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TV映画

ハニートラップ スパイの女

「見どころ」にPR表現を含みます。

開発中のソフトをめぐる壮絶な心理戦を描いたスパイサスペンス!

『ハニートラップ スパイの女』はトム・ヒラリーが脚本と監督を務め、ジャック・E・ベル監督、ネヴァ・フリーデン脚本を交えた、2022年米国、ブルガリアのサスペンス映画。ローレン・ステアーク、マーカス・マッシー、スティーヴン・ステイリーが主演し、あらすじは、ロシアの美人スパイが、元米国情報局員から海賊版対策ソフトを盗み出すという初めてのミッションに挑むというもの。推定予算は40,000ドル。

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ハニートラップ スパイの女

  • 原題:Honey Trap
  • 公開年:2022年
  • 製作国:米国、ブルガリア
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:サスペンス

予告編はこちら。

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見どころ

ロシア美人が有能なスパイの血を引いているからと、自信満々で挑む初めてのミッション。彼女が繰り広げる行き当たりばったりの大胆不敵な計画に目が離せなくなります。

あらすじ

スター歌手になることを夢見るロシア人のイノセンカ。歌謡曲ばかりを歌わされることに不満をもっていた彼女は、プロデューサーのホルシェフに直談判。しかし、彼はウェアウィザル・ミュージックのティラノフから要求された任務の遂行に頭を悩ませていて…。

ファム・ファタル

ローレン・ステアークが演じる主役のイノチェンカ・ドノワが赤い髪の毛に赤いドレスで色気バッチリ。メイクも濃いめなんですが、難点は冒頭、ガタガタのメイク。なぜか途中からメイクがすっきりしていきます。ただ、感想で後述するように、この格好で女性スパイという設定には無理があり、どうも女性スパイとハニートラップとを短絡的に結びつけています。

感想

スパイ・スリラーとして本当にひどい出来ばえ。英国ロンドン郊外のホリデイ・イン・エクスプレスのような場所でラスベガスを再現しようとする弱腰。出演者の大半がラスベガスを「ロス・ベガス」と呼んでいて苦笑。

劇中では「Technicians and Artists Conference」、T&Aコンベンションが開催されています。Wherewithal Musicがそこに参加し、偽造音楽を撲滅する海賊版防止システムのデモを行なっています。アプリケーションのコピーは1つしかありません。このアプリケーションは、同僚のロジャー・セント・ジョージ(ステイリー)と共にコンベンションに参加していたクリストファー・インガソール・アンダーソン(イルコ)に渡されました。

製品を盗もうとしているのは悪いロシア人で、彼らはミハイル・ホルシェフ(ホテア)とイノチェンカ・ドノヴァ(スタールック)を見本市に送り込みました。ここでもまた、彼女の歌、赤い髪、ロシア人特有のアヘアヘと、どれが悪いか言うのは難しいところ。彼女は明らかに外国の諜報員であり、赤旗を巻いてカリンカの熱唱(下手)をしているようなもの。副次的な任務もあり、彼女はアメリカ中央経済委員会というイルミナティのような影のグループについて情報を求めています。都合のいいことに、クリストファーの叔父が偶然にもメンバーでしたが、そんな都合のいい確率は?

最初から最後まで本当にひどい出来で、モスクワ、ラスベガス、ロサンゼルスさえも再現できていません。最後に『Wherewithal』の本社があるはずの場所だとわかるのですが、脚本が意識的に用意した以上の大どんでん返し。予算はわずか40,000ドル。これではロジックがなさすぎます。キャスティングからドノヴァのアカペラ・キャバレーでのパフォーマンス、そして暗示的な結末に至るまで、お粗末な選択の数々。最後には、Wherewithalの従業員たち、とくに情報セキュリティの分野でのひどい無能さが少なくとも説明されます。

問題のひとつは、すべての男性がイノチェンカの足元にひれ伏すこと。つまり、クラッカーを食べたからといって彼女をベッドから追い出すことはしませんが、ファム・ファタルとは言い難いです。

どこかのコンベンションでブラック・ウィドーのコスプレをすれば注目されるでしょうが、ここでもロシアの諜報員のコスプレをしているような感じ。ジャッジド・エッジ・プロダクションのロゴが出てきたとき、私はたぶん間違えたと思いました。彼らにどんな才能があるにせよ、国際的な産業スパイ活動の分野では、先史時代の騒乱と同じように限界があるのは明らかです。本作は、映画製作会社のコスプレだったのかもしれません…。

キャスト

登場人物 出演者
イノチェンカ・ドノワ ローレン・ステアーク
ウラジーミル・ティラノフ マーカス・マッシー
ロジャー・セントジョージ スティーブン・ステイリー
ウォーレン・ティンダーフォール リチャード・コバックス
J・P・シルバーマン クリス・コーデル
アーニャ・ルバロフ ソフィア・レイシー
クリストファー・インガソール・アンダーソン ジャック・イルコ
ミハイル・ホルシェフ ロムルス・ホテア
ジーチー レイ・ウィーラン
ネルソン・ドナヴァン ジェナ・ロスクトニコフ
ヘンチマン リチャード・ワイルド
マクシャー アリックス・ナジール
ネルソン・ドノヴァン(クレジットのみ) ダニエル・アラン
なむ

洋画が好き(字幕派)。妻と2匹の猫と一緒にサスペンスやスリラーを見ています。だいたいU-NEXTかNetflixで観ています。詳細は名前をクリックしてください。猫ブログ「碧眼のルル」も運営。

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