衣装・化粧・髪型
イソム演じるウジンは、3つ星ホテルのフロントデスクで働くため、制服姿が頻繁に登場します。制服はシンプルなブラウスとスカートで、実用的でありながら彼女のボディラインをさりげなく強調するデザインです。日常シーンでは、カジュアルなTシャツやジーンズ、時にはセクシーなワンピースを着用し、夫婦の親密な場面ではランジェリー風の衣装が用いられます。
化粧はナチュラルメイクを基調とし、日常では薄めのファンデーションとリップで清潔感を演出。追跡シーンでは少し濃いめのアイメイクを施し、積極的な性格を視覚的に表現しています。髪型はセミロングのストレートヘアが基本で、時には軽くウェーブを加えたり、後ろでまとめて活動的な印象を与えています。これらのスタイリングは、彼女の内面的な強さと女性らしさを両立させる役割を果たしています。
あらすじ
結婚5年目のウジン(イソム)とサミュエル(アン・ジェホン)は、経済的な苦境と日常の疲労からセックスレス状態に陥っています。ウジンはホテルのフロントで働き、サミュエルは元大企業社員ながら今はタクシー運転手です。ある日、ウジンは友人夫婦の不倫を偶然知り、口止め料を受け取ったことで「不倫は金になる」と気づきます。
二人は協力して不倫カップルを追跡・証拠収集し、脅迫して金を稼ぐ「LTNSチーム」を結成します。しかし、さまざまな不倫のケースに直面する中で、自分たちの関係の亀裂を痛感。最終的に夫婦は過去の過ちを振り返り、再び向き合う決意をします。ブラックユーモアと社会風刺を交えつつ、夫婦の再生を描いた物語です。
全体解説
韓国ドラマ『LTNS 不倫探偵夫婦物語』は単なるコメディではなく、結婚の現実を深く掘り下げるブラックコメディです。セックスレスや経済的ストレス、不倫の多様な形態を風刺しつつ、なぜ人間は浮気をするのか、夫婦の絆とは何かを問いかけます。韓国ドラマでは珍しい露骨な性描写を採用し、視聴者に衝撃を与えました。
監督のイム・デヒョンとチョン・ゴウンは、脚本も兼任し、リアルな夫婦の心理描写に力を入れています。主人公たちの犯罪行為は道徳的に問題視されるものの、ユーモアと人間味で描かれるため、観客は共感と反省を同時に味わいます。全6話という短編形式が、テンポの良さと集中力を保ち、現代の結婚観を鋭く批評した作品として高評価を得ています。
エピソード解説
- 第1話:ウジンとサミュエルは友人夫婦の不倫を目撃し、脅迫を決意。初の「仕事」が成功し、興奮と罪悪感が入り混じる。
- 第2話:銀行員の不倫をターゲットに。証拠集めでスリルを味わうが、ウジンの積極性が夫婦に亀裂を生む。
- 第3話:中年の不倫カップルを追跡。石屋の夫婦の複雑な関係に触れ、自分たちの過去を思い出す。
- 第4話:同性カップルのケースに挑む。従来の不倫観を覆すエピソードで、社会的タブーを扱う。
- 第5話:これまでのターゲットからの反撃を受け、夫婦は危機に陥る。互いの秘密が明らかになり、関係が崩壊寸前。
- 第6話:最終的にアパートを売却し、再会した二人は過去を清算。夫婦として再生する道を選ぶ感動のフィナーレ。
キャスト
- ウジン:イソム
- サミュエル(リム・パク・サミュエル):アン・ジェホン
- チョン・ス:イ・ハクジュ
- セヨン:キム・セビョク
- ビョンヌ:キム・ウギョム
- ガヨン:チョン・ジェウォン
- ベクホ:チョン・ジニョン
- ヨンエ:ヤン・マルボク
- スジ:ファン・ヒョンビン
スタッフ
- 監督・脚本:イム・デヒョン、チョン・ゴウン
- 音楽:キム・ジュンウォン
- 製作:Barunson Studios、LTNS Cultural Industry Co., Ltd.



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