ベルリン国際映画祭最優秀女優賞歴代受賞者リスト

ベルリン国際映画祭の銀熊賞（最優秀女優賞）は、1956年から2020年まで授与されていました。2021年以降はジェンダーニュートラルの方針により、男優賞と女優賞が廃止され、「主演俳優賞」「助演俳優賞」に統一されています。

以下は、銀熊賞（最優秀女優賞）の歴代受賞者を可能な限りまとめたリストです。情報は主に提供されたウェブ結果および一般的な知識に基づいています。なお、一部年の受賞者情報が不足している場合がありますが、確認可能な範囲で正確に記載します。

ベルリン国際映画祭銀熊賞（最優秀女優賞）歴代受賞者リスト
備考

ベルリン国際映画祭銀熊賞（最優秀女優賞）歴代受賞者リスト

1956年：エルザ・マルティネリ（Elsa Martinelli）- 『Donatella』
1957年：イボンヌ・ミッチェル（Yvonne Mitchell）- 『Woman in a Dressing Gown』
1958年：アンナ・マニャーニ（Anna Magnani）- 『Wild Is the Wind』
1959年：シャーリー・マクレーン（Shirley MacLaine）- 『Ask Any Girl』
1960年：ジュリエット・メニエル（Juliette Mayniel）- 『Kirmes』
1961年：アンナ・カリーナ（Anna Karina）- 『女は女である』
1962年：ヴィヴェカ・リンドフォース（Viveca Lindfors）- 『No Exit』
1963年：ビビ・アンデルセン（Bibi Andersson）- 『Älskarinnan』
1964年：左幸子（Sachiko Hidari）- 『にっぽん昆虫記』（日本）
1965年：マッジ・アシュリー（Madge Ashley）- 『The War Game』
1966年：アヌーク・エーメ（Anouk Aimée）- 『L’uomo dei cinque palloni』
1967年：エディス・エヴァンス（Edith Evans）- 『The Whisperers』
1968年：ステファーヌ・オードラン（Stéphane Audran）- 『Les Biches』
1969年：受賞者なし
1970年：受賞者なし
1971年：シモーヌ・シニョレ（Simone Signoret）- 『Le Chat』
1972年：エリザベス・テイラー（Elizabeth Taylor）- 『Hammersmith Is Out』
1973年：受賞者なし
1974年：受賞者なし
1975年：田中絹代（Kinuyo Tanaka）- 『サンダカン八番娼館望郷』（日本）
1976年：ジョアンナ・シムカス（Joanna Shimkus）- 『L’Invitation』
1977年：リリー・カーラティ（Lily Carati）- 『La Moglie Vergine』
1978年：ジーナ・ローランズ（Gena Rowlands）- 『Opening Night』
1979年：ハンナ・シガラ（Hanna Schygulla）- 『Die Ehe der Maria Braun』
1980年：レナーテ・クラウスナー（Renate Krößner）- 『Solo Sunny』
1981年：バーバラ・グラボフスカ（Barbara Grabowska）- 『Gorączka』
1982年：カトリン・ザス（Katrin Saß）- 『Bürgschaft für ein Jahr』
1983年：エフゲニア・グロウホフスカ（Yevgeniya Glushenko）- 『Vlyublyon po sobstvennomu zhelaniyu』
1984年：インナ・チュリコーワ（Inna Churikova）- 『Voenno-polevoy roman』
1985年：ジョエリー・マンダー（Joely Manda）- 『The River』
1986年：シャーロット・ランプリング（Charlotte Rampling）- 『Max, Mon Amour』
1987年：アナ・ビアトリス・ノゲイラ（Ana Beatriz Nogueira）- 『Vera』
1988年：ホリー・ハンター（Holly Hunter）- 『Broadcast News』
1989年：イザベル・アジャーニ（Isabelle Adjani）- 『Camille Claudel』
1990年：ジェシカ・タンディ（Jessica Tandy）- 『Driving Miss Daisy』
1991年：ビクトリア・アブリル（Victoria Abril）- 『Amantes』
1992年：マギー・チャン（Maggie Cheung）- 『ロアン・リンユィ／阮玲玉』
1993年：ミシェル・ファイファー（Michelle Pfeiffer）- 『Love Field』
1994年：クリッシー・ロック（Crissy Rock）- 『Ladybird, Ladybird』
1995年：ジョセフィーヌ・ルバサン（Joséphine Lebas-Joly）- 『L’Appât』
1996年：アヌーク・グリンベール（Anouk Grinberg）- 『Mon Homme』
1997年：ジュリエット・ビノシュ（Juliette Binoche）- 『The English Patient』
1998年：フェルナンダ・モンテネグロ（Fernanda Montenegro）- 『Central do Brasil』
1999年：マリア・シュラーダー（Maria Schrader）、ユリアーネ・ケーラー（Juliane Köhler）- 『Aimée & Jaguar』
2000年：ナージャ・ウール（Nadja Uhl）- 『Die Stille nach dem Schuß』
2001年：ケリー・ワシントン（Kerry Washington）- 『Lift』
2002年：ハル・ベリー（Halle Berry）- 『Monster’s Ball』
2003年：ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ（Nicole Kidman, Julianne Moore, Meryl Streep）- 『The Hours』
2004年：カタリナ・サンディノ・モレノ（Catalina Sandino Moreno）- 『Maria Full of Grace』
2005年：ジュリア・ジェンチ（Julia Jentsch）- 『Sophie Scholl – Die letzten Tage』
2006年：サンドラ・ヒュラー（Sandra Hüller）- 『Requiem』
2007年：ニーナ・ホス（Nina Hoss）- 『Yella』
2008年：サリー・ホーキンス（Sally Hawkins）- 『Happy-Go-Lucky』
2009年：ロベルタ・セラーノ（Roberta Serrano）- 『La teta asustada』
2010年：寺島しのぶ（Shinobu Terajima）- 『キャタピラー』（日本）
2011年：アレズ・ゴンサレス、アリエラ・ナバロ、リディア・ガルシア、ヴィッキー・ペーニャ（Arezoo Gonzales, Ariella Navarro, Lidia García, Vicky Peña）- 『A Separation』
2012年：レイチェル・ムワンザ（Rachel Mwanza）- 『War Witch』
2013年：パウリナ・ガルシア（Paulina García）- 『Gloria』
2014年：黒木華（Haru Kuroki）- 『小さいおうち』（日本）
2015年：シャーロット・ランプリング（Charlotte Rampling）- 『45 Years』
2016年：トリーン・ディルホム（Trine Dyrholm）- 『Kollektivet』
2017年：キム・ミニ（Kim Min-hee）- 『夜の浜辺でひとり』
2018年：アナ・ブラン（Ana Brun）- 『Las herederas』
2019年：ヨン・メイ（Yong Mei）- 『So Long, My Son』
2020年：パウラ・ベーア（Paula Beer）- 『Undine』

Kim Min-hee wins best actress award in Berlin film fest

김민희 베를린영화제 여우주연상 수상Over in Germany, Kim Min-hee bagged the best actress honors at the 67th Berlin International Film Fes...

キム・ミンヒ、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞｜ドイツでは、キム・ミンヒが第67回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。『夜の浜辺でひとり』での役柄を通じて、非伝統的な関係を通じて愛の意味を探求するこの作品で、キムは17人の世界的な競合相手を破り、韓国に初の最優秀女優賞シルバーベアをもたらしました。受賞スピーチで、彼女はベルリン国際映画祭に3度目の参加を果たした監督のホン・サンスへの深い感謝と愛を表明しました。この賞は、1999年の波乱のデビュー以来、キム・ミンヒのキャリアにおける最大のハイライトと見られています。10年以上にわたり演技の拙さを批判されてきたモデル出身の女優は、2012年のビョン・ヨンジュ監督作『ヘルpless』から好評価を得るようになりました。『夜の浜辺でひとり』は3月に韓国で公開されます。

備考

日本人の受賞者：日本人女優では、左幸子（1964年）、田中絹代（1975年）、寺島しのぶ（2010年）、黒木華（2014年）が受賞しています。
受賞者なしの年：1969年、1970年、1973年、1974年など、一部の年では女優賞の受賞者が設定されていませんでした。
ジェンダーニュートラル化：2020年を最後に、2021年の第71回ベルリン国際映画祭より、男優賞と女優賞は「主演俳優賞」「助演俳優賞」に統合されました。2021年の主演俳優賞はマルレーン・シェーナー（Marleen Schöner）、助演俳優賞はリオ・ファンゼル（Lio Fanzel）でした。
情報源の限界：一部の年の受賞者情報は、提供されたウェブ結果や一般的な知識で確認できない場合があります。より詳細なリストが必要な場合、公式のベルリン国際映画祭アーカイブ（http://www.berlinale.de/）を確認することをお勧めします。
このリストは、確認可能な情報に基づいて作成されていますが、すべての年について完全な情報が揃っていない可能性があります。追加の詳細が必要な場合や特定の年の受賞者について知りたい場合は、お知らせください。