M.ナイト・シャマラン監督が『ヴィジット』のスタッフを再結集したサスペンス。
スプリット
- 邦題:スプリット
- 原題:Split
- 公開年:2017年
- 製作国:米国
- 上映時間:117分
- ジャンル:スリラー
- 配給:東宝東和
予告編はこちら。
見どころ
ジェームズ・マカヴォイ演じる23人格の誘拐犯と、拉致された女子高生とのやり取りは極めてスリリング。シャマランが計画を明かした壮大な続編にも期待が高まる。
あらすじ
友人の誕生日パーティーの帰り道、3人の女子高生が見知らぬ男に誘拐されます。彼女たちは密室に監禁され、やがて誘拐犯が23もの人格をもつ多重人格者だと判明。恐るべき24番目の人格が誕生すると、3人は恐怖のどん底に突き落とされます。
ファム・ファタル
ほとんどの時間、アーニャ・テイラー=ジョイは黒のバスト・ウェアに白の長袖ニットシャツを着ています。
何日もこの服装で過ごしている前提の上、 ニットシャツの透け感があいまって、アーニャのほのかな甘い香りを想像しながら視聴しました(^^)
こういうわけで、沈殿する匂いを想像させられまくり、匂いフェチにとっては(良い意味で)意外に見づらい映画。
ところで、アーニャによると、彼女とジェームズ・マカヴォイのキスシーンがスクリーンでの初キスだったそう。彼女はインタビューで、マカヴォイが9歳の男子を演じていたのに対し、彼女は目を大きく見開いていたため、「ちょっと奇妙な初キスシーンだった」と語っています(^^)
感想
アニャ・テイラー=ジョイを目当てに視聴した私としては、けっこう退屈。
ジェームズ・マカヴォイが演じるケビン・ウェンデル・クラムには 23人分の人格があるという設定。
最近ではよく多重人格を解離性同一性障害といいますね。もとい、もはや二重人格は死語で、二つくらいしかない人格は時代遅れなんでしょうか…。
したがって本作はマカヴォイの23人分のキャラクターを見ることになります。それとともにクレジットも膨れ上がります。
さて、アニャがケビンを説得して脱出しようとする問答があちこちにありますが、ことごとく失敗していきます。
各人格の出現に対応したり理解したりするのは、誘拐された女子高生たちにも、視聴者の私たちにも無理な気がしました。23の人格だろうと、15の人格だろうと600の人格だろうと、2時間の映画では疲れます。
おまけに、作中でマカヴォイがしばしば「俺たちはふつうの人より強い」というような発言をしていましたが、私がマーベル見すぎなのか、彼が言うとついミュータント独立宣言かと思ってしまいました(^^)
キャスト
登場人物 | 出演者 |
---|---|
デニス/パトリシア//ビースト ほか | ジェームズ・マカヴォイ |
ケイシー・クック | アーニャ・テイラー=ジョイ |
カレン・フレッチャー博士 | ベティ・バックリー |
クレア・ブノワ | ヘイリー・ルー・リチャードソン |
マルシア | ジェシカ・スーラ |
5歳のケイシー | イジー・コフィー |
ジョン叔父さん | ブラッド・ウィリアム・ヘンケ |
ケイシーの父 | セバスチャン・アルセラス |
ブノワ氏 | ニール・ハフ |
ニュースキャスター | ウキー・ワシントン |
ゲーム番組マニア | アン・ウッド |
ジョー | ロバート・マイケル・ケリー |
ジャイ/フーターズ愛好家 | M. ナイト・シャマラン |
ケビンの母 | ローズマリー・ハワード |
ヴィンス/警備員 | ジェローム・ギャルマン |
アカデミック・モデレーター | リン・レニー |
フレッチャー医師の患者 | ケイト・ジャコビー |
タクシー運転手 | ピーター・パトリキオス |
花のキオスク店員 | カシュ・ゴインズ |
犬を連れた警備員 | ロイ・ジェイムズ・ウィルソン |
年配の労働者 | クリストファー・リー・フィリップス |
救急隊員 | ジュリー・ポッター |
警察官1号 | アメーラ・ブリッグス |
警察官2号 | ナキア・ディラード |
テレビレポーター | ロビン・リーガー |
ダイナー・ウエイトレス | エムリン・エリザベス・モリネリ |
ゲームショーの出場者(声) | ダン・フィンク |
ゲームショーのホスト(声) | ブルース・ウィナント |
カップル | ケイラ・アンソニー |
レストランの客 | ゲイリー・アヤシュ |
バーの常連客 | ロバート・ビジック |
動物園の常連客 | ミカエラ・ボッカリー |
ビジネスマン/父親 | マシュー・バウワーマン |
警察官 | ジェフ・バックナー |
公園の少年 | コリン・キャンベル |
警察官 | デビッド・コリハン |
パーティーのゲスト | コリン・コスタ |
隣のテーブルの男性 | スティーブン・デニス |
バーテンダー | ジーナ・デストラ |
ハンナ | キム・ディレクター |
レストランとモールのパトロン | ケリー・ダツカ |
ダイナーのパトロン | バーバラ・エドワーズ |
パーティーゲスト/女子学生 | ミーガン・テレサ・フリン |
ケイシーの養父 | ブライアン・ギルディア |
列車の車掌 | ショーン・ゴンザレス |
モールの買い物客 / レストランの客 | ローラ・ハート |
駅の旅行者 | アンドレア・ヘイブンズ |
食堂の客 | アリエル・イングラシア=スミス |
国土安全保障省 | ジョン・ジラード・シニア |
食堂の客 | マイケル・ウィリアム・コンディラ |
動物園の従業員 | マイケル・J・クレイチク |
動物園の常連客 | ジャリーナ・メルカド |
ティーンのパーティー参加者/女子学生 | ジェシカ・ネリサ |
車に乗った警察官 | アンソニー・パスクア |
クレルク博士 | ジョン・ダグラス・レイニー |
刑事 | ヴィンセント・リヴィエッツォ |
公園の歩行者 | シェイナ・ライアン |
動物園職員 | ミシェル・サンティアゴ |
誕生日パーティーのゲスト | フランチェスコ・スコルソーネ |
歩行者 | アレクサンドラ・スヴェトリチナヤ |
ケイシーの母親 | ケリー・ワーカイザー |
デヴィッド・ダン | ブルース・ウィリス |
バーの客 | ティム・R・ウォーリー |
スタッフ
担当 | 担当者 |
---|---|
衣服デザイン | パコ・デルガド |
衣装助手 | ウェンディ・ミシェル・ホウ |
衣装 | ライザ・ジェームス |
衣装テーラー | カーラ・モラスコ |
衣装監督 | リタ・スキティエール |
衣装デザイン助手 | テレサ・ビンダー・ウェストビー |
セット衣装 | アンジェリン・ザイグラー |
ヘア部門責任者 | ダイアン・ディクソン |
ヘアスタイル主任 | ジャニス・イネラ |
メイクアップ部長 | パメラ・ペイツマン |
メイクアップ主任 | レイ・サントレリ |
コンタクトレンズ技術者 | ザカリー・リップス |
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