ラブ＆デス

ひとりの“完璧な主婦”が犯した不倫と殺人。『ラブ＆デス』は実在の事件をベースにしたサスペンス。エリザベス・オルセンが主演。見ないわけにいきません！

予告編はこちら。

あらすじ

テキサス郊外に住む主婦キャンディは、エリート企業で働く夫と2人の子供に恵まれ何不自由ない生活を送っていますが、言葉に表せない欲求不満を抱いていました。

ある夜、教会仲間のアランに性的欲求を抱いたキャンディは、彼に不倫する提案を持ちかけました…。

1980年6月13日、米国テキサス州ワイリーで、キャンディス・リン・モントゴメリー（旧姓ウィーラー）が、元不倫相手の妻ベティ・ゴアを殺害。裁判では正当防衛が焦点となり、一進一退の状況が続きました。

とにかく、エリザベス・オルセンさま。可愛い顔面と怖い行動のギャップに無理を感じますが、やはりそれも恐怖？！

第1話・第2話では密会モーテルで騎乗位中心のベッドシーンが随所に出てきて、その都度エリザベスのランジェリーを拝めます。

第4話で生足にサンダル。警察に事情聴取へ行ったときに、黒のブラウス、膝丈のAライン・スカート、足元は黒のストッキングに黒のローヒール靴。

裁判が始まってからは、しばしばキョートヘアでリクルートスーツ風のエリザベスを拝めます。

エリザベス・オルセン（キャンディ・モンゴメリー役）はとても楽しそうに、特別な役柄なのに幅広く感情を表現しています。

脇役たちも素晴らしい。クリステン・リッターは登場する場面をことごとく盗み、リリー・レイブはこれまで書かれた中で最も嫌われる女性キャラクターの一人であるベティを見事に演じています。ベティを神経質というには控えめな表現で、彼女の激しい神経症は結婚生活を蝕むことになります。

さて、主婦キャンディは、カリスマ性があり社交的で自信にあふれ、社交界では真の女性として中心人物となっています。信じられないほどフレンドリーで、軽薄でさえあることも。

彼女は一見何でも持っているように見えますが、それ以上のものを求めています。彼女は親密さ、つながり、心を満たしてくれる結婚以上の何かを求めているのです。愛する人が彼女を突き放したために、パラダイスでトラブルが発生し、彼女の感情的な転落がはじまりました…。

「ラブ＆デス」はHuluの「キャンディ」より先に撮影開始。「キャンディ」は「ラブ＆デス」より先に終わりました。
女優のジェシカ・ビールがエリザベス・オルセンに対し、同一犯罪を題材にした番組を撮影していることについて連絡をとってきました。エリザベスは、実生活では一度も会ったことがないジェシカが手を差し伸べてくれて嬉しかったそうです。
このシリーズで女性たちがランチをするバックドア・カフェは米国テキサス州スミスビルにあります。
第1話でキャンディと娘はピアノの後ろで「ハレルヤ」を歌います。舞台は1978年で、ミルク＆ハニーというバンドのこの曲が発表され、1年後にユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝しました。
キャンディ・モンゴメリーの弁護士ドン・クラウダーを演じるトム・ペルフリーは、自分が受けている否定的な報道を説明するときに、「彼らはキャンディをスカーレット・ウーマンと呼んでいる」というセリフを口にします。これは、エリザベス・オルセンがMCUで演じているスカーレット・ウィッチの役柄をもじったものです。