TV映画『マザーズ 禁断の秘密』は2020年に公開された米国サスペンス。養女のタラがDNA検査で実母グレイスを見つけ、再会する。しかし、グレイスは予測不能な行動をし、養母エイミーを脅かす。実はグレイスには双子の妹カリナがおり、復讐を企てる。家族の絆と秘密が交錯する。
基本情報
- 邦題:マザーズ 禁断の秘密
- 原題:Birthmother’s Betrayal / A Birthmother’s Secret
- 製作国:アメリカ合衆国
- 公開年:2020年
- 上映時間:87分
- 製作会社:リールワン・エンタテインメント(提供)、メープル・アイランド・フィルムズ
- 配給会社:ライフタイム・テレビジョン、リール・ワン・インターナショナル、TF1ほか
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見どころ
ファム・ファタル
『マザーズ 禁断の秘密』で光っているのは養女タラを演じたモニカ・ローズ・ベッツ。『Beware of Mom』『Cheer Camp Killer』『事故物件 身も凍る執念』などに出演しています。今後も彼女の活躍が見られることを期待したいです(^o^)
感想
本当に不可解。玄関ポーチの古い切り替え。 後々まであまり説明がありません。
女優の活躍
ターニャ・クラークは、養母エイミー役で過保護な母親像を体現します。娘タラを守るために奔走する姿が、物語の中心軸となります。彼女の演技は、日常の穏やかさと危機時の緊迫感を巧みに描き分け、観客を引き込みます。
アリア・プルマンは、実母グレイスとその双子の妹カリナの二役を務めます。グレイスとして優しくタラに接する一方、カリナとして冷徹な復讐者を演じ分けます。この二面性が、映画のサスペンスを高め、彼女の多才さを示します。
モニカ・ローズ・ベッツは、養女タラ役でティーンエイジャーの葛藤を表現します。実母との再会に喜びながら、養母との関係に悩む姿が描かれます。彼女の演技は、青春の複雑さを自然に伝え、物語に深みを加えます。
アンジェラ・ニコラスは、校長ブロッカー役で登場します。エイミーとグレイスの対立に巻き込まれるシーンで、落ち着いた存在感を発揮します。彼女の活躍は、脇役ながら緊張感を支えます。
アンジェラ・リーブは、ロシェル役で短いシーンに出演します。物語の周辺を彩る演技が、全体のリアリティを高めます。彼女の細やかな表現が、映画の雰囲気を豊かにします。
女優の衣装・化粧・髪型
ターニャ・クラークのエイミーは、日常シーンでシンプルなブラウスとパンツを着用します。化粧はナチュラルで、母親らしい穏やかな印象を与えます。髪型はミディアムヘアを緩くまとめたスタイルが多く、保護的な性格を反映します。
危機的な場面では、クラークのエイミーは乱れた服装になり、化粧が崩れた様子が描かれます。髪は散らかり、緊張感を視覚的に強調します。この変化が、彼女の内面的な動揺を表します。
アリア・プルマンのグレイスは、カジュアルなTシャツとジーンズを基調とします。化粧は軽く、魅力的なブルネットの髪をロングでストレートにします。双子役のため、髪型は同じですが、表情で違いを出します。
プルマンのカリナは、ダークな服装が多く、黒いフーディーを着用します。化粧はシャープで、目元を強調し、悪役らしい鋭さを加えます。髪はグレイスと同じロングですが、乱れたシーンで威圧感を増します。
モニカ・ローズ・ベッツのタラは、学校シーンで制服やカジュアルウェアを着ます。化粧は薄く、ティーンらしいフレッシュさです。髪型はポニーテールが多く、水泳シーンではまとめ髪で活動的なイメージです。
ビキニショッピングの場面では、ベッツのタラはワンピース水着を選びます。化粧は自然で、髪を下ろしたスタイルが、少女から大人への移行を象徴します。この衣装が、母娘の対立を視覚化します。
アンジェラ・ニコラスのブロッカーは、フォーマルなスーツを着用します。化粧はプロフェッショナルで、髪はショートボブです。このスタイルが、校長としての権威を表します。
アンジェラ・リーブのロシェルは、シンプルなドレスです。化粧は控えめで、髪はミディアムカールです。短い登場ながら、衣装が物語の日常性を支えます。
あらすじ
物語は、エイミー・ベネットが赤ん坊のタラを養子として迎えるところから始まります。養子縁組の担当者バーバラは、タラの実母との接触を危険だと警告します。直後、実母と思われる女性がエイミーを追跡しますが、警察に逮捕されます。
16年後、タラは高校生となり、親友ジェナの勧めでDNA検査サイトを使います。実母グレイス・カルバーとマッチし、連絡を取ります。グレイスはタラに優しく、運転を教えたりビキニを買ったりしますが、エイミーは不安を感じます。
グレイスはタラの水泳大会をストーキングし、学校を探ります。一方、エイミーはグレイスの過去を探り、養子縁組記録を求めます。グレイスはバーバラを殺害し、エイミーのコーヒーに薬を入れ、ブレーキを細工します。エイミーは事故を起こし、飲酒運転の疑いをかけられます。
グレイスがエイミーの家に泊まる夜、めまいで倒れます。そこに双子の妹カリナが現れ、入れ替わります。カリナはグレイスを装い、タラを誘拐しようとします。エイミーはグレイスの家を訪れ、真実を知ります。
カリナは刑務所で服役した過去を持ち、復讐を企てます。彼女はグレイスを縛り、薬を飲ませます。エイミーとタラはグレイスの家で対決し、カリナをシャベルで倒します。警察が到着し、カリナは逮捕されます。
最後、エイミーとデイビッドは結婚し、ハワイへ新婚旅行に出かけます。タラは本物のグレイスに預けられ、家族の絆が回復します。
解説
映画『マザーズ 禁断の秘密』は、養子縁組と実母の再会をテーマに、サスペンスを展開します。DNA検査の普及を背景に、家族の秘密と信頼の崩壊を描きます。出生母の描写が論争を呼び、擁護団体から批判を受けました。彼らは、出生母を危険人物として描くのは偏見だと主張します。
しかし、物語は出生母グレイスを悪役ではなく、被害者として位置づけます。真の悪は双子の妹カリナで、出生母のイメージを損なうわけではありません。このひねりが、観客を驚かせます。
監督ジョン・マーロウスキーは、映像と脚本を巧みに操り、緊張を維持します。双子役の特殊効果は見事で、1946年の映画『A Stolen Life』を思わせます。カナダロケながら、カリフォルニア設定です。
出演者の演技が光り、特にアリア・プルマンの二役が秀逸です。モニカ・ローズ・ベッツのタラは自然ですが、一部レビューで弱いと指摘されます。全体として、Lifetimeらしいセンセーショナルな娯楽です。
テーマは遺伝的つながりと養育の絆の対比です。タラの葛藤が、現代の養子問題を反映します。エンディングは希望的で、家族の再構築を示します。
キャスト
- ターニャ・クラーク:エイミー・ベネット
- アリア・プルマン:グレイス・カルバー/カリナ・カルバー
- モニカ・ローズ・ベッツ:タラ・ベネット
- マシュー・ポールカンプ:デイビッド
- レミントン・ホフマン:チョー巡査
- アンジェラ・ニコラス:ブロッカー校長
- ジェンナ・マカリ:コリーン
- エミリー・エリザベス・マーツ:ステイシー
- アンジェラ・リーブ:ロシェル
- サリ・アランブロ:ジェニー
- カマル・カーン:ロバーツ医師
- アリナ・アンドレイ:ミシェル
スタッフ
- 監督:ジョン・マーロウスキー
- 脚本:ヒュエラ・ランダー
- ストーリー:J・エミリオ・マルティネス
- 製作:ジョン・マーロウスキー
- 製作:ジェニファー・フィリップス
- 撮影:ジョン・マーロウスキー
- 音楽:ボビー・ローズ
- 衣装デザイン:指定なし
- キャスティング:ジェフ・アードリッチ



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