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オクス駅お化け

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『オクス駅お化け』は2022年に公開された日韓合作の都市伝説ハイブリッドホラー。ソウルに実在する地下鉄オクス駅を舞台に、ウェブニュース記者のナヨンが人身事故の取材を進めるうち、奇妙な目撃談と次々と起こる変死事件に巻き込まれます。韓国の人気ホラーウェブ漫画を原作に、高橋洋らが脚本を担当。虐げられた者たちの怨念が蠢く駅の闇を、緊迫した展開で描いています。

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基本情報

  • 邦題:オクス駅お化け
  • 原題:옥수역 귀신
  • 英題:The Ghost Station
  • 公開年:2022年
  • 製作国・地域:韓国、日本
  • 上映時間:80分
  • ジャンル:ホラー
  • 配給:松竹

女優の活躍

キム・ボラは、駆け出しのウェブニュース記者ナヨン役で主演を務めています。アクセス数を稼ぐために人身事故の取材を始めるものの、事件の真相を追うにつれて恐怖にさらされる様子を、自然で抑制の効いた演技で表現しています。普段は感情の振れ幅が大きくない自身のリアクションを活かし、監督の意向もあって役柄に近づけた点が特徴です。

ドラマ『SKYキャッスル』で注目を集めた彼女は、本作でも冷静さとジャーナリストとしての葛藤を丁寧に演じ分けています。取材を進める中で浮かび上がる疑念や、周囲で起こる怪現象への反応を、過度に誇張せずに描くことで、観る者にリアルな恐怖を感じさせます。ナヨンの内面的な揺れを繊細に捉え、物語の中心として作品を牽引しています。

また、シン・ソユルは死亡した男性の妹テヒ役を演じています。長い黒髪を振り乱しながら不安定な動きを見せるシーンで存在感を発揮し、ホラーとしての不気味さを高めています。二人の女優がそれぞれの立場から事件に関わり、異なる角度で恐怖を体現している点が印象的です。

キム・スジンは、ウェブニュース会社のモ社長役を演じています。駆け出し記者ナヨンが取材ミスで多額の示談金を求められた際、厳しい叱責を与えながらも、PV数の高い記事を書けば肩代わりすると条件を提示する立場です。権力を持つ上司として、部下を厳しく指導しつつ、会社の利益を優先する現実的な人物を体現しています。

彼女はナヨンを問い詰める場面で存在感を発揮し、取材の不備を指摘する厳しい表情や、結果を求める強い態度を自然に演じています。ホラー作品の中で日常的な職場の圧力を描く役割を担い、物語の現実味を高めています。美熟女らしい落ち着いた美しさと、権力的な雰囲気を両立させた演技が、社長としての威厳を印象づけています。

物語が進む中で、過去に井戸に関する記事をボツにされた経験を持つ人物としても描かれ、ナヨンとの対立を通じて人間的な一面も見せます。短い出演ながら、権力者としての重みと、記者としての過去を感じさせる演技で、作品の人間ドラマを支えています。

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女優の衣装・化粧・髪型

キム・ボラ演じるナヨンの衣装は、現代のウェブニュース記者らしい実用的な服装が中心です。ジャケットやシャツを基調とした落ち着いた装いで、取材活動に適したカジュアルな印象を与えています。特殊な装飾は控えめで、日常感を重視したスタイリングとなっています。

化粧はナチュラルメイクが基調で、過度な装飾を避けています。ホラー作品でありながら、記者としての現実味を保つために自然な肌色や控えめなアイメイクが採用され、恐怖に直面した際の表情の変化が際立つよう工夫されています。髪型はロングヘアを基調に、時にまとめて取材に臨む姿が描かれています。

シン・ソユルのテヒは、長い黒髪を強調したビジュアルが特徴です。髪を振り乱す動きが印象的で、ホラー特有の不安感を視覚的に強めています。全体として、女優たちの衣装と髪型は物語の雰囲気を支える役割を果たし、派手さを抑えたことで現実的な恐怖が際立っています。

モ社長としてのキム・スジンの衣装は、オフィスで権力を持つ立場にふさわしいスーツやジャケットを基調とした落ち着いた装いです。ビジネスライクで洗練された服装により、会社を率いる責任者としての威厳が視覚的に表現されています。派手さは抑えつつ、品のある素材感で美熟女らしい成熟した魅力を引き出しています。

化粧は、ご指摘の通りやや濃いめのメイクが施されており、権力的な役柄に非常に合っていました。はっきりとしたアイメイクやリップにより、厳しい表情がより際立ち、部下を叱責する場面での迫力が増しています。過度に派手ではなく、年齢に応じた落ち着きと強さを両立させた仕上がりです。

髪型は、オフィスにふさわしいまとまりのあるスタイルが中心です。清潔感のある髪型により、社長としての信頼感と威厳が強調されています。全体として、衣装・化粧・髪型が一体となり、美熟女でありながら権力を持つ女性としての存在感を効果的に演出しています。

あらすじ

駆け出しのウェブニュース記者ナヨンは、取材のミスで多額の示談金を求められ、社長からPV数の高い記事を書けば肩代わりすると言われます。背に腹は代えられず、ソウルの地下鉄オクス駅で起きた人身事故の取材を始めることにします。ボーイフレンドで駅の職員であるウウォンの協力を得ながら、事件の詳細を調べていきます。

取材を進めるうちに、被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談が浮上します。ある目撃者は取り憑かれたように謎の数字を連呼し、ナヨンとウウォンはさらなる真相を追うことになります。やがて二人の周囲で次々とおぞましい変死事件が起こり始め、遺体に残された爪痕や謎の数字が事件を複雑にしていきます。

ナヨンは廃駅のホームや井戸に関する情報を集め、過去に虐げられた者たちの怨念が絡んでいることに気づきます。ウウォンと共に隠された秘密を掘り下げていくうちに、想像を絶する怪異に直面し、自身も巻き込まれていく展開となります。事件の核心に迫るにつれ、呪いの連鎖が明らかになっていきます。

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解説

本作は2011年にNAVERウェブトゥーンで発表されたホラー短編漫画を原作としています。当時1億を超える閲覧数を記録した作品を、構想9年を経て実写化しました。脚本は『リング』シリーズの高橋洋とイ・ソヨンが担当し、白石晃士が脚本協力を務めています。Jホラーの要素と韓国ホラーの怨念を融合させた点が特徴です。

監督のチョン・ヨンギは『人形霊』などで知られるホラー作品の経験を活かし、実在するオクス駅を舞台に都市伝説的な恐怖を描いています。駅という日常的な空間に潜む異常を丁寧に積み重ね、視聴者に身近な怖さを感じさせます。原作の冒頭部分を活かしつつ、映画独自の展開を加えています。

キム・ボラの主演により、記者としての現実的な葛藤と超自然的な恐怖が交差するバランスが取られています。日韓合作ならではの脚本の厚みと、韓国側の視覚的な演出が融合し、短時間ながら密度の高いホラーとなっています。現代社会の闇をエンターテイメントとして昇華させた作品です。

なむ
なむ

オクス駅といえば、チョン・ドヨン主演の映画『キル・ボクスン』の冒頭場面を思い出します。そのロケ地めぐりを紹介した姉妹サイトの記事もぜひご覧ください。➡ 漢江の上を電車で渡る――『キル・ボクスン』冒頭の橋

キャスト

  • キム・ボラ:ナヨン役
  • キム・ジェヒョン:ウウォン役
  • シン・ソユル:テヒ役
  • キム・スジン:モ社長役
  • オ・ジンソク:スンジュン役
  • キム・ガンイル:湯灌師ヨム・スプサ役

スタッフ

  • 監督:チョン・ヨンギ
  • 脚本:高橋洋、イ・ソヨン
  • 脚本協力:白石晃士
  • 原作:ホ・ラン(ウェブ漫画)
  • 撮影:ソン・サンジェ
  • 編集:イム・シンミ
  • 製作:イ・ウンギョン、イ・ヨンミン、イ・ヘギョン

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