フィオナ・ドゥーリフは、米国の女優、プロデューサー。
ホラー映画『チャイルド・プレイ 誕生の秘密』(2013年)、その続編『チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟』(2017年)、TVシリーズ『チャッキー』(2021年~)など、『チャイルド・プレイ』シリーズのニカ・ピアース役で知られています。これらの作品には、シリーズのおもな敵役チャッキーを演じる父ブラッド・ドゥーリフとともに出演。
TV番組ではBBCアメリカのSFシリーズ「ダーク・ジェントリーのホリスティック探偵社」(2016~2017年)にバート・カーリッシュ役で、ABCのミニシリーズ「When We Rise」(2017年)にダイアン・ジョーンズ役で出演。
レギュラー出演は次の番組。
- HBOのファンタジー・ドラマ番組「トゥルーブラッド」(2011年)
- NBCの犯罪スリラー番組「THE BLACKLIST/ブラックリスト」(2018~2021年)
- USAネットワークのアクションホラー番組「パージ」(2018年)
- CBSオールアクセスのミニ番組「The Stand」(2020年)
フィオナが映画で出演した作品は次のとおりです。
- Garden Party(2008年)
- ザ・マスター(2012年)
- Fear Clinic(2014年)
- Blood Is Blood(2016年)
- テネット(2020年)
- The Shuroo Process(2021年)
- Don’t Look at the Demon(2022年)
- Unsinkable(2024年)
フィオナ・ドゥーリフ
- 名前:フィオナ・ドゥーリフ(Fiona Dourif)
- 本名:フィオナ・クリスチャンヌ・ドゥーリフ
- 生年月日:1981年10月30日(43歳)
- 出身地:米国ニューヨーク州ウッドストック
- 職業:女優、プロデューサー
- 活動期間:2005年〜現在
- 父:ブラッド・ドゥーリフ
- SNSサイト:Instagram・X
生い立ち
フィオナ・ドゥーリフは俳優のブラッド・ドゥーリフと霊能者の故ジョニナ・ドゥーリフの娘として、米国ニューヨーク州ウッドストックに生まれました。13歳で演技を開始。
キャリア
2005年、フィオナはHBOの時代劇シリーズ『デッドウッド 銃とSEXとワイルドタウン』の娼婦シェ・アミ役でTVデビュー。
翌2006年、TVのミニシリーズ『THIEF/シーフ』にアリス役で出演。同年、ドラマ『Little Chenier』で映画デビュー。
その後、短編映画『The Lucky One』に出演。2008年はインディーズ・ドラマ『Garden Party』でベッキーを、『Frank the Rat』でリサを演じました。同2008年、NBCの警察ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』の「スペシャル・ヴィクティムズ・ユニット」にニッキー・ブレスリン刑事役でゲスト出演。
2009年、フィオナは映画『メッセンジャー』に小さな役で出演し、HBOのコメディ番組『ボアード・トゥ・デス』にゲスト出演。翌2010年、インディーズ映画『マフィオサ』とテレビ映画『After the Fall』に出演。その後、『Letters from the Big Man』でペニーを演じたフィオナは、HBOのファンタジー・ドラマ番組『トゥルーブラッド』のケイシー役でレギュラー出演し、Lifetimeの警察ドラマシリーズ『The Protector』にゲスト出演しました。
2012年、フィオナは短編映画『This is Caroline』に主演し、ポール・トーマス・アンダーソン監督の心理ドラマ『The Master』にも出演。翌2013年、父ブラッド・ドゥーリフが長年チャッキー役で出演していた『チャイルド・プレイ』シリーズのスラッシャー・ホラー映画『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』でニカ・ピアースを演じました。この映画は批評的に成功し、カルト的なヒットとなっています。
2014年には、インディーズ映画『沈黙のSHINGEKI/進撃』、『Dangerous Words from the Fearless』、『Precious Mettle』、『Fear Clinic』に出演。また、2016年のスリラー映画『Blood is Blood』ではブリー役で出演。
2016年から2017年にかけて、フィオナはBBCアメリカのSFコメディ番組『私立探偵ダーク・ジェントリー』で 「ホリスティックな殺し屋 」バート・カーリッシュを演じました。同シリーズは2シーズンにわたって放送。
また2017年には、ABCのドキュメンタリードラマ・ミニシリーズ『When We Rise』で、レイチェル・グリフィスが演じたキャラクターの若い頃、ダイアン・ジョーンズを演じています。
同2017年、フィオナはホラー映画の続編『チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟』でニカ・ピアース役を再演。2021年のTVシリーズ続編『チャッキー』でも再びこの役を演じ、また1988年のオリジナル映画で父親が演じ、シリーズで声優に復帰したチャールズ・リー・レイのフラッシュバックで画面上の役を演じました。
2018年から2021年まで、フィオナはNBCのドラマ・スリラー番組『THE BLACKLIST/ブラックリスト』で、主人公レイモンド・レディントンの長い間行方不明だった娘、ジェニファー・レディントンを演じ、また、USAネットワークのアクション・ホラー番組『パージ』では、熱狂的なカルト教団の指導者である善良な指導者タヴィス役でレギュラー出演しました。
2020年、フィオナはスティーヴン・キングの小説『The Stand』のミニシリーズ化で、悪役のラット・ウーマンにキャスティングされました。
出演作品
日本語以外の題名表記は原題または英題です。
映画
公開年 | 題名 | 配役 |
2024 | Unsinkable | アレーヌ・リカール |
2023 | On Fire | サラ・ローリン |
2022 | Don’t Look at the Demon | ジュールズ |
2021 | The Shuroo Process | パーカー・シェーファー |
2020 | TENET テネット | ウィーラー |
2017 | Safe | ブレンダ |
2017 | チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜 | ニカ・ピアース/チャッキー |
2016 | Her Last Will | アイオナ・コットン |
2016 | Blood Is Blood | ブリー |
2016 | マフィオサ | サム |
2016 | Arbor Demon | ダナ |
2015 | Fear Clinic | サラ |
2014 | 沈黙のSHINGEKI/進撃 | ジーナ |
2014 | Dangerous Words from the Fearless | ルース |
2014 | Precious Mettle | ジュディ |
2013 | チャイルド・プレイ/誕生の秘密 | ニカ・ピアース |
2012 | This is Caroline | フィオナ(声) |
2012 | Cold Living | モイラ |
2012 | ザ・マスター | ダンサー |
2011 | Letters from the Big Man | ペニー |
2010 | マフィオサ | サム |
2009 | メッセンジャー | 帰還兵の妻 |
2008 | Garden Party | ベッキー |
2008 | Frank the Rat | リサ |
2007 | The Lucky One | スーザン |
2006 | Little Chenier | ジョー・ジョー |
TV
公開年 | 題名 | 配役 |
2021-2024 | Chucky | アレーヌ・リカール |
2020 | Utopia | サラ・ローリン |
2020 | Helstrom | ジュールズ |
2020 | The Stand | パーカー・シェーファー |
2018 | シェイムレス 俺たちに恥はない | ウィーラー |
2018-2019, 2021 | THE BLACKLIST/ブラックリスト | ブレンダ |
2018 | パージ | ニカ・ピアース/チャッキー |
2017 | When We Rise | アイオナ・コットン |
2016-2017 | 私立探偵ダーク・ジェントリー | ブリー |
2015 | リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線 | サム配役 |
2015 | ザ・プレイヤー〜究極のゲーム〜 | ニカ・ピアース/チャッキー/チャールズ・リー・レイ |
2015 | Manhattan | カーラ |
2011 | トゥルーブラッド | 母/クターラ |
2011 | The Protector | ネズミ女 |
2010 | After the Fall | タビサ・ユーンズ |
2009 | ボアード・トゥ・デス | ジェニファー・レディントン |
2008 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 | 良き指導者タヴィス |
2006 | THIEF/シーフ | ヤング・ダイアン |
2005 | デッドウッド 〜銃とSEXとワイルドタウン | バート・カーリッシュ |
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