キャンディス・アッコラ見たさに視聴。モテない変態高校生が女ゾンビを性奴隷としたことから巻き起こる鬼畜系ホラー。
『デッドガール』は、トレント・ハーガ脚本、マルセル・サルミエントとガディ・ハレル監督による2008年の米国の性的搾取ホラー映画。主演のシャイロ・フェルナンデスとノア・セガンは、ジェニー・スペイン演じる裸の女性ゾンビを発見した10代の少年を演じます。一人が彼女を性奴隷にしようとし、もう一人がそれに反対したことから、二人の友情が試されていきます。
デッドガール
- R指定:R15+
- 邦題:デッドガール
- 原題:DEADGIRL
- 公開年:2008年
- 上映時間:102分
- 製作国:米国
- キーワード:性奴隷、強姦
予告編はこちら。
あらすじ
冴えない学生のリッキーは友人のJTに誘われ、廃病院へ潜入。その地下でリッキーは鎖につながれた裸の女を発見。動揺するリッキーをよそに、JTは薄汚れた美しい女性を強姦。やがて、女性が銃で撃っても死なないことを知り、狂気はエスカレート…。
見どころ
- トロント国際映画祭など各国の映画祭で、常軌を逸した内容に賛否両論が巻き起こった問題作。
- JT役のノア・セガンが人間の悪の側面を押し出した狂気の演技。
- 違和感のある場所で一人、なぜゾンビ女子(とゾンビ犬)がいたかが分からないまま。その分、状況証拠から探っていくのも面白み。
ファム・ファタル
ジェニー・スペイン
デッドガールを演じたジェニー・スペインは濃い目のセクシーな顔面。しかし、レイプされまくる役柄から、ご尊顔を拝めず。ところどころに醸し出す痛々しい色気を楽しむのが限界。
キャンディス・アッコラ
主役男子のリッキーは同級生のジョアンに惚れています。ジョアンを演じた女優はキャンディス・アッコラ。かなり可愛いうえ、高校生活を楽しむ可愛い姿がたくさん見られて私も惚れかけました。
ただ、最後は新たな餌食に…。
感想
『デッドガール』は単純なホラー映画よりもはるかに素晴らしく、カテゴリー分けを覆すものでした。この映画は、私たちがどのように人間化し、共感し、同情するのかを見つめた作品でとても挑発的。もっとも、衝撃を与えるために作られた映画ではなく、人間とは何か、私たちが人間であると考える線引きはどこにあるのかについてのスケッチで、私たちがどこで思いやりの線を引くのか、そして私たちの残忍さと非人間性の方法と理由を探るもの。素晴らしく不穏な映画です。
解説
映画『デッドガール』は学校の校庭で、リッキー(シャイロー・フェルナンデス)とJT(ノア・セガン)という2人のティーンエイジャーが話しているところから開始。JTはリッキーに学校をサボらせ、2人は廃墟となった精神病院へ行くことに。二人はしばらく歩き回った後、地下室を探検。地下室でJTは姿を消し、リッキーを怖がらせます。しばらくすると大きな犬が現れ、彼らを追いかけます。錆びついたドアをこじ開け、別の部屋に入ります。そこには、全裸の少女(ジェニー・スペイン)がビニール袋をかぶせられ、テーブルに鎖でつながれていました。最初の印象は、部屋か近くに殺人鬼がいると思っていましたが、彼女が動くのを感じました。JTは彼女を自分たちのものにすべきだと考え、リッキーは恐ろしくなって警察を呼ぼうとしますが、JTはやめろと言って彼を殴り、リッキーはその場を去ります。
後日、リッキーが銃を持って戻ってくると、JTは、彼が去った後、少女がもがき始めたが、とくに歯ぎしりをして何度も彼に噛み付こうとしていたと告げます。JTは、少女を止めるために殴りはじめ(鎖でつながれていたため脅威はありませんが)、2度首を絞めて殺したはずだったと告げます。そしてリッキーから銃を奪い、彼女に3発撃ちますが、彼女は死にません。JTは彼女が死んだと結論づけ、性奴隷として飼うことを望みます。当初、彼女を解放しようとしていたリッキーは、正しいことをしたいものの、どうすればいいのかわからないまま。
翌日、リッキーは学校へ行き、片思いの女の子ジョアン(キャンディス・キング)を見つめます。その後、友人のウィーラー(エリック・ポドナー)にジョアンが好きだと相談。そして麻薬の売人のところへ行き、ボルトカッターを購入。少女を解放するために地下室に戻った彼は、叩く音を聞き、そこでウィーラーが彼女をレイプしているのを発見。そのことでJTと口論になり、JTはウィーラーは友人だから信用するると告げます。
リッキーはJTがいない別の日に戻ることにし、彼女の手錠を片方切ることに成功。JTは彼女の上に乗り、彼女は彼の顔を深く引っ掻きます。リッキーは抜け出して家に戻ります。
翌日、学校でリッキーは体育の授業中にジョアンと会話。駐車場で彼とウィーラーは、ジョアンのボーイフレンドのジョニー(アンドリュー・ディパルマ)とその友人のドワイヤー(ノーラン・ジェラルド・ファンク)に襲われます。ボコボコにされたウィーラーは、ジョアンとリッキーにはもう女性器があるから必要ないと告げる。ジョニーとドワイヤーは地下室に行き、そこでJTが女性に手を出すかどうか尋ねます。ジョッキーたちは彼女が生きていると信じ、SMの性奴隷になっているというありえない話を受け入れようとします。
ジョッキーたちにひどく殴られ誘拐されたジョニーに、少女に男性器を噛まれるのを承知で、デッドガールにフェラチオさせることをリッキーが提案。その傷は見せられないが、痛みはあるものの(通常であれば)致命傷にはならないことが暗示されています。JTは、レイプで逮捕されるから警察には行けないと告げます。
翌日、学校でジョニーはトイレに行くと腸が落ちはじめます。ドワイヤーはデッドガールを病院に連れて行き(ジョニーは病気だと思い、死んだとは知らなかった)、診断してもらって友人を治療してもらおうと、精神病院の地下室に戻ります。彼はJTに出会い、殺されます。JTも顔の傷から感染している可能性があります。その後、JTが少女の顔に化粧をしていると、先ほどの犬が部屋に入ってきて彼女に飛びかかり噛み殺してしまいます。
その後JTは、ジョニーが噛まれたことで感染したのなら、元の少女が虐待によってどんどん傷ついていくので、新しいデッドガールを作ればいいと結論づけ、女性を探しに行きます。ガソリンスタンドの駐車場で女性を見つけ、JTはバールで殴りますが、彼女は2人を殴り倒して逃げ出します。その直後、ジョアンが2人を目撃し、ジョニーに何があったのかと口論になったため、2人は代わりに彼女を誘拐。
彼らはジョアンを地下室に連れて行って縛り上げますが、そこへリッキーが現れ、他の者たちと口論。リッキーはウィーラーの手を剣で切り落とします。彼はジョアンを解放しますが、死んだ少女が逃げ出し、ウィーラーを殺します。JTは彼女を止めようとしますが、反対に彼女も彼を襲います。リッキーとジョアンは出口のドアが開かずビルに閉じ込められ、リッキーは元の場所へ戻ることにします。そこに、デッドガールはリッキーを襲うどころか倒し、出口のドアをこじ開けて自由の身を求めて逃げます。リッキーが目を覚ますと、瀕死の重傷を負ったジョアンが、JTに剣で刺されたと言いながらよろめきながら向かってきます。JTはリッキーに、彼女が死んで手遅れになる前に噛ませてくれと言います。
映画はその後、リッキーがクラスで明るい人生観をもち、自転車で走り回る姿を映し出し、その後、地下室でテーブルに縛られたジョアンが映し出され、どうやら新しいデッドガールであることがわかります。リッキーは彼女に着せる素敵な服を持っていますが、彼女は言葉を発せず、アンデッドの性奴隷であり、状況はJTが元のデッドガールに化粧をしていたときと変わりません。
キャスト
登場人物 | 配役 |
---|---|
リッキー | シロー・フェルナンデス |
JT | ノア・セガン |
ジョアン | キャンディス・アッコラ(キャンディス・キング) |
ウィーラー | エリック・ポドナー |
デッドガール | ジェニー・スペイン |
ジョニー | アンドリュー・ディパルマ |
ドワイヤー | ノーラン・ジェラルド・ファンク |
クリント | マイケル・ボーウェン |
ミスター・ハリソン | デヴィッド・アラン・グラーフ |
ニッキー | スーザン・マリー・ケラー |
ウェス | ティモシー・ムスカテル |
ブリット | ケル・キャントウェル |
ウォルター | ダスティン・ヘス |
フリン フリン | キャスリーン・M・ダーシー |
ジムコーチ | スティーブ・ディーン |
ロージー | クリスティーナ・マスターソン |
学生 | ジョディ・ビール(ジョディ・ハンバーグ) |
学生 | クリスティーナ・ブレヴィンス |
学生 | リチャード・カッソーネ(Rich Cassone) |
学生 | アリソン・コヴィントン |
学生 | ナディーン・クロッカー |
学生 | クリス・デイビス |
学生 | シュシグ・デルステパニアン(ブリジット・デイリー) |
学生 | チャーリー・ファー |
学生 | フィリップ・グラールティ |
学生 | スコット・グラウンドウォーター |
学生 | ショーン・グース |
学生 | ベン・ヘレラ |
学生 | クリス・ラルッファ |
学生 | マット・リッピンコット |
学生 | カテリン・マークス |
学生 | マイケル・マスターソン |
学生 | ティム・マスターソン |
学生 | トム・マスターソン |
学生 | オースティン・マテヴォシアン |
学生 | グレソン・マテヴォシアン |
学生 | アルベルト・ゴンザレス・メヒア |
学生 | ロバート・マクマラー |
学生 | ルディム・モンテネグロ |
学生 | カーラ・モンテシーノス |
学生 | ケイシー・モーガン |
学生 | ジェームズ・モルシャウザー |
学生 | ルーク・ヴァン・ペルト |
学生 | ドーソン・ヴァン・ペルト |
学生 | レキシエル・レスレクシオン |
学生 | ミシェル・ロシャンザミール |
学生 | ジェシー・リベラ |
学生 | ヘクター・サンタナ |
学生 | マルセル・サルミエント |
学生 | アンジー・シャルマ |
学生 | ウシャ・シャルマ |
学生 | マシュー・シャーマン |
学生 | フランキー・ストーン |
学生 | グレゴリー・トーマス |
学生 | ヴィシャール・トゥルギ |
学生 | マイケル・ヴェラスコ |
学生 | ジェシカ・ボーン |
学生 | ジャレド・チュアン・チェン・ウー |
学生 | モニーク・ヨー |
学生 | クリスタル・ヤング |
スタッフ
監督 | マルセル・サーミエント |
脚本 | トレント・ハーガ |
衣装デザイン | リン・ハーガ |
メイクアップ主任 | ジェニファー・アルブレヒト |
メイクアップ主任 | ブリー・フォード |
特殊メイクアップ効果 | ジェームズ・オジャラ |
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