マリウス・ベルムデス(Mariluz Bermúdez)はコスタリカ出身の女優、モデル、歌手であり、主にメキシコのテレビ業界で活躍しています。1986年2月26日、コスタリカの首都サンホセに生まれ、その後メキシコに移住し、テレヴィサの演技学校であるCEA(Centro de Educación Artística)で演技を学びました。
彼女は数多くのテレノベラ(ラテンアメリカの連続ドラマ)に出演し、特に「Camaleones」「Mentir para vivir」「Corona de lágrimas」「La Gata」などの作品で広く知られています。また、モデルとして雑誌「H」などに登場し、その美貌と才能でラテンアメリカの視聴者から愛されています。2016年にはテレノベラ「Las amazonas」で若手主演を務め、2017年には「El bienamado」で主演を果たすなど、キャリアを着実に築いています。
プロフィール
- 名前:マリウス・ベルムデス(Mariluz Bermúdez)
- 本名:Mariluz Bermúdez Garnier
- 生年月日:1986年2月26日(39歳)
- 出生地:コスタリカ、サン・ホセ
- 身長: 165cm
- 両親: マリア・クラウディア・ガルニエ、 ゴンサロ・ベルムデス
- SNSサイト:Youtube・Instagram・Facebook・X
生い立ちと教育
マリウス・ベルムデスは1986年2月26日、コスタリカのサンホセで生まれました。彼女の母親は、1977年にミス・コスタリカに選ばれたクラウディア・マリア・ガルニエ(Claudia María Garnier)で、父親はゴンサロ・ベルムデス(Gonzalo Bermúdez)です。また、妹のマリフェル(Marifer)がいることが知られています。幼少期の一部をコスタリカで過ごした後、6歳の頃に家族と共にメキシコに移住しました。この移住は、彼女のキャリアにおける大きな転機となりました。
メキシコに移住後、ベルムデスはテレヴィサのCEAで演技を学びました。この機関は、メキシコのテレビ業界で活躍する多くの俳優を輩出している名門校であり、彼女はここで演技の基礎をしっかりと身につけました。CEAでの訓練を経て、彼女はメキシコの永住権を取得し、同国を拠点に活動を始めました。この教育期間は、彼女がプロの女優として成功するための基盤を築く重要なステップでした。
経歴
マリウス・ベルムデスのキャリアは、2008年にテレヴィサのテレノベラ「Central de abasto」でデビューしたことから始まりました。この作品で彼女はロシオ役を演じ、初のテレビ出演を果たしました。翌2009年には、テレノベラ「Camaleones」でロレナ役を演じ、エディス・ゴンサレス、ベリンダ、アルフォンソ・エレーラといった著名な俳優たちと共演しました。この作品では、同名の音楽グループにも参加し、彼女の多才さを示しました。
2011年には「Una familia con suerte」でカリーナ・アリスコレッタ役を演じ、アラト・デ・ラ・トーレ、マイリン・ビジャヌエバ、ダニエラ・カストロらと共演。2012年には「Corona de lágrimas」でカサンドラ役を演じ、ビクトリア・ルフォ、マリベル・グアルディアらと共演しました。2013年には「Mentir para vivir」でマリル役として初の敵役を演じ、注目を集めました。この作品では再びマイリン・ビジャヌエバやダビド・セペダらと共演しています。
2014年には「La Gata」でビクトリア・ルフォ、ダナ・ガルシアらと共演し、視覚障害を持つ少女ビルヒニア役を演じました。2015年には「Simplemente María」で心臓疾患を抱えるダイアナ役として特別出演し、24エピソードに出演しました。2016年には「Las amazonas」でコンスタンサ役として若手主演を務め、批評家から高い評価を受けました。この作品での演技が評価され、プレミオスTVyNovelasの「最優秀若手女優」部門にノミネートされました。
2017年には、ブラジルのテレノベラを原作とした「El bienamado」でバレリア・シエンフエゴス役として主演を務め、マルク・タチェル、アンドレス・パラシオス、ヘスス・オチョアらと共演。2018年にはアメリカとメキシコの共同制作シリーズ「Descontrol」や、ブリム制作の「Súper X」でフリダ役を演じました。また、同年に「Hijas de la luna」で若手敵役エステファニアを演じました。2019年には「Doña Flor y sus dos maridos」でサマンサ役を演じ、2021年には「Diseñando tu amor」でロサ・マリア役を演じました。
映画では、2020年に公開予定だったコスタリカの映画「Mi papá es un Santa」でスクリーンデビューを果たしました。2023年には「Vencer la culpa」、2024年には「Vivir de amor」、2025年には「Me atrevo a amarte」に出演し、精力的に活動を続けています。モデルとしても活躍し、2013年には男性向け雑誌「H para Hombres」に登場しました。
私生活
マリウス・ベルムデスの私生活については、公開されている情報が限られています。彼女は自身のキャリアに焦点を当て、プライベートな詳細をあまり公開しない傾向にあります。現在、結婚や子供に関する情報は確認されておらず、独身であると推測されます。彼女はインタビューで、メキシコが自身のキャリアを支えてくれた「第二の故郷」であると語っており、コスタリカへの愛着を持ちつつも、メキシコでの生活に深く根付いています。
ソーシャルメディアでは、Instagram(@mariluzbermudez1)やX(@MariluzBermudez)で積極的にファンと交流し、44,996人以上のフォロワーを持つ公式アカウントを運営しています。彼女はファンに対して前向きなメッセージを発信し、「人生はポジティブな視点を持つことで美しくなる」と語っています。
出演作品
- Central de abasto(2008年、ロシオ役)
- Camaleones(2009年、ロレナ役)
- Llena de amor(2010年、ディアナ役)
- Una familia con suerte(2011年、カリーナ・アリスコレッタ役)
- Amor bravío(2012年、イサドラ・ゴンサレス・デ・ラスカノ役、若年期)
- Corona de lágrimas(2012年、カサンドラ・オロスコ役)
- Mentir para vivir(2013年、マリル・タピア・セラーノ役)
- La Gata(2014年、ビルヒニア役)
- Simplemente María(2015年、ディアナ役、特別出演)
- Las amazonas(2016年、コンスタンサ役)
- El bienamado(2017年、バレリア・シエンフエゴス役)
- Descontrol(2018年、シリーズ)
- Súper X(2018年、フリダ役)
- Hijas de la luna(2018年、エステファニア役)
- Doña Flor y sus dos maridos(2019年、サマンサ・カブレラ・デ・メルカデル役)
- Una familia de diez(2019年、特別出演)
- Mi papá es un Santa(2020年、映画)
- Diseñando tu amor(2021年、ロサ・マリア・ポンセ・ヒメネス役)
- Vencer la ausencia(2022年、アナ・ソフィア・オルダックス役)
- Vencer la culpa(2023年、アナ・ソフィア・オルダックス役)
- Vivir de amor(2024年、ファティマ・アランダ・リベロ・クエジャル役)
- Me atrevo a amarte(2025年、マリソル・ペレス=ソレル・パス/マリソル・マドナルド・パス役)
レビュー 作品の感想や女優への思い