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ラブ・フィールド

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『ラブ・フィールド』(1992年)は、ケネディ大統領暗殺を背景に、白人女性ルリーンと黒人男性ポールの出会いと愛を描く感動作。アカデミー賞ノミネート。日本未公開。主演のミシェル・ファイファーがルリーン・ハレット役で圧倒的な存在感をみせた。

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基本情報

  • 邦題:ラブ・フィールド
  • 原題:LOVE FIELD
  • 公開年:1992年
  • 製作国:米国
  • 上映時間:104分

あらすじ

1963年11月22日、ダラスの主婦ルリーン・ハレットは、ジャクリーン・ケネディの大ファンであり、ケネディ大統領夫妻がダラスを訪れると知り、空港のラブ・フィールドで一目見ようと出かけます。しかし、そこで大統領暗殺事件に遭遇し、衝撃を受けます。夫の反対を押し切り、ジャクリーンのためにワシントンD.C.での葬儀に参列しようとバスで旅に出るルリーン。道中、黒人男性ポールとその娘らしき少女ジョニーと出会います。ルリーンは彼らに親切に接しますが、当時の人種差別的な社会背景から、3人はトラブルに巻き込まれます。追われる身となった彼らは、互いを支え合いながら旅を続け、ルリーンとポールの間に深い絆と愛が生まれます。物語は、激動の時代における人種や愛の壁を超えた人間ドラマとして展開します。

解説

『ラブ・フィールド』は、1960年代のアメリカ南部を舞台に、人種差別と個人の葛藤を繊細に描いた作品です。ケネディ大統領暗殺という歴史的事件を背景に、白人女性と黒人男性の関係を通じて、当時の社会問題を浮き彫りにします。監督のジョナサン・カプランは、緊迫感ある逃走劇とロマンスを巧みに融合させ、観客に感動と考察を促します。脚本のドン・ルースは自身の母親をモデルにルリーンを描き、彼女の純粋さと成長を強調。映画は人種差別の厳しさと、個人の勇気や愛がもたらす希望を対比させ、時代を超えた普遍的なテーマを提示します。ミシェル・ファイファーの演技は特に評価され、ベルリン国際映画祭女優賞受賞やアカデミー賞ノミネートに輝きました。日本では劇場未公開でしたが、ビデオで静かな人気を博しました。

女優の活躍

本作の主演ミシェル・ファイファーは、ルリーン・ハレット役で圧倒的な存在感を示しました。彼女は、ケネディ夫妻に心酔する純粋だがやや世間知らずな主婦を、繊細かつ力強く演じ、キャラクターの内面的成長を見事に表現。批評家からは、感情の揺れや人間的な温かみを巧みに演じ分けたと絶賛され、1992年のベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。さらに、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、彼女のキャリアにおける重要な一歩となりました。

共演のデニス・ヘイスバートも、ポール役で抑制された演技を見せ、ルリーンとの化学反応を生み出しました。特に、ファイファーの感情表現は、物語の感動的なクライマックスで観客の心をつかみ、彼女の多才さを証明しました。

女優の衣装・化粧・髪型

ミシェル・ファイファー演じるルリーンの衣装は、1960年代のアメリカ南部の主婦らしいスタイルを反映しています。彼女の衣装は、明るい色のワンピースやカーディガン、スカーフを多用し、ジャクリーン・ケネディを意識したエレガントで女性らしいデザインが特徴です。特に、物語冒頭の空港シーンでは、膝丈のドレスとパンプスが当時のファッションを象徴。旅が進むにつれ、衣装は多少くたびれた印象になり、彼女の過酷な状況を表現しています。化粧は、ナチュラルでありながら、赤いリップスティックやアイラインで当時の流行を反映し、ルリーンの華やかさを強調。髪型は、プラチナブロンドのボリュームあるヘアスタイルで、ジャクリーンの影響を受けた巻き髪やアップスタイルが特徴的です。この髪型は賛否両論を呼びましたが、ファイファーの美貌とキャラクターの個性を際立たせました。衣装と髪型は、ルリーンの純粋さと時代背景を視覚的に表現する重要な要素でした。

キャスト

  • ミシェル・ファイファー:ルリーン・ハレット役(ケネディ夫妻に心酔するダラスの主婦)
  • デニス・ヘイスバート:ポール・ケイター役(ルリーンと旅を共にする黒人男性)
  • ステファニー・マクファデン:ジョニー・ケイター役(ポールの娘らしき少女)
  • ブライアン・カーウィン:レイ・ハレット役(ルリーンの夫)
  • ルイーズ・ラッサム:ミセス・エンフィールド役
  • ペギー・リー:ハレットの友人役

スタッフ

  • 監督:ジョナサン・カプラン
  • 脚本:ドン・ルース
  • 製作:サラ・ピルズベリー、ミッジ・サンフォード
  • 撮影:ラルフ・D・ボード
  • 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
  • 編集:ジェーン・カーソン
  • 製作会社:オリオン・ピクチャーズ
  • 配給:オリオン・ピクチャーズ(アメリカ)、ビデオスルー(日本)

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