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精神障害解説

プラセボ効果

プラセボ効果とは薬や治療を受けた人が「効く」と信じるだけで結果を示す傾向のこと。このことから、単にプラセボというとき、偽薬の意味になることも。

どんな薬や治療法であっても、たとえ不活性なものであっても、あるいは効果のないものであっても、それを受けた人が有効だと信じるだけで効力が出てしまうことがあります。そのため、新しい薬や治療法を試すとき、このプラセボ効果を差し引いて考える必要があります。

プラセボ効果を描いた映画やドラマには次のような作品があります。

サイド・エフェクト

精神科医バンクスは、鬱病を再発させたエミリーに新薬を処方。しかし彼女は薬の副作用で夢遊病になり、さらに殺人事件を起こしてしまいます。主治医の責任を問われたバンクスは独自の調査に乗り出し、自分を陥れようとする影の存在を感じはじめます。

「恐怖のウィルス」

TVドラマ『トワイライト・ゾーン』第18回第34話の題名(2003年4月2日放送)。

ある心気症患者が、読んだばかりのSF小説から致命的な疫病を移されたと思い込み、主治医はいつものようにプラセボを投与するつもりでしたが、今回は症状が重く、患者は病気に罹患。

『Placebo Effect』

1998年に米国で公開されたスリラー映画の同名タイトル。復讐に燃えるMIA兵士スフィンクスが悪徳政治家と暗殺者グループに心理ゲームを仕組みます。

『Placebo Effect』

ゲイリー・ラッセルによる1998年の同名小説。イギリスの長寿SFテレビ番組『ドクター・フー』に基づいています。

なむ

洋画が好き(字幕派)。妻と2匹の猫と一緒にサスペンスやスリラーを見ています。だいたいU-NEXTかNetflixで観ています。詳細は名前をクリックしてください。猫ブログ「碧眼のルル」も運営。

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