『ラストサマー2』(原題:I STILL KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER)は、ダニー・キャノン監督、トレイ・キャロウェイ脚本による1998年のスラッシャー映画。『ラストサマー』(1997年)の続編であり、同名フランチャイズの第2弾。主演はジェニファー・ラブ・ヒューイット、フレディ・プリンゼ・ジュニア、ミューズ・ワトソンで、前作から再登場するほか、ブランディ、メキー・ファイファー、ビル・コッブス、マシュー・セトル、ジェニファー・エスポジート、ジャック・ブラック、ジェフリー・コムズ、ジョン・ホークスらが出演。舞台は前作から1年後、ジュリー・ジェームズ(ヒューイット)が友人グループとバハマへの休暇を勝ち取り、休暇中、彼らは殺人鬼に狙われる筋書き。
『ラストサマー2』は1998年11月13日に米国で劇場公開されました。この作品は否定的な評価を受け、2400万ドルの予算で4000万ドルの国内興行収入を上げました。全世界では8,400万ドルの興行収入を記録し、興行的に成功したと認定されています。
続いて、2006年にストレート・トゥ・ビデオの単独続編『ラストサマー3』が公開されました。2025年7月18日にソニー・ピクチャーズから直接の遺産となる続編が公開予定です。
ラストサマー2
- 原題:I STILL KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER
- 公開年:1998年
- 製作国:米国
- 上映時間:101分
- ジャンル:サスペンス
- 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 撮影期間:1998年4月27日~1998年7月3日
- 製作期間:1997年10月~1998年7月
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見どころ
逃げ場のない孤島で繰り広げられる惨劇、仲間との青春模様、まさかの意外な事実など見どころも多数。映画デビューを果たしたR&Bの歌姫ブランディーの演技にも注目。
あらすじ
大学2年の夏。バハマ旅行に誘われたジュリーは南国でバケーションを過ごすことに。ハリケーンの影響で他に客はおらず、宿のラウンジでカラオケを楽しむ彼女たち。だが突然、TV画面に「まだ覚えているぞ」とメッセージが映り、ジュリーは恐怖に駆られます。
ファム・ファタル
ブランディ・ノーウッドが可愛い。元の顔もそこそこタイプですが、表情が豊かでした。キャピキャピした表情やセクシーな演技がバッチリ。
彼女はジェニファー・ラヴ・ヒューイットと10日しか年が変わりません。カーラ・ウィルソンというキャラクターは、ブランディがオーディションを受けて役を勝ち取るまで、当初は白人の女の子になる予定でした。
感想
『ラストサマー2』のオープニングは見事で、観る者の注意を引きつけ、その後の映画のトーンを決めます。音楽も素晴らしく、『エデン』や『シュガー・イズ・スウィーター』(CJ・ボーランド)など、全編にわたって素晴らしい曲が使われています。
『ラストサマー』から続く恐怖の続編は、これに「Still」を加えた巧妙な原題。ジェニファー・ラブ・ヒューイットとフレディ・プリンゼ・Jr.は、前作の出来事の後、離れたとはいえ、ガールフレンド/ボーイフレンドのカップルとして戻ってきました。ブランディ・ノーウッドとメキー・ファイファーは、ヒューイットの友人として事件に加わり、バナマスで休暇を過ごします。その後に続くのは、サイコパス殺人鬼とバカンス中の若者たちとの間で繰り広げられる、猫とネズミの追跡劇。
この映画には、前作のようなサスペンスや緊張感、どんでん返しがありません。前作がひねりやストーリー展開、小ネタに重点を置いていたのに対し、今作は殺人鬼が被害者を追いかけ、ヒーローが被害者を救おうとする手法にほぼ終始しているのです。とはいえ、信じられる演技(台詞の中には少しカンペキなものもあったが)、胸躍るシークエンスなど、エンターテインメントとしては悪くありません。犯人がスクリーンに飛び出してくるシーンなど、思わず目を覆ってしまうようなゾッとする場面もありました。気楽に見てください(^^)
解説

あの恐ろしい事件から2年後、ジュリーは大学へ戻り、殺人犯の夢を見るようになっていました。彼女はウィルという新しい友人に慰めてもらいます。ジュリーのもう一人の友人カーラは二人を引き合わせようとし、バハマ旅行が当たったとき、ジュリーは完璧な計画だと確信。しかし恋人レイはまだ写真に写っており、ジュリーは友人としてしか行きません。カーラ、恋人のタイレル、ジュリー、ウィルは、レイが漁師と再会する直前に飛び立ちます。彼はジュリーに行かないように言おうとしますが、遅すぎました。バハマでジュリーは明るくなり、楽しみ始めていました。ところが突然、島を嵐が襲い、人々が姿を消し始めます。レイはジュリーに警告するためにボートで島へ向かうが、漁師からジュリーたちを救うタイミングはいかに?
キャスト
- ジェニファー・ラブ・ヒューイット(ジュリー・ジェームズ役)
- フレディ・プリンゼ・ジュニア(レイ・ブロンソン役)
- ブランディ(カーラ・ウィルソン役)
- メキー・ファイファー(タイレル・マーティン役)
- ミュゼ・ワトソン(ベン・ウィリス/フィッシャーマン役)
- ビル・コッブス(エステス役)
- マシュー・セトル(ウィル・ベンソン役)
- ジェフリー・コムズ(ミスター・ブルックス役)
- ジェニファー・エスポジート(ナンシー役)
- ジョン・ホークス(デイヴ役)
- ベンジャミン・ブラウン(ドックハンド・ダリック役)
- エレリン・ハーディング(オルガ役)
- ジャック・ブラック(タイタス・テレスコ役)
- サラ・ミシェル・ゲラー役:ヘレン・シヴァーズの写真役)
リサ・フーバーとサマー・ムーアのデビュー作。
続編
2006年8月15日、『ラストサマー3』というタイトルのダイレクト・トゥ・ビデオ映画が公開されました。この映画は前2作とは無関係で、復帰キャストもいません。当初は、『ラストサマー2』の続きが描かれる予定でしたが、代わりに、前2作とは無関係のプロットが描かれ、前2作については少し言及する程度。
2023年2月、新たな遺産となる続編が開発中であることが発表され、ヒューイットとプリンツェ・ジュニアが出演交渉中で、リア・マッケンドリックの脚本からジェニファー・ケイティン・ロビンソンが監督を務めることが明らかになりました。
レビュー 作品の感想や女優への思い