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黒蜥蜴

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『黒蜥蜴』(1962年)は江戸川乱歩の原作を基に、三島由紀夫が戯曲化したミステリー作品。美しい女盗賊黒蜥蜴が宝石を狙い、名探偵明智小五郎と対決します。ミュージカル要素を取り入れ、歌と踊りが織り交ぜられた娯楽作です。京マチ子が妖艶な黒蜥蜴を演じ、変装やトリックが展開します。格差社会の風刺も含み、犯罪の美学を描きます。

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基本情報

  • 原題:黒蜥蜴
  • 公開年:1962年
  • 製作国・地域:日本
  • 上映時間:102分

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女優の活躍

京マチ子は、本作『黒蜥蜴』で主人公の黒蜥蜴(緑川夫人)を演じています。この役は、美貌の女盗賊として宝石に異常な執着を持ち、明智小五郎と激しく対峙する人物です。彼女の活躍は、映画の冒頭から目覚ましく、オープニングシーンで鞭を振るいながら歌い踊る姿が印象的です。このシーンでは、半裸のダンサーたちを従え、妖艶な魅力を存分に発揮しています。

物語が進むにつれ、京マチ子は変装の名人として多様な顔を見せます。例えば、ホテルでの誘拐シーンでは、優雅な夫人姿から一転し、男装して軽快に逃亡します。この男装シーンでは、ステップを踏みながらテーマ曲に合わせて踊り、観客を魅了します。また、部下の雨宮潤一を操り、岩瀬早苗の誘拐を主導する様子は、彼女の知略とカリスマ性を強調しています。

クライマックスでは、無人島のアジトで剥製コレクションを披露し、早苗を標的にする冷徹さを演じます。しかし、最終的に明智への愛を告白し、毒を飲んで死ぬシーンでは、情感豊かな演技が光ります。ミュージカル仕立ての要素が強く、京マチ子自身が歌う「黒蜥蜴の歌」が作品のハイライトとなっています。この役を通じて、彼女はコメディタッチの犯罪劇を支え、カルト的な魅力を与えています。

全体として、京マチ子の活躍は、ダンス、歌、変装、対決の多角的な面で展開され、彼女の女優としての幅広さを示しています。宝塚歌劇のようなレビュー要素を取り入れ、視覚的に楽しませる点が特徴です。

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女優の衣装・化粧・髪型

京マチ子の衣装は、黒蜥蜴の妖艶さを象徴するものが多く、ミュージカル映画らしい華やかさが際立っています。オープニングのダンスシーンでは、網タイツを着用した姿が登場し、鞭を振るう妖しい雰囲気を演出します。この網タイツは、爬虫類的なイメージを強調し、彼女の美貌を引き立てています。また、真珠のネックレスや宝石を散りばめた衣装が高級クラブのママのような優雅さを加えています。

変装シーンでは、男装が印象的です。ホテルから逃げる際に男の服装に着替え、軽快に踊る姿は、彼女の多才さを表しています。一方、緑川夫人としての通常の衣装は、優雅なドレスが多く、宝石を狙う女賊らしい洗練されたスタイルです。無人島のアジトでは、剥製コレクションに囲まれたシーンで、爬虫類を思わせる妖艶な装いが用いられています。

化粧については、アイラインを上下に大胆に入れ、くっつけずに流すスタイルが特徴です。これにより、目元が強調され、悪女らしい鋭い視線を表現しています。眉毛は濃く描かれ、妖艶で強い印象を与えています。全体のメイクは、美貌を際立たせつつ、犯罪者の冷徹さを加味したものとなっています。

髪型は、シーンに応じて優雅なアップスタイルやロングヘアを採用しています。ダンスシーンでは、動きやすいようにまとめられた髪型が用いられ、変装時には男装に合わせたシンプルなものになります。これらの要素が、京マチ子の役柄を視覚的に豊かにしています。

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あらすじ

物語は、宝石に異常な執着を持つ美しい女賊黒蜥蜴が、大阪の宝石商岩瀬庄兵衛の令嬢早苗を狙うところから始まります。黒蜥蜴は、恋人と恋敵を殺した青年雨宮潤一を部下に迎え、左腕に黒いトカゲの刺青を施します。名探偵明智小五郎は、岩瀬家から護衛を依頼され、数百万円の報酬で早苗を守りますが、黒蜥蜴は大阪ホテルで巧みなトリックを使い、早苗を誘拐します。

明智は、緑川夫人として現れた黒蜥蜴を見破りますが、彼女は岩瀬家のダイヤ「アラビアの星」(または「エジプトの星」)を狙い、姿を消します。東京に戻った黒蜥蜴は、再び早苗を誘拐し、ダイヤとの交換を要求します。雨宮は黒蜥蜴に心惹かれ、明智の部下たちは変装で対応します。東京タワーでの交換シーンでは、黒蜥蜴がダイヤを手に入れ、変装して海上へ逃亡します。

明智も変装して船に乗り込み、無人島のアジトに到着します。島の地下室には、黒蜥蜴の美術品や人間の剥製コレクションが隠されており、彼女は早苗を次の剥製にしようとします。雨宮が早苗をかばい、共に犠牲になりますが、それは偽物で、本物の早苗は明智の部下に救出されています。明智が正体を現し、島は警察に包囲されます。

黒蜥蜴は敗北を悟り、毒を飲みます。最期に明智への愛を告白し、死んでいきます。この物語は、変装、誘拐、対決の連続で、ミュージカル要素が加わり、娯楽性を高めています。

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解説

映画『黒蜥蜴』は、江戸川乱歩の原作を基に、三島由紀夫が戯曲化したものを映画化したミステリー。1962年に大映で製作され、ミュージカル仕立ての娯楽作として位置づけられています。監督の井上梅次は、コメディタッチを加え、歌と踊りを挿入することで、原作のエログロ要素を軽やかに描いています。音楽は黛敏郎が担当し、テーマ曲「黒蜥蜴の歌」は三島の作詞で、京マチ子が歌っています。

テーマとしては、ブルジョア階級と貧乏人の格差社会を風刺しています。黒蜥蜴の宝石執着は、金銭や美への人間の醜さを象徴し、剥製コレクションは犯罪の美学を表しています。トリックは陳腐な部分もありますが、人間ドラマが面白く、カルトムービー的な魅力があります。スタッフの豪華さが特徴で、脚本の新藤兼人は原作のエッセンスを活かしています。

公開当時の惹句は「七つの仮面をもつ黒蜥蜴と名探偵明智小五郎の一騎打ち!」で、変装の多さを強調しています。映像ソフト化も進み、2013年にDVDが発売されました。レビューでは、京マチ子の妖艶ぶりが高く評価され、ミュージカル要素が宝塚歌劇を連想させるとの声があります。ただし、エログロの期待に応えきれないとの指摘もあります。

全体として、B級娯楽映画ながら、異色作として楽しめます。現代の日本映画では出せないテイストが満載で、細かい点を気にせず没入するのがおすすめです。

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キャスト

  • 緑川夫人(黒蜥蜴) : 京マチ子
  • 明智小五郎 : 大木実
  • 岩瀬早苗 : 叶順子
  • 岩瀬庄兵衛 : 三島雅夫
  • 岩瀬夫人 : 目黒幸子
  • 雨宮潤一 : 川口浩
  • ひな夫人 : 緋桜陽子
  • 北村 : 杉田康
  • 松吉 : 中条静夫
  • 明智の部下堺 : 大庭健次朗
  • 明智の部下木津 : 長田健二
  • 明智の部下岐阜 : 竹村南海児
  • 用心棒 : 阿部脩
  • 用心棒 : 大川修
  • 用心棒 : 藤山浩二
  • 用心棒 : 北城寿太郎
  • 用心棒 : 丸井太郎
  • 女中夢子 : 久里千春
  • 女中色江 : 小笠原まり子
  • 御用聞五郎 : 三角八郎
  • ホテル支配人 : 谷謙一
  • ホテルボーイ : 穂積明

スタッフ

  • 監督 : 井上梅次
  • 脚色 : 新藤兼人
  • 原作 : 江戸川乱歩
  • 劇化 : 三島由紀夫
  • 企画 : 土井逸雄
  • 企画 : 吉田史子
  • 製作 : 永田雅一
  • 撮影 : 中川芳久
  • 美術 : 間野重雄
  • 音楽 : 黛敏郎
  • 録音 : 橋本国雄
  • 照明 : 安田繁
  • スチル : 薫森良民
  • 編集 : 鈴木東陽
  • 助監督 : 大石要

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