ナインハーフ

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

若き日のミッキー・ロークの色香に酔う、官能ラブストーリー。

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ナインハーフ

  • 邦題:ナインハーフ
  • 原題:9 1/2 weeks
  • 公開年:1985年
  • 製作国:米国
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:恋愛

予告編はこちら。

見どころ

当時のセクシーカップル、ミッキー・ローク×キム・ベイシンガー主演。「フラッシュダンス」のエイドリアン・ライン監督が手がけた濃密かつ都会的なベッドシーンは必見。

あらすじ

マンハッタンの画廊に勤めるエリザベスは、街中で声をかけてきたハンサムで謎めいた男、ジョンと恋に落ちます。やがて彼女は彼がしかける倒錯的な行為を受け入れ、秘めた欲望を開花。出会って9週間半、燃え上がった愛の先に待ち受けるものとは…。

ファム・ファタル

当時の高校生だった私としてはアメリカの都会生活に憧れました。

主演女性のキム・ベシンガーは、けっして美人なわけではありませんが、当時の私には典型的なアメリカ人という風貌(白肌+ブロンド)。

恋だけでなく青空市場でショッピングしている場面が印象的で、大人のような少女のようなOL生活キャリアウーマンの生活をしていて、まさに80年代アメリカです。

男の側からすると、キム・ベイシンガーを観覧車に一人で乗せた場面で、降車した彼女が冗談交じりに怒って軽い鬼ごっこをするのですが、こういう戯れあいは大切ですね。

私も中学生のときに女子たちに悪戯して鬼ごっこしていました。このときのポイントは、後で捕まって少し叩かれること。すると、関係がリセットされますから、互いに楽なんです。

トリビア

映画中、エリザベス(キム・ベイシンガー)にはボディ・ダブルが使われました。

キム・ベイシンガーは、MGMが人々の心理的ダメージが大きいと考えた14時間の削除シーンを所有しています。その映像は、ディレクターズ・カットのDVD版でさえ、一般公開されていません…。

キムは、出演した映画のなかで本作が一番好きだと公言していますが、オリジナル版を観たことがない人を残念に思うとも話しました。

キム・ベイシンガーは、この映画を撮るまで「本物の女優」だと感じなかったそうです。

キムとミッキー・ロークがエレベーターのなかで強盗を働く場面(ベイシンガーはロークに促される)は、テスト観客が不快に感じたため削除されました。恐怖におののくビジネスマンの喉にスイッチブレードを突きつけた後、キムが彼に魅惑的なキスをする場面です。

出演者はオスカー受賞者1名(キム・ベイシンガー)、オスカー候補1名(ミッキー・ローク)。

ジャクリーン・ビセットがエリザベス役を依頼されましたが、脚本が要求するヌードの多さを理由に辞退。テリ・ガー、イザベラ・ロッセリーニ、キャスリーン・ターナーの3人がこの役を懸命に働きかけましたが、キム・ベイシンガーに敗れました。

キャスト

登場人物 出演者
ジョン ミッキー・ローク
エリザベス キム・ベイシンガー
モリー マーガレット・ウィットン
ハーヴェイ デヴィッド・マルグリーズ
テア クリスティン・バランスキー
スー カレン・ヤング
テッド ウィリアム・デ・アクティス
ファンズワース ドワイト・ワイスト
シンクレア ロデリック・クック
ギャラリー顧客 ビクター・トゥルーロ
寝具販売員 ジャスティン・ジョンストン
娼婦 チンティア・クルス
チャイナタウンの肉屋 キム・チャン
怒れる中国人客 リー・ライ・シン
チャイナタウンの買い物客 ルドルフ・ウィルリッヒ
フリーマーケットのショール売り ヘレン・ハンフト
フリーマーケットのチキン売り マイケル・P・モラン
花の配達員 レイナー・シャイン
ブルース オレク・クルパ
マイケル マイケル・マーゴッタ
ディナーゲスト ジュリアン・ベック
ディナーゲスト ジョン・P・コノリー
ディナーゲスト カサンドラ・ダンツ
ディナーゲスト ベアタ・ヤチュルスキー
乗馬作物セールスマン ピーター・パガン
イタリアの歌手 テリー・ペリ
コニー・アイランドのボーイ チャールズ・マロタ
コニー・アイランドのボーイ ダニエル・E・アムリッチ
コニー・アイランドのボーイ サルバトーレ・シャングラ
ソープ・オペラの女性 キム・ミシェル
ソープ・オペラの男性 ジェフ・セバーソン
ジャニター ダン・ローリア
清掃員 コーリー・パーカー
ギャバッグマン ジョー・マルッツォ
ギャル男 トム・トレイノ
衣料品販売員 コルボバ・チョイ・リー
秘書 エレン・バーバー
ジュエリー・セールス エセル・アイラー
香水レディ エリザベス・セン
ポルノ・ハウスのダンサー ギッタン・ゴディング
ポルノ・ハウスの髭男爵 デビッド・M・エベラード
ポルノ・ハウスのバーカー ルーサー・ラッカー
ポルノ・ハウスのステージの男 ジョーイ・シルヴェラ
ポルノ・ハウスのステージ上の女性 ペティナ・コール
ポルノ・ハウスのバック・ボーカル メリー・クレイトン
ギャラリー・ゲスト キム・アイザックソン
ギャラリー・ゲスト サラ・ケルノチャン
レオン・バーガー デヴィッド・タボル
フリーマーケットの店員 カレン・A・ブラウン
パンクロッカー ジョージ・クートゥピス
ウェイター アントン・エヴァンジェリスタ
アート・ギャラリーのウェイター ゲイリー・エヴァンス
フッカー リン・ニーダーマン・シルバー
ロックスター パーティーゲスト ロニー・ウッド

スタッフ

担当者 担当
衣装デザイン ボビー・リード
衣装 ジョン・M・ドワイヤー
衣装 クリスティン・ガーディアシュ
メイクアップ デビッド・フォレスト
ヘアスタイル マリー・アンジュ・リプカ
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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