クレオ・マッセイ(Cleo Massey)は、オーストラリアの女優、ライター。『H2O: Just Add Water』のキム・セルトリ役で知られ、2010年の映画『The Little Things』にも出演。タスマニア州ローンセストン出身で、ブログ「Pass Around the Smile」を運営し、ポジティブなライフスタイルを提唱しています。
プロフィール
- 名前:クレオ・マッセイ(Cleo Massey)
- 生年月日:1993年11月19日生まれ(31歳)
- オーストラリア、タスマニア州ローンセストン
- 職業:女優
- 活動年数:2004年~現在
- 配偶者:ルーク・デンプシー=チェ(2021年没)
- 子供:1人
- SNSサイト:Instagram・YouTube・LinkedIn・Facebook
生い立ち・教育
クレオ・マッセイは、1993年11月19日、オーストラリアのタスマニア州ローンセストンで生まれました。彼女の母、アナ・ウォーターズ=マッセイは女優兼演技指導者で、クレオの演技への情熱を育む大きな影響を与えました。父親の詳細は公開されていませんが、彼は私立大学で働いていたとされています。クレオには弟のジョーイ・マッセイがおり、彼も俳優として活動しています。彼女はローマ・カトリックの家庭に育ち、家族との強い絆を大切にしてきました。
幼少期から演技に興味を示し、11歳の頃から母のアナが主宰する演技クラスに参加しました。このクラスでは、演技の基礎や感情表現を学び、後のキャリアの基盤を築きました。クレオは創造的で社交的な性格を持ち、幼い頃から地元の劇団や学校の演劇活動に積極的に参加しました。彼女の生まれは1990年代初頭で、インターネットの普及やポップカルチャーの隆盛といった時代背景の中で育ち、ミレニアル世代特有の革新性や独立心を反映しています。
教育に関しては、具体的な学校名や学歴の詳細は公開されていません。しかし、彼女はタスマニアの地元の学校に通い、演技のキャリアを優先するため、正式な高等教育よりも実践的な経験を積む道を選んだと推測されます。母のアナが演技指導者であったため、家庭内での学びも多く、クレオは若い頃からプロの現場で演技を磨きました。彼女の教育は、演技やクリエイティブな表現に重点を置いた非伝統的な形だったと言えるでしょう。
経歴
クレオ・マッセイの演技キャリアは、11歳の2004年に始まりました。彼女の最初のテレビ出演は、オーストラリアの子ども向けシリーズ『Mortified』で、13歳の時にゲスト役を務めたことです。この経験が彼女の演技への情熱をさらに強め、プロの女優としての道を切り開きました。2006年には、短編スリラー『Humidity Rising』で母アナ・ウォーターズ=マッセイと共演し、母娘役を演じました。この作品は、実際の母娘がスクリーン上で母娘を演じるというユニークなキャスティングで話題になりました。
クレオのブレイクは、2006年から2010年まで放送されたファンタジーシリーズ『H2O: Just Add Water』でのキム・セルトリ役です。このシリーズは、水に触れると人魚になる少女たちの物語で、クレオは主人公クレオ・セルトリ(フィービー・トンキン)の妹キムを演じました。キムは生意気で好奇心旺盛なキャラクターで、シリーズを通じて重要な役割を果たし、120カ国以上で放送される国際的な人気を博しました。共演者のカリバ・ハインやフィービー・トンキンとともに、クレオは若い視聴者から愛され、シリーズは彼女の代表作となりました。
2010年、クレオはニール・マクレガー監督の長編映画『The Little Things』でヤング・ディー役を演じ、映画デビューを果たしました。この作品は、彼女の演技の幅を広げる機会となり、批評家からも好評価を受けました。同年、オーストラリアのシリーズ『Monarch Grove』でリカーリングロールを務め、着実にキャリアを積みました。2018年には、SFシリーズ『Interface』でマブ役を演じ、新たなジャンルに挑戦。短編映画『Cortazar in Love』(2018年)ではアイリーン役を演じ、インディペンデント映画での活躍も見せました。
クレオは演技だけでなく、クリエイティブな分野でも才能を発揮しています。2014年には短編映画『Shaz and Trace』で女優、ライター、監督として参加し、マルチな才能を示しました。2015年、彼女はブログ「Pass Around the Smile」を立ち上げ、ポジティブなライフスタイルやメンタルヘルスをテーマに発信を開始。このブログは、イベント、オンライン瞑想コース、ポジティブガイダンスカードへと発展し、彼女の影響力を拡大しました。また、2018年にはファンタジーシリーズ『The Bureau of Magical Things』に出演し、若い視聴者に再びアピールしました。
私生活
クレオ・マッセイは私生活を比較的プライベートに保ちつつ、ソーシャルメディア(Instagram:@cleomassey)でファンと交流しています。2021年11月12日、10年間交際していたパートナー、ルーク・デンプシー=セー(Luke Dempsey-Ceh)と結婚しました。2023年9月、彼女はインスタグラムで妊娠を発表し、2024年3月26日に娘インディゴ・ヴァレリー・デンプシーを出産。母としての新たな章を喜びとともに迎えています。
クレオは家族を非常に大切にしており、母アナや弟ジョーイとの関係は特に強いです。彼女は2匹のペット犬を飼っており、動物愛好家として知られています。趣味としては、ヨガや瞑想を楽しみ、ブログを通じてメンタルヘルスや自己啓発への関心を共有。彼女のライフスタイルは、ポジティブでバランスの取れた生き方を反映しています。クレオの星座は蠍座で、情熱的で直感的、献身的な性格が彼女のキャリアや私生活に表れているとされています。
彼女の推定純資産は100万~500万ドルで、主に演技やブログ関連の活動から得られています。身長や体重などの詳細は公開されていませんが、彼女は1.70m、55kgと推定され、32Bのブラサイズを持つと報じられています。クレオはタスマニアを拠点に活動を続け、家族や地元への愛着を保ちつつ、オンラインでの発信を通じて世界中のファンとつながっています。
出演作品
以下は、クレオ・マッセイの主要な出演作品です。
TV
- Mortified(2006年):ゲスト出演。13歳でのテレビデビュー。
- H2O: Just Add Water(2006~2010年):キム・セルトリ役。ファンタジーシリーズでブレイク。
- Monarch Grove(2010年):リカーリングロール。
- Stage Mums(2014年):オーストラリアのリアリティシリーズ。
- The Bureau of Magical Things(2018年):ファンタジーシリーズ。
- Interface(2018年):マブ役。SFシリーズ。
映画
- Humidity Rising(2006年):短編スリラー。母アナ・ウォーターズ=マッセイと共演。
- Vigilante(2008年):脇役。
- The Little Things(2010年):ヤング・ディー役。長編映画デビュー。
- Shaz and Trace(2014年):主演、脚本、監督。短編映画。
- Cortazar in Love(2018年):アイリーン役。短編映画。
その他
- Cursed(Screen QLD):短編プロジェクト。
- Pass Around the Smile(2015年~):ブログおよび関連イベント、瞑想コース、ガイダンスカード。
まとめ
クレオ・マッセイは、オーストラリアのタスマニア州ローンセストン出身の女優で、『H2O: Just Add Water』のキム・セルトリ役で国際的な人気を博しました。11歳から演技を始め、母アナの指導のもと、テレビや映画で活躍。2010年の『The Little Things』や短編映画『Shaz and Trace』では女優以外の才能も発揮しました。ブログ「Pass Around the Smile」を通じてポジティブなメッセージを発信し、2021年に結婚、2024年に母となりました。家族や地元への愛着を大切にしつつ、演技とクリエイティブな活動で今後も影響力を広げていくでしょう。
レビュー 作品の感想や女優への思い