サラ・サラモ(Sara Sálamo)はスペインの女優、監督、脚本家。テレビシリーズ『Arrayán』や『B&b, de boca en boca』、『Brigada Costa del Sol』で人気を博しました。ペネロペ・クルスやハビエル・バルデム共演の『誰もがそれを知っている』など国際映画にも出演。女優業の傍ら、動物権利活動家、フェミニストとして知られ、近年は監督としても活躍しています。サッカー選手イスコの妻で、二児の母。
プロフィール
- 名前:サラ・サラモ(Sara Sálamo)
- 本名:サラ・アイノア・コンセプシオン・サラモ(Sara Ainhoa Concepción Sálamo)
- 生年月日:1992年1月20日(34歳)
- 出身地:スペイン、カナリア諸島、サンタ・クルス・デ・テネリフェ
- 職業:女優、動物愛護活動家
- パートナー:イスコ(2017年~現在)
- 子供:2人
生い立ち・教育
サラ・サラモは1992年1月20日、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島にあるサンタ・クルス・デ・テネリフェに生まれました。幼少期から芸術に親しむ環境に育ち、11歳の時に父親が監督した短編映画で声を担当したことが、演技への情熱を呼び覚ましたきっかけとなりました。その後、演劇のレッスンを受けるようになり、表現者としての基礎を築きました。
18歳の頃、マドリードへ移住し、本格的に女優の道を志します。正式な演劇学校や大学での専門教育に関する詳細は公表されていませんが、現場での実践と自主的な研鑽を通じてスキルを磨いたとされています。カナリア諸島の温暖で開放的な気質が、彼女の自然体で情感豊かな演技スタイルの基盤となっているようです。家族については詳細が少ないものの、父親の影響が幼い頃から大きかったことが伺えます。
彼女は幼い頃からアトレティコ・マドリードのファンであり、スポーツや地域文化にも親しみ、多様な経験が女優としての感性を豊かにしています。マドリード移住後は、厳しいオーディション生活の中で忍耐と情熱を養い、2012年にテレビデビューを果たしました。
経歴
サラ・サラモのキャリアは2012年、歴史ドラマ『Toledo, cruce de destinos』でのゲスト出演から始まりました。同年、アンダルシアの人気ソープオペラ『Arrayán』でエステル役を演じ、68話以上にわたりレギュラーとして注目を集めました。これにより全国的な知名度を獲得します。
2013年には映画デビュー作『Tres 60(Three-60)』でダニエラ役を演じ、ティーン映画として若者層にアピール。2014年から2015年にかけては、Telecincoの workplace dramedy『B&b, de boca en boca』でカイエターナ役を務め、ベレン・ルエダら実力派俳優との共演で演技力を高めました。以降、『La que se avecina』『Aída』などの人気コメディシリーズにゲスト出演を重ね、幅広い役柄をこなす実力派として認知されます。
2017年頃から映画分野で飛躍。アルゼンチンで撮影された『Las grietas de Jara』や、2018年のアスガル・ファルハディ監督作『Todos lo saben(誰もがそれを知っている)』でペネロペ・クルスら国際スターと共演し、世界的な評価を得ました。同年『Perdida』にも出演。2019年には犯罪シリーズ『Brigada Costa del Sol』で「ラ・ブイータ」ことヨランダ役を好演し、再びテレビで人気を博します。
2020年代に入り、活動の幅をさらに広げます。パンデミック期のアンソロジー『Relatos con-fin-a-dos』では夫イスコと共演。2021年の『El año de la furia』、2023年のペドロ・アルモドバル短編『Strange Way of Life(ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ)』ではコンチータ役を演じました。2023年には『El favor』、2024年には『Al otro barrio』に出演。
近年は監督業にも進出。2022年に独立プロダクション「Montauk Cinema」を設立し、短編『La manzana』『Yaya』、ドキュメンタリーなどを手がけています。2025年には長編ドキュメンタリー『En silencio. La resiliencia de Isco Alarcón』を監督。女優からクリエイターへの転身を着実に進め、多才ぶりを発揮しています。活動を通じてフェミニズムや動物愛護を積極的に発信し、社会派アーティストとしての側面も強めています。
私生活
サラ・サラモの私生活は、2017年頃から交際が報じられたサッカー選手イスコ・アラルコン(Isco Alarcón)との関係で注目を集めています。二人は2017年11月頃に公の場で登場し、以降安定したパートナーシップを築いています。2019年7月に長男テオ(Theo)が、2020年12月に次男ピエロ(Piero)が誕生。二児の母として子育てと仕事を両立させています。2024年6月には正式に結婚しました。
それ以前は、俳優ラウル・メリダと2012年から2017年まで交際していました。サラはエンドメトリオーシス(子宮内膜症)を公表し、若い年齢での出産を望んだ背景を語っています。家族との時間を大切にしつつ、キャリアを続ける姿勢は多くの女性から支持されています。
彼女は熱心な動物権利活動家であり、闘牛反対の立場を明確にしています。これにより一部から批判を受けることもありますが、自身の信念を曲げずSNSなどで発信を続けています。またフェミニストとして、女性の権利やワークライフバランスについても積極的に意見を述べ、ロールモデル的な存在となっています。カナリア諸島のルーツを大切にし、自然体で飾らない性格がファンに親しまれています。
出演作品
- Arrayán(2012) – Esther Machado
- Toledo, cruce de destinos(2012)
- B&b, de boca en boca(2014-2015) – Cayetana
- Tres 60 / Three-60(2013) – Daniela(日本未公開)
- Como la espuma / Like Foam(2016) – Elisa(原題)
- Las grietas de Jara / Dark Buildings(2018) – Leonor(原題)
- Todos lo saben / 誰もがそれを知っている(2018) – Rocío
- Perdida(2018)
- Brigada Costa del Sol(2019) – Yolanda “La Buhíta”
- El año de la furia / The Year of Fury(2020) – Jenny(原題)
- Strange Way of Life / ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023) – Conchita
- El favor / Just One Small Favor(2023) – Aura(原題)
- Al otro barrio(2024) – Sara(原題)
(その他多数のゲスト出演、短編監督作品あり。邦題は公開情報に基づき優先、未公開作は原題を使用)
サラ・サラモは、若手時代からの着実な歩みと近年 の多角的な活躍により、スペイン映画界で確固たる地位を築いています。母性とキャリアの両立、信念ある社会活動、そしてクリエイティブな挑戦を続ける彼女の今後の活躍が大いに期待されます。



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