工藤美桜（くどう みお、1999年10月8日生まれ）は、日本の女優、モデル、タレント、グラビアモデル。東京都出身、プラチナムプロダクション所属。『仮面ライダーゴースト』の深海カノン役や『魔進戦隊キラメイジャー』のキラメイピンク役で知られ、ファッション雑誌『with』のレギュラーモデルとしても活躍。
プロフィール
- 名前：工藤美桜（くどう みお）
- 別名義：藤谷 まな（旧芸名）
- 生年月日：1999年10月8日（25歳）
- 出身地：日本国東京都
- 身長：165 cm
- 血液型：A型
- 職業：女優、タレント
- ジャンル：TV、映画、CM
- 活動期間：2009年〜現在
- 事務所：プラチナムプロダクション
- 公式サイト：工藤美桜プロフィール
生い立ち・教育
工藤美桜は1999年10月8日、東京都に生まれました。血液型はA型、身長165cmで、てんびん座に属します。幼少期から表現することに興味を持ち、小学校4年生（9歳）の頃、原宿でスカウトされたことをきっかけにモデル活動を開始しました。当初は人前での表現に苦手意識があったものの、演技を通じて自分を表現したいという思いから、中学生時代には演劇部に所属し、演技の基礎を学びました。この時期の経験が、後の女優としてのキャリアに大きな影響を与えたとされています。
高校については具体的な情報が公表されておらず、どの学校に通っていたかは不明です。一部では保育や福祉の道に進むことを検討していた時期もあったとされますが、大学には進学せず、芸能活動に専念することを選びました。高校卒業後、自身のTwitterで「今日から社会人」と投稿し、芸能界での本格的な活動をスタートさせました。彼女の教育背景は演劇部での経験が中心で、自己表現のスキルを磨く場となったようです。
経歴
工藤美桜の芸能活動は、小学校4年生の時にスカウトされたことがきっかけで始まりました。最初は「藤谷まな」という芸名で、チャームキッズに所属し、小中学生向けのファッション雑誌「JSガール」の専属モデルとして活動。2011年から2012年には、テレビ東京の子供向け番組『ピラメキーノ』や『バカウケコドモ-1GP』でコドモ審査員として出演し、早くもメディアに登場していました。2012年9月16日、12歳の時に芸名を本名の「工藤美桜」に変更し、プラチナムプロダクションに移籍。現在も同事務所に所属しています。
2014年、フジテレビのドラマ『GTO（リメイク版）』でモデル役としてテレビドラマデビューを果たしました。翌2015年、16歳の時に『仮面ライダーゴースト』（テレビ朝日）で深海カノン役としてレギュラー出演し、特撮ファンから注目を集めました。この役は、主人公の妹であり、仮面ライダースペクターの妹という重要なポジションで、彼女の知名度を大きく高めました。その後も『仮面ライダー』シリーズのスピンオフや映画で同役を再演し、ファンからの愛称「カノンちゃん」がTwitterでトレンド入りするほどの人気を博しました。
2020年にはスーパー戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』（テレビ朝日）で大治小夜／キラメイピンク役を演じ、ダブルヒロインの一人として再び注目を浴びました。天才医師の役柄で、落ち着いた大人の女性像を演じ、監督から「引き出しの多い俳優」と高く評価されました。この時期、彼女はグラビアモデルとしても活動を開始し、『週刊ヤングジャンプ』で初の水着グラビアを披露。「グラジャパ!アワード2020」で最優秀新人賞を受賞するなど、グラビア界でも存在感を示しました。
2021年4月からはファッション雑誌『with』のレギュラーモデルに就任し、モデルとしてのキャリアをさらに強化。同年11月には初の写真集『KIMINOMIO』を発売し、ファンから高い支持を得ました。2023年には映画『まくをおろすな！』でヒロイン役を務め、ミュージカル時代劇という新たな挑戦を果たしました。また、2024年にはドラマ『院内警察』や『マウンテンドクター』、2025年には初主演ドラマ『コールミー・バイ・ノーネーム』で尾碕真花とW主演を務めたり、『死ぬほど愛して』で猟奇殺人犯の妹の友人役など、女優としての活動の幅を広げています。
その他、バラエティ番組『めざましテレビ』のイマドキガールや『THE突破ファイル』などにも出演し、多才な活躍を見せています。特技として日本舞踊やドラム演奏を挙げ、ドラマ『神ちゅーんず』ではドラム演奏を披露するなど、幅広い才能を発揮しています。
私生活
工藤美桜の私生活については、プライバシーを尊重しつつも、いくつかの情報が公開されています。彼女は趣味として音楽鑑賞、美術館巡り、散歩、フィルムカメラを挙げており、感性豊かな一面を持っています。特に音楽に関しては、ドラマでのドラム演奏やベースへの興味が示すように、音楽に対する造詣が深いようです。また、日本舞踊を特技としており、伝統芸能にも親しんでいます。
恋愛や結婚に関する噂では、『仮面ライダーゴースト』で共演した山本涼介との関係がファン間で話題になりましたが、劇中の兄妹役からくる親しみやすい関係性で、工藤は山本を「お兄ちゃん」と呼ぶなど、友人や兄妹のような仲であるとされています。結婚に関する確実な情報はなく、ファンのSNS投稿による検索候補の影響が大きいようです。現在は結婚しておらず、芸能活動に専念していると考えられます。
また、『魔進戦隊キラメイジャー』で共演した新條由芽とはプライベートでも親しく、テーマパークに一緒に出かけるなど、仲の良さがファンにも知られています。工藤は自身のSNSで新條との交流を「パフェ活」などと投稿し、ファンに親近感を与えています。彼女のSNSフォロワー数は約12万人（2021年9月時点）で、ファンとのコミュニケーションも積極的に行っています。
出演作品
工藤美桜の出演作品は、テレビドラマ、映画、舞台、グラビア、バラエティ番組と多岐にわたります。以下に代表的な作品を列挙します。
TV
- GTO（リメイク版）（2014年、フジテレビ） – モデル役
- 仮面ライダーゴースト（2015年-2016年、テレビ朝日） – 深海カノン役
- 魔進戦隊キラメイジャー（2020年-2021年、テレビ朝日） – 大治小夜／キラメイピンク役
- TOKYO MER～走る緊急救命室～（2021年、TBS） – 清川標役
- ちむどんどん（2022年、NHK） – 出演
- 親愛なる僕へ殺意をこめて（2022年、フジテレビ） – 出演
- 院内警察（2024年、フジテレビ） – 出演
- 坂の上の赤い屋根（2024年、WOWOW） – 出演
- マウンテンドクター（2024年、カンテレ） – 丸山絵理子役
- コールミー・バイ・ノーネーム（2025年、MBS） – 世次愛役（W主演）
- 死ぬほど愛して（2025年、ABEMA）- 金倉茜の友人役
映画
- 心霊写真部 劇場版（2015年） – 出演
- 仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド＆ゴーストwithレジェンドライダー（2016年） – 深海カノン役
- 咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A（2018年） – 出演
- 愛唄-約束のナクヒト（2019年） – 出演
- 魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO（2020年） – 大治小夜役
- 魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム（2021年） – 大治小夜役
- 劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室（2023年） – 清川標役
- まくをおろすな！（2023年） – ヒロイン役
- 赤羽骨子のボディガード（2024年） – 出演
- 僕らは人生で一回だけ魔法が使える（2025年） – 出演
写真集・グラビア
- キラメイキス（2020年、小学館）
- そらしちゃダメっ!!（2020年、集英社、YJ PHOTO BOOK）
- PINK&GAP（2020年、集英社、週プレ PHOTO BOOK）
- はじめて魅せる大人SEXY（2021年、講談社、FRIDAYデジタル写真集）
- KIMINOMIO（2021年、集英社） – 初写真集
その他
- めざましテレビ（フジテレビ、イマドキガール）
- THE突破ファイル（日本テレビ）
- 神ちゅーんず ～鳴らせ！DTM女子～（2019年、ABCテレビ） – ドラム演奏を披露
まとめ
工藤美桜は、子役モデルから始まり、特撮ヒーロー作品でのブレイクを経て、女優、モデル、グラビアと幅広い分野で活躍するマルチタレントです。『仮面ライダーゴースト』や『魔進戦隊キラメイジャー』での演技が注目を集め、ファッション雑誌『with』のレギュラーモデルや初主演ドラマ『コールミー・バイ・ノーネーム』など、着実にキャリアを積み上げています。私生活では親しみやすい性格と友人との交流がファンに愛され、今後のさらなる活躍が期待されます。
レビュー 作品の感想や女優への思い