ラウラ・カーマイン（Laura Carmine）はプエルトリコ出身でメキシコを拠点に活躍する女優。TV番組の司会者としても知られています。1983年4月2日生まれで、特にメキシコのテレノベラ（TV番組）での演技で名を馳せています。
彼女のキャリアは2008年に始まり、以来、数多くのテレノベラで主役や重要な脇役を演じ、2016年には「A que no me dejas」でのヌリア・ムラート役でプレミオスTVyノベラス最優秀女性敵役賞を受賞しました。カーマインは異色瞳（ヘテロクロミア）を持ち、左目がグレー、右目がグレーとブラウンの混色という特徴的な外見でも注目されています。また、動物愛好家であり、闘牛に反対する姿勢を公言しています。メキシコのテレビ局テレヴィサの演技学校で学び、広告とマーケティングの学位を持つ彼女は、学業と演技の両方で優れた才能を発揮しています。
プロフィール
- ラウラ・カーマイン（Laura Carmine）
- 出生名：Laura Yliana Carmine Miranda
- 生年月日：1983年4月1日（42歳）
- 出生地：プエルトリコ、サンフアン
- 職業：女優
- 活動期間：2008年～現在
- 身長：162cm
生い立ちと教育
ラウラ・カーマインは1983年4月2日、プエルトリコのサン・フアン（またはカイエイ）で生まれました。幼少期に家族と共にメキシコに移住し、そこで育ちました。彼女は生まれつき異色瞳（ヘテロクロミア・イリダム）を持ち、独特の魅力を持つ外見が彼女のキャリアにおいて一つの特徴となっています。2001年から2005年にかけて、プエルトリコのサグラド・コラソン大学で広告とマーケティングの2つの学位を取得しました。さらに、2003年には国際マーケティングの修士課程に進みましたが、2006年にテレヴィサの名門演技学校であるセントロ・デ・エドゥカシオン・アルティスティカ（CEA）に合格したことで学業を中断しました。この転機が彼女の演技キャリアの第一歩となりました。CEAでの訓練は、彼女がプロの女優として必要な技術と知識を身につけるための重要な基盤となりました。彼女の学業における努力と演技への情熱は、彼女の多才さを物語っています。
経歴
ラウラ・カーマインのキャリアは2008年に始まりました。彼女はメキシコの衛星放送局SKYメキシコの番組でセグメントの司会を務め、テレビでのキャリアをスタートさせました。同年、テレヴィサのテレノベラ「Un gancho al corazón」でジュリア役として小さな役でデビューし、セバスティアン・ルリやダナ・ガルシアと共演しました。2009年には「Corazón salvaje」でペルラ役、2010年には「Camaleones」でマリア・ホセ役を演じ、徐々に知名度を上げました。2011年、プロデューサーのマパット・L・デ・サタラインが手掛けたテレノベラ「Ni contigo ni sin ti」でニコール・ロレンティ・ティノコ役として初の主役を獲得し、エドゥアルド・サンタマリナらと共演。この役で彼女はプレミオスTVyノベラス最優秀新人女優賞を受賞し、業界での地位を確立しました。2012年には「Amor Bravío」で初の敵役であるヒメナ・モンテルデを演じ、シルビア・ナバーロやクリスティアン・デ・ラ・フエンテと共演。2013年には「La tempestad」で主要な敵役を務め、ウィリアム・レヴィらと共演しました。また、同年「¿Quién eres tú?」では双子の姉妹ナタリア・ガリードとベロニカ・ガリードという二役を演じ、主人公と敵役の両方をこなす演技力を披露。2015年には「A que no me dejas」でヌリア・ムラート役を演じ、再び敵役として高い評価を受け、プレミオスTVyノベラス最優秀女性敵役賞を受賞しました。2016年には「Vino el amor」でリサ役、2017年には「Mi adorable maldición」で主要な敵役を演じ、2021年には「La desalmada」でアンジェラ役として親しみやすいキャラクターを演じました。2022年には「Vencer la ausencia」でレナル・ラミレス役を演じ、母親役としての新たな一面を見せました。彼女のキャリアは、脇役から主役、敵役まで多岐にわたり、テレノベラ業界での確固たる地位を築いています。
私生活
ラウラ・カーマインは私生活においても注目を集めています。彼女は両親であるレオナルド・カーマインとアナ・ロサ・カーマインと非常に親密で、家族と共に世界中を旅行することが多いとされています。2016年2月9日、彼女は13歳年下の俳優アドリアーノ・センデハスとの交際を公表しましたが、10か月後に破局を迎えました。現在、彼女の交際相手や結婚に関する詳細は公表されていません。カーマインは動物愛好家として知られ、闘牛に反対する立場を明確にしています。また、彼女は菜食主義者であるとも報じられており、動物の権利を支持する活動にも関心を持っています。彼女のソーシャルメディア（インスタグラム：lauracarmine、X：LauraCarmine）では、フォロワー数がそれぞれ80万人以上、14万人以上と、大きな影響力を持っています。彼女の異色瞳や動物愛護への情熱は、ファンとのつながりを深める要素となっています。
出演作品
- Un gancho al corazón（2008年、ジュリア役）
- Corazón salvaje（2009年、ペルラ役）
- Camaleones（2010年、マリア・ホセ役）
- Ni contigo ni sin ti（2011年、ニコール・ロレンティ・ティノコ役）
- Amor Bravío（2012年、ヒメナ・モンテルデ役）
- Por ella soy Eva（2012年、ゲスト出演）
- ¿Quién eres tú?（2012年、ナタリア・ガリード/ベロニカ・ガリード役）
- La tempestad（2013年、敵役）
- De que te quiero, te quiero（2014年、シモナ役、特別出演）
- A que no me dejas（2015年、ヌリア・ムラート役）
- Vino el amor（2016年、リサ役、特別出演）
- Mi adorable maldición（2017年、敵役）
- La desalmada（2021年、アンジェラ役）
- Vencer la ausencia（2022年、レナル・ラミレス役）
- Gringo（2018年、エアロメヒコ役、映画）
- Nueva vida（2013年、シリーズ）
- Médicos, Línea de Vida（2020年、シリーズ）
※上記は主な出演作品の一部です。彼女のフィルモグラフィーにはさらに多くの作品が含まれます。
レビュー 作品の感想や女優への思い