アリソン・ジャネイ(Allison Janney)はアメリカ合衆国の女優。TV番組『ザ・ホワイトハウス』でCJ・クレッグ役を演じ、エミー賞を4回受賞。2017年の映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』でラヴォナ・ハーディング役を務め、アカデミー賞助演女優賞を受賞。舞台、テレビ、映画で幅広く活躍し、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞も獲得しています。身長183cmの長身を活かした存在感が特徴です。
プロフィール
- 名前:アリソン・ジャネイ(Allison Janney)
- 本名:Allison Brooks Janney
- 生年月日:1959年11月19日(66歳)
- 出生地:アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
- 出身地:アメリカ合衆国オハイオ州デイトン
- SNSサイト:instagram
生い立ち・教育
アリソン・ジャネイ(Allison Janney)は、1959年11月19日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで生まれました。父親のジャービス・スペンサー・ジャネイ・ジュニアは不動産開発者でジャズミュージシャン、母親のメイシー・ブルックス・ジャネイは元女優です。家族はオハイオ州シンシナティとデイトンで暮らしました。兄のジェイと弟のヘンリー(ハル)がおり、ハルは1961年生まれで、うつ病と依存症との闘いの末、2011年に自殺しています。アリソンは、17世紀のメイフラワー号で新世界に来たスティーブン・ホプキンスの子孫です。
幼少期からフィギュアスケートに情熱を注ぎましたが、身長が183cmに達したことと、10代の事故で膝を負傷したため、夢を断念しました。教育面では、オハイオ州デイトンのマイアミ・バレー・スクールを卒業し、コネチカット州のホッチキス・スクールに進学しました。2005年にマイアミ・バレー・スクールの優秀卒業生、2016年にホッチキス・スクールの年間卒業生に選ばれています。その後、オハイオ州のケニオン大学で劇場を専攻し、卒業しました。在学中、ポール・ニューマンとジョアン・ウッドワードに出会い、演技の道を勧められました。
大学卒業後、ニューヨークのネイバーフッド・プレイハウス・スクール・オブ・ザ・シアターで演技を学びました。さらに、1984年にロンドンの王立演劇学校(ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート)で奨学金を得て勉強しています。これらの教育が、彼女の演技基盤を形成しました。演技訓練を通じて、舞台やスクリーンでの表現力を磨きました。
経歴
アリソン・ジャネイは、1989年にオフ・ブロードウェイの『レディーズ』でプロの舞台デビューを果たしました。クレジットなしの小さな役でしたが、これがキャリアの始まりです。1990年代初頭には、ソープオペラ『ガイディング・ライト』でジンジャー役を演じ、テレビデビューを飾りました。1991年の『モートン&ヘイズ』や1994年の『ロー&オーダー』などのテレビシリーズにゲスト出演し、経験を積みました。
1996年にブロードウェイデビュー作『プレゼント・ラフター』のリズ・エッセンタイン役で注目を集め、シアター・ワールド賞を受賞しました。1997年の『ア・ビュー・フロム・ザ・ブリッジ』でビアトリス役を演じ、ドラマ・デスク賞優秀女優賞を獲得しています。2009年のミュージカル『9 to 5:ザ・ミュージカル』ではヴァイオレット・ニューステッド役でトニー賞にノミネートされました。舞台での活躍は、彼女の多才さを示しています。
TVでのブレイクスルーは、1999年から2006年まで放送された『ザ・ホワイトハウス』です。クラウディア・ジーン(CJ)・クレッグ主席報道官役で、プライムタイム・エミー賞を4回受賞しました。この役で彼女は国際的に有名になりました。2013年から2021年まで出演した『Mom』ではボニー・プランケット役を務め、プライムタイム・エミー賞を2回獲得しています。2013年から2015年の『マスターズ・オブ・セックス』でマーガレット・スカリー役としてゲスト出演し、もう1回のエミー賞を受賞しました。通算7回のエミー賞受賞は、クロリス・リーチマンの8回に次ぐ記録です。2024年からは『ザ・ディプロマット』でグレイス・ペン副大統領役を演じています。
映画では、1994年の『ウルフ』で小さな役からスタートしました。1999年の『アメリカン・ビューティー』でバーバラ・フィッツ役を演じ、注目を集めました。2007年の『ジュノ』でブレン・マクガフ役、2011年の『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でシャーロット・フェラン役を務め、批評家から高評価を得ました。
2017年の『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でラヴォナ・ゴールデン役を演じ、アカデミー賞助演女優賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞、インディペンデント・スピリット賞助演女優賞を受賞しました。この役は、彼女のキャリアのハイライトです。
2019年の『スキャンダル』でスーザン・エストリッチ役、2023年の『ザ・クリエイター/創造者』でハウエル大佐役を演じ、多様なキャラクターを体現しています。声優としても『ファインディング・ニモ』や『ミニオンズ』に出演しています。
彼女の経歴は、舞台からテレビ、映画への移行を成功させた好例です。受賞歴豊富で、常に新しい挑戦を続けています。
服飾・美容
アリソン・ジャネイの服飾スタイルは、大胆でエレガントです。レッドカーペットでは、クリスチャン・シリアノやレア・コスタなどのデザイナーを好んで着用します。2024年のラス・カルチャリスタス・カルチャー・アワードでは、パンツレス・ルックで脚を強調したブラックドレスを着こなし、注目を集めました。長身を活かしたシルエットが特徴で、プラムカラーやシャイニーな素材をよく選びます。Instagramアカウントでは、日常のスタイルを共有し、ファンから支持されています。
美容面では、輝くメイクとストレートのブロンドボブヘアがトレードマークです。側分けのヘアスタイルを好み、自然なグロウ肌を保っています。ヘアデザイナーとメイクアップアーティストの協力で、イベントごとに洗練されたルックを実現します。加齢を力強く受け止め、スタイリッシュに歳を重ねる姿勢が評価されています。インタビューでは、ファッションを自己表現の手段として楽しむと語っています。
私生活
アリソン・ジャネイは、未婚で子供がいません。子供を持つ本能がないと述べ、現在の生活に満足しています。過去の恋愛では、1994年から2001年まで俳優のデニス・ガゴミロスと交際しました。2002年から2006年まではリチャード・ジェニックと付き合い、2004年に婚約しましたが、破局しています。2012年から2017年まではフィリップ・ジョンカスと関係を続けました。現在は独身で、仕事に集中しています。
弟ハルの依存症と自殺は、彼女の人生に大きな影響を与えました。2018年のアカデミー賞受賞スピーチでハルを追悼し、『Mom』の役を通じて依存症闘病者を支援しています。家族は音楽家が多く、父親と兄弟がミュージシャンです。趣味として、フィットネスやペットとの時間を楽しんでいます。プライベートを控えめに保ちつつ、インタビューで率直に語る姿勢が魅力です。
出演作品
映画
- ウルフ(1994年、パーティのゲスト)
- 34丁目の奇蹟(1994年、クリスマス・ショップの女性)
- シェフとギャルソン、リストランテの夜(1996年、アン)
- 誤診(1997年、メラニー・アバサク医師、テレビ映画)
- プライベート・パーツ(1997年、ディーディー)
- アイス・ストーム(1997年、ドット・ハルフォード)
- ジュリアン・ポーの涙(1997年、リラ)
- パーフェクト・カップル(1998年、ミス・ウォルシュ)
- 私の愛情の対象(1998年、コンスタンス・ミラー)
- インポスターズ(1998年、マキシーン)
- 6デイズ/7ナイツ(1998年、マージョリー)
- セレブリティ(1998年、イヴリン)
- デビッド&リサ ~心の扉~(1998年、アリックス、テレビ映画)
- 恋のからさわぎ(1999年、ミス・パーキー)
- わたしが美しくなった100の秘密(1999年、ロレッタ)
- アメリカン・ビューティー(1999年、バーバラ・フィッツ)
- ベティ・サイズモア(2000年、ライラ・ブランチ)
- めぐりあう時間たち(2002年、サリー・レスター)
- ファインディング・ニモ(2003年、ピーチ、声の出演)
- ラブ・スクール(2003年、リディア・マーティン)
- 森のリトル・ギャング(2006年、グラディス、声の出演)
- ヘアスプレー(2007年、プルーディ・ピングルトン)
- JUNO/ジュノ(2007年、ブレン)
- お家をさがそう(2009年、リリー)
- ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年、シャーロット)
- マーガレット(2011年、モニカ・パターソン)
- ジャックはしゃべれま1,000(2012年、サマンサ・デヴィス)
- 恋するふたりの文学講座(2012年、フェアフィールド)
- プールサイド・デイズ(2013年、ベティ)
- ブロークン・ポイント(2013年、エリザベス)
- バッドガイ 反抗期の中年男(2013年、バニース・ディーガン)
- タミー/Tammy(2014年、デブ)
- 天才犬ピーボ博士のタイムトラベル(2014年、ミセス・グラニオン、声の出演)
- Re:LIFE〜リライフ〜(2014年、メアリー・ウェルドン教授)
- ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年、キャシー)
- SPY/スパイ(2015年、エレイン・クロッカー)
- ミニオンズ(2015年、マッジ・ネルソン、声の出演)
- ガール・オン・ザ・トレイン(2016年、ライリー刑事)
- タルーラ 〜彼女たちの事情〜(2016年、マーゴ・ムーニー)
- アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年、ラヴォナ・ハーディング)
- トゥループ・ゼロ〜夜空に恋したガールスカウト〜(2019年、マッシー校長)
- マー サイコパスの狂気の地下室(2019年、ブラウン医師)
- バッド・エデュケーション(2019年、パム・グラッキン副教育長)
- アダムス・ファミリー(2019年、声の出演)
- スキャンダル(2019年、スーザン・エストリッチ)
- ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ(2021年、スー・ボタンズ)
- To Leslie トゥ・レスリー(2022年、ナンシー)
- ザ・クリエイター/創造者(2023年、ハウエル大佐)
TV
- ロー&オーダー(1992年・1994年、ノラ / アン・マドセン)
- ザ・ホワイトハウス(1999年-2006年、クラウディア・ジェーン(CJ)・クレッグ)
- そりゃないぜ!? フレイジャー(2002年、サマンサ)
- キング・オブ・ザ・ヒル(2003年、ローラ、声の出演)
- Weeds ママの秘密(2005年、グリーンスタイン)
- チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(2007年、ベヴァリー)
- ザ・プロテクター/狙われる証人たち(2010年、アリソン・ピアソン)
- LOST(2010年、母)
- キャシーのbig C いま私にできること(2012年、リタ・ストラウス)
- マスターズ・オブ・セックス(2013年-2015年、マーガレット・スカリー)
- Mom(2013年-2021年、ボニー・プランケット)
- ザ・ディプロマット(2024年-、グレイス・ペン)
その他
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(アリィ・サン・サン、声の出演)


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