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アン=マーグレット

アン=マーグレット(Ann-Margret)はスウェーデン系アメリカ人の女優、歌手、ダンサー。『バイ・バイ・バーディー』『ラスベガス万才』などで知られ、ゴールデン・グローブ賞を5回受賞。アカデミー賞やエミー賞にもノミネートされたハリウッドのスター。

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プロフィール

  • 名前:アン=マーグレット(Ann-Margret)
  • 本名:アン=マーグレット・オルソン(Ann-Margret Olsson)
  • 生年月日:1941年4月28日(84歳)
  • 出生地: スウェーデン・イェムトランド県ヴォルソビン
  • 職業:女優、歌手
  • 活動期間:1961年〜
  • 配偶者:ロジャー・スミス(1967年〜)

生い立ち・教育

アン=マーグレット・オルソンは、1941年4月28日、スウェーデンのイェムトランド県ヴォルソビンで生まれました。両親は共にスウェーデン人で、父親はすでにアメリカで職を得ていたため、1946年、5歳の時に母親とともにアメリカへ移住しました。家族3人での新生活はイリノイ州で始まり、彼女は主にそこで育ちました。幼少期から歌とダンスに才能を示し、早くから芸能の道に興味を抱いていました。地元のラジオ番組やイベントで歌を披露するなど、幼い頃からパフォーマンスの機会に恵まれていました。

教育面では、イリノイ州のウィルメットにあるニュートリアー高校に通い、そこでチアリーダーや演劇活動に参加するなど、活発な学生生活を送りました。その後、ノースウェスタン大学に進学しましたが、芸能活動に専念するため中退。大学在学中にはすでにバンドを結成し、地方巡業を行うなど、プロのエンターテイナーとしてのキャリアをスタートさせていました。この時期、彼女のエネルギッシュなパフォーマンスと魅力的な声が注目を集め始め、後の成功の基盤を築きました。

経歴

アン=マーグレットのキャリアは、1960年代初頭に本格的に始まりました。1961年、20歳の時にコメディ俳優ジョージ・バーンズに見出され、彼のショーに出演。この機会がハリウッドへの扉を開きました。同年、映画『ポケット一杯の幸福』(Pocketful of Miracles)でスクリーンデビューを果たし、ゴールデン・グローブ賞の新人賞を受賞。彼女の可憐でコケティシュな魅力と、力強い歌とダンスのパフォーマンスが観客を魅了しました。

1963年の『バイ・バイ・バーディー』(Bye Bye Birdie)では、ブロードウェイのミュージカルを原作とした青春映画で主演級の役を演じ、一躍スターの座に上り詰めました。この作品でのエネルギッシュなパフォーマンスは、彼女を「アメリカのセックス・シンボル」として確立。特にエルヴィス・プレスリーと共演した1964年の『ラスベガス万才』(Viva Las Vegas)は、彼女の歌とダンスの才能を最大限に発揮した作品として知られ、以降も多くのミュージカル映画に出演しました。

1960年代から1970年代にかけて、『シンシナティ・キッド』(1965年)、『愛の狩人』(1971年)、『トミー』(1975年)など、多彩なジャンルの映画で活躍。『愛の狩人』ではゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされました。『トミー』ではロック・オペラの傑作として評価され、彼女の歌唱力と演技力が再び注目を集めました。音楽面でも成功を収め、RCAビクターと契約し、ポップスやロックのレコードを多数リリース。2023年には、クラシック・ロックアルバム『Born to be Wild』を発表し、80歳を超えても現役で活動を続けています。

テレビ出演も積極的に行い、2010年には『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』へのゲスト出演でエミー賞を受賞。彼女のキャリアは7つのディケイド(70年)にわたり続き、ゴールデン・グローブ賞5回、アカデミー賞2回、グラミー賞2回、エミー賞6回のノミネートを誇ります。その後も『ジーサンズ はじめての強盗』(2017年)や『大狂乱』(2025年公開予定)など、コンスタントに映画出演を続け、幅広い世代から愛される存在です。

私生活

アン=マーグレットの私生活では、1967年に俳優のロジャー・スミスと結婚したことが大きな節目です。ロジャー・スミスはテレビドラマ『サンセット77』で知られていましたが、健康問題により俳優業を引退し、彼女のマネージャーとしてサポートに徹しました。結婚50周年を迎えた2017年のインタビューで、彼女はロジャーについて「彼なら私を守ってくれると心から思えた」と語り、ユーモアと笑いが長続きの秘訣だと述べています。二人は子供を持たなかったものの、強い絆で結ばれ、ロジャーが2017年に亡くなるまで連れ添いました。

彼女は私生活での困難も経験しました。1972年にステージパフォーマンス中の事故で重傷を負い、顔面の骨折や一時的な活動停止を余儀なくされましたが、驚異的な回復力で復帰。その後もバイク事故や健康問題に直面しながらも、ポジティブな姿勢で乗り越えてきました。スウェーデン系アメリカ人としてのルーツを大切にし、故郷ヴォルソビンへの思いも語っています。

出演作品

以下は、アン=マーグレットの代表的な映画とテレビ作品の一部です。

  • ポケット一杯の幸福(1961年) – スクリーンデビュー作、ゴールデン・グローブ賞新人賞受賞。
  • ステート・フェア(1962年) – ミュージカル映画での歌とダンスが話題に。
  • バイ・バイ・バーディー(1963年) – 青春ミュージカルでブレイク。
  • ラスベガス万才(1964年) – エルヴィス・プレスリーと共演、彼女の代表作の一つ。
  • シンシナティ・キッド(1965年) – ドラマ映画で演技力を発揮。
  • 愛の狩人(1971年) – ゴールデン・グローブ賞主演女優賞受賞、アカデミー賞ノミネート。
  • トミー(1975年) – ロック・オペラ映画で歌と演技が高評価。
  • ザ・フーのメンバー、エルトン・ジョンらが出演した『トミー』はカルト的人気を博す。
  • マジック(1978年) – アンソニー・ホプキンスと共演のサスペンス映画。
  • リターン・オブ・ザ・ソルジャー(1982年) – ドラマ映画での繊細な演技。
  • 52 Pick-Up(1986年) – サスペンス映画での存在感。
  • ニュージーズ(1992年) – カルト的な人気を持つミュージカル映画。
  • グランピー・オールド・メン(1993年) – コメディ映画での軽快な演技。
  • エニイ・ギブン・サンデー(1999年) – スポーツドラマでの脇役。
  • TAXI NY(2004年) – アクション・コメディ映画。
  • ジーサンズ はじめての強盗(2017年) – 老年コメディでの愛らしい役柄。
  • 大狂乱(2025年公開予定) – 最新作での出演。
  • レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー(2014年) – テレビシリーズでのゲスト出演。
  • LAW &ORDER:性犯罪特捜班(2010年) – エミー賞受賞のゲスト出演。

音楽活動では、『Bachelor in Paradise』や『Bye Bye Birdie』などのシングルがヒットし、2023年のアルバム『Born to be Wild』ではクラシック・ロックのカバーで新たな魅力を発揮しました。

まとめ

アン=マーグレットは、女優、歌手、ダンサーとして70年以上にわたりエンターテインメント業界で輝き続けています。スウェーデンからアメリカへの移住、若くしてのスターへの道のり、困難を乗り越えた私生活、そして多彩な作品群は、彼女の不屈の精神と才能を物語ります。80歳を超えた現在も新作アルバムや映画出演で活躍し、世代を超えて愛される存在です。

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なむ

洋画好き(字幕派)。だいたいU-NEXTかNetflixで、妻と2匹の猫と一緒にサスペンスやスリラーを観ています。詳細は名前をクリックしてください。猫ブログ「碧眼のルル」も運営。

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