『食べて、祈って、恋をして』は、2010年に公開された米国の恋愛映画。原作はエリザベス・ギルバートのベストセラー自伝小説。離婚を経験した女性リズが、イタリアで食の喜びを、インドで祈りと瞑想を、インドネシアのバリで新しい恋を体験しながら自己発見の旅をする物語です。ジュリア・ロバーツが主演を務め、心の成長と人生の再構築を描いています。上映時間は140分で、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが配給しました。
基本情報
- 邦題:食べて、祈って、恋をして
- 原題:Eat Pray Love
- 公開年:2010年
- 製作国・地域:アメリカ
- 上映時間:140分
- ジャンル:恋愛
- 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
女優の活躍
ジュリア・ロバーツは主人公リズ・ギルバートを演じ、離婚後の混乱から旅を通じて成長する姿を自然に表現しています。明るい笑顔と繊細な感情の変化が魅力で、観客に共感を呼び起こします。イタリアでの楽しげな様子、インドでの内省的な表情、バリでの温かな恋愛シーンなど、各段階で演技の深みを増しています。批評家からは輝かしい存在感と称賛され、彼女のキャリアの中でも印象的なパフォーマンスです。自然体で親しみやすい演技が、物語の魅力を高めています。
女優の衣装・化粧・髪型
ジュリア・ロバーツの衣装は、旅の各段階で変化し、感情の移り変わりを視覚的に表しています。ニューヨークでは黒のシンプルな服装やジーンズ、フラットシューズの都会的なスタイルです。
イタリア(ナポリ)ではクリスプなシャツドレスやセーターを着こなし、より女性らしい軽やかな印象になります。有名なアンティカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ(Forcella地区、1870年創業)で主人公がピザを堪能するシーンが有名。マルゲリータを頬張る姿が印象的です。
インドではシルクやブロケードの美しいサリー、ガウジーパンツなどのカラフルな衣装で、スピリチュアルな雰囲気を演出します。バリではリラックスしたカジュアルな服装や色鮮やかなショールが登場し、自由で喜びに満ちた様子を強調します。
化粧は一つのメイクキットを使い分け、各国で調整されています。ニューヨークやイタリアでは頰骨にチークを入れ、柔らかなローズリップを使います。インドでは自然で控えめな仕上がりになり、バリではスモーキーアイとブロンザーでハイライトを入れ、輝く肌を演出します。
髪型はレイヤードのナチュラルなロングヘアが基調で、軽くウェーブをかけトゥースルドに仕上げています。旅の進行とともに自由でリラックスした印象を強めます。
あらすじ
リズ・ギルバートは成功したキャリアと8年間の結婚生活を送っていましたが、心に空虚を感じます。夫スティーブンとの離婚を決意し、若手俳優デイビッドとの短い恋を経て、1年間の旅に出ます。
まずイタリアに滞在し、4ヶ月間パスタやジェラートを楽しみ、友人ソフィやイタリア語教師ジョヴァンニと親しくなります。食を通じて喜びを取り戻します。
次にインドのアシュラムで祈りと瞑想に没頭します。床掃除などの労働を通じて謙虚さを学び、テキサス・リチャードらと友情を深めます。
最後にバリのウブドで癒し手ケトゥトと再会し、ブラジル人フェリペと出会います。事故をきっかけに関係が深まり、フェリペのプロポーズを受けますが、一時迷います。ケトゥトの助言で愛を受け入れ、旅を締めくくります。
解説
映画『食べて、祈って、恋をして』は自己発見と癒しの旅をテーマにしています。食べる喜び、祈る内省、恋する開放を通じて、人生のバランスを取り戻す過程を描きます。文化的要素としてイタリアの食文化、インドのスピリチュアリティ、バリの癒しが豊かに表現されています。
批評は賛否両論で、ジュリア・ロバーツの魅力的な演技を評価する声が多い一方、物語が浅く特権的な視点だと指摘される場合もあります。しかし、観客からはインスピレーションを与える作品として人気を集め、世界的に興行収入を伸ばしました。女性のエンパワーメントや旅の変革力を肯定的に描き、現代のストレス社会で共感を呼んでいます。
キャスト
- ジュリア・ロバーツ:エリザベス リズ・ギルバート
- ハビエル・バルデム:フェリペ
- ジェームズ・フランコ:デイビッド
- リチャード・ジェンキンス:リチャード テキサス・リチャード
- ヴィオラ・デイヴィス:デリア・シラズ
- ビリー・クラダップ:スティーブン
- トゥヴァ・ノヴォトニー:ソフィ
- ルカ・アルジェンテーロ:ジョヴァンニ
- ハディ・スビアント:ケトゥト・リヤー
- クリスティン・ハキム:ワヤン
スタッフ
- 監督:ライアン・マーフィー
- 脚本:ライアン・マーフィー、ジェニファー・ソルト
- 原作:エリザベス・ギルバート
- 製作:デデ・ガードナー
- 撮影:ロバート・リチャードソン
- 編集:ブラッドリー・ビュッカー
- 音楽:ダリオ・マリアネッリ





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