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クリスティン・スコット・トーマス

デイム・クリスティン・スコット・トーマス(Dame Kristin Scott Thomas)はイギリス人女優。コーンウォール州出身で、両親がパイロットとして事故死しました。19歳でフランスに移住し、演劇学校で学び、1984年から活動を開始しました。『フォー・ウェディング』でブレイクし、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞にノミネートされました。舞台でも活躍し、2003年にOBE、2015年にDBEに叙勲されました。フランス語を堪能で、映画・テレビ・舞台で多様な役を演じています。

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プロフィール

  • 名前:デイム・クリスティン・スコット・トーマス(Dame Kristin Scott Thomas)
  • 本名:Kristin Ann Scott Thomas
  • 生年月日:1960年5月24日(65歳)
  • 出生地:イングランド・コーンウォール州
  • 国籍:イギリス
  • 職業:女優
  • ジャンル:映画、舞台
  • 活動期間:1984年~
  • 配偶者:フランソワ・オリヴェン(1987年 – 2005年)
  • SNSサイト:Instagram
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生い立ち・教育

クリスティン・スコット・トーマスは、1960年5月24日にイングランドのコーンウォール州レッドルースで生まれました。本名はクリスティン・アン・スコット・トーマスです。彼女の生い立ちは、家族の悲劇に大きく影響を受けています。父親のサイモン・スコット・トーマスは、イギリス海軍のパイロットで、彼女が5歳の時に飛行機事故で亡くなりました。母親のデボラはドラマを学んだ人で、香港やアフリカで育ちました。母親は再婚しましたが、継父も海軍のパイロットで、彼女が12歳の時に事故で亡くなりました。彼女には3人の兄弟姉妹がおり、妹のセレナ・スコット・トーマスも女優です。また、海軍提督の姪で、南極探検家のロバート・ファルコン・スコットの曾曾姪にあたります。

幼少期はドーセット州のトレントで過ごし、チェルトナム・レディーズ・カレッジとセント・アントニーズ・ルウェストン校で教育を受けました。1978年に学校を卒業後、ロンドンのハムステッドに移り、デパートで働きました。そこからロンドンのセントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマで演劇教師を目指して学び始めましたが、演技コースへの転向を拒否され、1年後にフランス語の流暢さを活かしてパリに移住しました。パリではオペアとして働きながら、国立舞台芸術技術学院(ENSATT)で演技を学びました。このフランス移住は、彼女の人生の大きな転機となり、フランス語を母語レベルで習得し、国際的なキャリアを築く基盤となりました。こうした教育背景が、彼女の多文化的な演技スタイルを形成しています。

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経歴

クリスティン・スコット・トーマスの経歴は、1980年代のデビューから始まり、苦難を乗り越えて国際的な成功を収めるまでのものです。1984年にテレビミニシリーズ『ミストラルの娘』でナンシー役としてデビューしました。1985年の映画デビュー作『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』ではメアリー・シャロン役を演じましたが、ラジー賞最低助演女優賞にノミネートされる厳しいスタートとなりました。1987年にはフランス映画『Agent Trouble』でジュリー役、1988年の『ハンドフル・オブ・ダスト』でブレンダ・ラスト役を務め、イブニング・スタンダード英国映画賞の有望新人賞を受賞しました。1989年のフランス映画『Force majeure』や『Bille en tête』、1990年の『Le bal du gouverneur』や『The Bachelor』で経験を積みました。

1990年代に入り、1990年のTV映画『スパイメーカー』でレダ役、1991年の『愛を止めないで』で教師役、1992年の『赤い航路』でフィオナ役を演じました。1994年の『フォー・ウェディング』でフィオナ役を演じ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞し、国際的にブレイクしました。同年の『An Unforgettable Summer』ではマリー=テレーズ役をルーマニア語で演じ、誇りに思う作品の一つと語っています。1995年の『リチャード三世』でレディ・アン役、『エンジェル&インセクト/背徳の館』でマティ役を務め、イブニング・スタンダード英国映画賞女優賞を受賞しました。1996年の『ミッション:インポッシブル』でサラ・デイヴィス役、『イングリッシュ・ペイシェント』でキャサリン役を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。この時期はハリウッド進出のピークで、1998年の『モンタナの風に抱かれて』でアニー・マクレーン役、1999年の『ランダム・ハーツ』でケイ・チャンドラー役を演じましたが、ハリウッドのシステムに幻滅し、第三子出産後に1年間休養しました。

2000年代は復帰作として2000年の『真夜中の銃声』でメアリー・パントン役、2001年の『海辺の家』でロビン・キンボール役、『ゴスフォード・パーク』でシルヴィア・マッコードル夫人役を演じ、放送映画批評家協会賞アンサンブル演技賞と全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞しました。2003年のフランス映画『Small Cuts』でベアトリス役、2004年の『ルパン』でジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人役、2005年の『キーピング・ママ』でグロリア・グッドフェロー役を務めました。2006年のフランス映画『唇を閉ざせ』でヘレン・パーキンス役、『The Valet』でクリスティーヌ役、2007年の『ライラの冒険 黄金の羅針盤』でステルマリアの声を担当しました。2008年は『ずっとあなたを愛してる』でジュリエット・フォンテイン役を演じ、ヨーロッパ映画賞女優賞を受賞し、英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされました。また、『ブーリン家の姉妹』でエリザベス・ブーリン役、『ラルゴ・ウィンチ』でアン・ファーガソン役を務めました。2009年の『お買いもの中毒な私!』でアレット・ネイラー役、『Leaving』でスザンヌ役(イブニング・スタンダード英国映画賞女優賞受賞)、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』でミミ・スミス役を演じました。

2010年代以降も活躍を続け、2010年の『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』でクリスティン役、『サラの鍵』でジュリア・ジャーモンド役(リュミエール賞とグローブ・ド・クリスタル賞女優賞受賞)、2011年の『砂漠でサーモン・フィッシング』でパトリシア・マクスウェル役、『The Woman in the Fifth』でマーギット役、2012年の『ベラミ 愛を弄ぶ男』でヴィルジニー・ウォルターズ役、『危険なプロット』でジャンヌ・ジェルマン役、2013年の『オンリー・ゴッド』でクリスタル役、『Before the Winter Chill』でリュシー役、『The Invisible Woman』でフランシス・ターナン役を演じました。2014年の『パリ3区の遺産相続人』でクロエ・ジラール役、2015年の『フランス組曲』でアンジェリエ夫人役、2017年の『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でクレメンティーン・チャーチル役(英国アカデミー賞助演女優賞ノミネート)、『サリー・ポッターのパーティー』でジャネット役、2018年の『トゥームレイダー ファースト・ミッション』でアナ・ミラー役、『パリに見出されたピアニスト』で女伯爵役、2019年の『Military Wives』でケイト役、2020年の『レベッカ』でダンヴァース夫人役、『Final Set』でジュディス役、2022年の『Two Tickets to Greece』でビジュー役を務めました。2025年には監督デビュー作『My Mother’s Wedding』でダイアナ役を演じ、脚本も担当しています。

舞台分野では、1983年の『La Lune déclinante sur 4 ou 5 personnes qui dansent』から始まり、2003年の『Three Sisters』でマーシャ役、2005年の『As You Desire Me』でエルマ役、2007年の『かもめ』でアルカジーナ役を演じ、ローレンス・オリヴィエ賞演劇主演女優賞を受賞しました。2011年の『Betrayal』でエマ役、2013年の『Old Times』でケイト/アンナ役、2014年の『Electra』でエレクトラ役、2015年の『The Audience』でエリザベス2世役、2023年の『Lyonesse』でエレイン役を務めました。

テレビでは2022年から『窓際のスパイ』でダイアナ・タヴァーナー役を演じています。2010年にはカンヌ国際映画祭の司会を務めました。2014年に映画出演の引退を発表しましたが、現在も活動を続けています。受賞歴として、2003年に大英帝国勲章OBE、2015年にDBEに叙され、2005年にフランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章しています。これらの栄誉は、彼女の長年の貢献を象徴します。フランス語のスキルがヨーロッパ映画での活躍を支え、多角的なキャリアを築いています。

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私生活

クリスティン・スコット・トーマスの私生活は、家族の喪失と国際的なつながりが特徴です。1987年にフランス人産科医のフランソワ・オリヴェンと結婚し、3人の子供をもうけましたが、2005年に離婚しました。離婚後、シングルマザーとしてパリで子供たちを育てました。彼女は時折フランス人らしさを感じると語っていますが、2022年にロンドン在住を明かしました。2024年9月には、ブルームバーグニュースの編集長ジョン・ミックルスウェイトと5年間の交際を経て結婚しました。彼女はイギリスとフランスの二重国籍を持ちます。

友人関係では、シャーロット・ランプリング、ジェラール・ドパルデュー、ジェーン・バーキン、ジュリエット・ビノシュ、レイフ・ファインズらと親しく、映画界のネットワークを築いています。公の場では控えめですが、勲章受章を通じて社会的地位を確立しています。家族の悲劇を乗り越え、安定した私生活を送っています。

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出演作品

映画

  • 1985年:プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン (Under the Cherry Moon) – メアリー・シャロン
  • 1987年:Agent Trouble – ジュリー
  • 1988年:ハンドフル・オブ・ダスト (A Handful of Dust) – ブレンダ・ラスト
  • 1989年:Force majeure – カティア
  • 1989年:Bille en tête – クララ
  • 1990年:Le bal du gouverneur – マリー・フォレスティエ
  • 1990年:The Bachelor – サビーヌ
  • 1991年:愛を止めないで (Aux yeux du monde) – 教師
  • 1992年:赤い航路 (Bitter Moon) – フィオナ
  • 1994年:フォー・ウェディング (Four Weddings and a Funeral) – フィオナ
  • 1994年:An Unforgettable Summer – マリー=テレーズ・フォン・デブレツィ
  • 1995年:リチャード三世 (Richard III) – レディ・アン
  • 1995年:エンジェル&インセクト/背徳の館 (Angels and Insects) – マティ
  • 1995年:The Confessional – アルフレッド・ヒッチコックの助手
  • 1996年:ミッション:インポッシブル (Mission:Impossible) – サラ・デイヴィス
  • 1996年:イングリッシュ・ペイシェント (The English Patient) – キャサリン
  • 1996年:Microcosmos – ナレーター (英語版)
  • 1998年:モンタナの風に抱かれて (The Horse Whisperer) – アニー・マクレーン
  • 1999年:ランダム・ハーツ (Random Hearts) – ケイ・チャンドラー
  • 2000年:真夜中の銃声 (Up at the Villa) – メアリー・パントン
  • 2001年:海辺の家 (Life as a House) – ロビン・キンボール
  • 2001年:ゴスフォード・パーク (Gosford Park) – シルヴィア・マッコードル夫人
  • 2003年:Small Cuts – ベアトリス
  • 2004年:ルパン (Arsène Lupin) – ジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人
  • 2005年:キーピング・ママ (Keeping Mum) – グロリア・グッドフェロー
  • 2006年:唇を閉ざせ (Tell No One) – ヘレン・パーキンス
  • 2006年:The Valet – クリスティーヌ・ルヴァスール
  • 2007年:ライラの冒険 黄金の羅針盤 (The Golden Compass) – ステルマリア (声)
  • 2008年:ずっとあなたを愛してる (I’ve Loved You So Long) – ジュリエット・フォンテイン
  • 2008年:ブーリン家の姉妹 (The Other Boleyn Girl) – エリザベス・ブーリン
  • 2008年:Largo Winch – アン・ファーガソン
  • 2008年:Easy Virtue – ミセス・ウィテカー
  • 2009年:お買いもの中毒な私! (Confessions of a Shopaholic) – アレット・ネイラー
  • 2009年:Leaving – スザンヌ
  • 2009年:ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ (Nowhere Boy) – ミミ・スミス
  • 2010年:ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて (Love Crime) – クリスティン
  • 2010年:サラの鍵 (Sarah’s Key) – ジュリア・ジャーモンド
  • 2011年:砂漠でサーモン・フィッシング (Salmon Fishing in the Yemen) – パトリシア・マクスウェル
  • 2011年:The Woman in the Fifth – マーギット・カダール
  • 2012年:ベラミ 愛を弄ぶ男 (Bel Ami) – ヴィルジニー・ウォルターズ
  • 2012年:危険なプロット (In the House) – ジャンヌ・ジェルマン
  • 2012年:Looking for Hortense – イヴァ・デルシ
  • 2013年:オンリー・ゴッド (Only God Forgives) – クリスタル
  • 2013年:Before the Winter Chill – リュシー
  • 2013年:The Invisible Woman – フランシス・ターナン
  • 2014年:パリ3区の遺産相続人 (My Old Lady) – クロエ・ジラール
  • 2015年:フランス組曲 (Suite Française) – アンジェリエ夫人
  • 2017年:サリー・ポッターのパーティー (The Party) – ジャネット
  • 2017年:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (Darkest Hour) – クレメンティーン・チャーチル
  • 2018年:トゥームレイダー ファースト・ミッション (Tomb Raider) – アナ・ミラー
  • 2018年:パリに見出されたピアニスト (Au bout des doigts) – 女伯爵
  • 2019年:Military Wives – ケイト
  • 2020年:レベッカ (Rebecca) – ダンヴァース夫人
  • 2020年:Final Set – ジュディス
  • 2022年:Two Tickets to Greece – ビジュー
  • 2025年:My Mother’s Wedding – ダイアナ (監督・脚本兼任)

テレビ

  • 1984年:ミストラルの娘 (Mistral’s Daughter) – ナンシー
  • 1988年:第十の男 (The Tenth Man) – テレサ・マンゴ
  • 1990年:スパイメーカー (Spymaker:The Secret Life of Ian Fleming) – レダ・セント・ガブリエル
  • 1991年:Titmuss Regained – ジェニー・シドニア
  • 1992年:Weep No More, My Lady – エリザベス
  • 1993年:Body & Soul – シスター・ガブリエル / アンナ
  • 1995年:Belle Époque – アリス・アヴェラーノ
  • 1996年:ガリバーの冒険 (Gulliver’s Travels) – 不死の門番
  • 2003年:Absolutely Fabulous – プラム・バークレー
  • 2019年:Fleabag – ベリンダ・フライアーズ
  • 2020年:Talking Heads – セリア
  • 2022年~:窓際のスパイ (Slow Horses) – ダイアナ・タヴァーナー

舞台

  • 1984年:Terre étrangère
  • 2003年:Three Sisters – マーシャ
  • 2005年:As You Desire Me – エルマ
  • 2007年:かもめ (The Seagull) – アルカジーナ
  • 2011年:Betrayal – エマ
  • 2013年:Old Times – ケイト/アンナ
  • 2014年:Electra – エレクトラ
  • 2015年:The Audience – エリザベス2世
  • 2023年:Lyonesse – エレイン

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