多くの女性を食い物にし、自らも陵辱された娘が繰り広げる義父へ復讐劇!
TV映画『リベンジ・タイム』は、ジュリアン・リチャーズ監督、ティモシー・ヒル、ショーン・ホーガン脚本による2018年米国製作のクライム・スリラー。
あらすじは、義父に犯され、心も身体も支配されていた娘が、連続殺人犯でもある義父に対して復讐心が芽生えるというもの。ジェマ・ダレンダー、コスタス・マンディロー、ブリット・マキリップらが出演。
リベンジ・タイム
- 邦題:リベンジ・タイム
- 原題:Daddy’s Girl
- 公開年:2018年
- 製作国:米国
- ロケ地:ジョージア国(旧グルジア)トビリシ
- 上映時間:81分
- ジャンル:ホラー、クライム、スリラー
- 配給:日活
製作会社
- シーホース・フィルムハウス
- ジー・スタジオ・インターナショナル
- サーク・スタジオ
配給会社
- アラモード・フィルム
- アット・エンタテインメント
予告編はこちら。
見どころ
陵辱を繰り返す義父からの脱出と、尊厳を汚された女性の怒りを描いたリベンジ・スリラー。残虐に振る舞っていた義父が、娘の逆襲によって追い込まれていく姿に溜飲が下がります。
あらすじ
ある田舎町で義父のジョンと暮らす娘ゾーイ。母の死後、彼女は毎晩のように義父に犯され、心も身体も支配されていました。さらに彼は街で出会った女性を監禁し、陵辱の果てに殺すようになります。その悲鳴や叫びを聞くうちに、ゾーイの心に復讐心が芽生えはじめました。
ファム・ファタル
主演のジェマ・ダレンダーは、よく見ると綺麗で、眼色のブルーが素敵。
感想
『リベンジ・タイム』を見ていると、拷問の連鎖というべき問題を考えさせられます。ゾーイは父親のサディスティックなDNAを受け継いでいるような印象を受けました。彼女がドアの隙間から拷問を見ているのを、私たちは偶発的に目にします。
この映画の暗黙のメッセージは、男性だけがサディストで、一貫して女性を支配するわけではないということ。女性にもそのような能力はあり、微妙に異なる形で現われることもあります。
いろんな映画で出てくる拷問の連鎖ですが、本作でそんなこんなを考えさせてくれました。
解説
脚本は10年以上前に書かれたもの。当時は『SAW』などの”拷問ポルノ”が主なキーワードでした。それ以来、観客の評価の変化に対応するため、バージョンは書き直され、監督は本作を私たちが生きるポスト#MeToo時代の論理的帰結と考えました。
なお、本作はミカブリー・アマイアのデビュー作品となりました。
キャスト
登場人物 | 出演者 |
ゾーイ | ジェマ・ダレンダー |
ジョン | コスタス・マンディロー |
ジェニファー | ブリット・マキリップ |
スコット・ウォーカー保安官補 | ジェシー・モス |
保安官 | マーク・アーノルド |
ダニー | ダイアナ・ケア |
アニー | ミカブリー・アマイア |
ステイシー | アニー・クイグリー |
司書 | チェリーズ・シルベストリ |
カルフアン夫人 | ヘザー・ローマ |
バー・フライ | アレクサンダー・マクモラン |
ボビー・グライムス | ジョン・モライティス |
ゾーイの母 | ナティア・チチラシビリ |
若いゾーイ | ソフィオ・バビロッツェ |
食品市場の母 | アナ・イムナゼ |
食品市場の少女 | タマル・ゴゴラッズ・ラインハーゲン |
母親(声) | ミーガン・ホラウェイ |
スタッフ
担当 | 担当者 |
衣装監督 | スーザン・ドープナー |
衣装デザイン | スーザン・ドープナー |
衣装デザイン助手 | ニノ・ダラセリア |
衣装デザイン助手 | メラーノ・ジブジバゼ |
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