『スクリーム』シリーズのファンは安心してください。第7弾がパラマウントの公開カレンダーに正式に掲載され、『スクリーム7』の公開日が2026年2月に決定しました。
再びフランチャイズ・スターに返り咲いたネーヴ・キャンベルとケヴィン・ウィリアムソン監督は火曜日、『スクリームVII』が2026年2月27日に公開されることをソーシャルメディア上で発表しました。
キャンベルは今年初め、プロデューサーのスパイグラスとのギャラ問題で『スクリーム6』を降板した後、『スクリーム』の世界に復帰することを発表し、復活したフランチャイズを消滅の危機から救いました。
このニュースでは、キャンベルは自身の復帰に加え、フランチャイズの名付け親であるウィリアムソンが監督を務めることを明らかにしました。ウィリアムソンはこのフランチャイズの生みの親であり、ウェス・クレイヴン監督の1996年のオリジナル作品、『スクリーム2』と『スクリーム4』の脚本を担当。2022年の『スクリーム』と『スクリーム6』の脚本を担当したガイ・ブジックが、長編『ニュルンベルク』の監督で多忙なジェームズ・ヴァンダービルトに代わって脚本を担当することになります。
『スクリーム7』は、昨年、イスラエルとハマスの戦争中に行なったソーシャルメディアへの投稿をめぐり、主演のメリッサ・バレラが解雇されたことで話題となり、さらにその数カ月前にひっそりと降板したジェナ・オルテガの降板を受けて、クリエイティブの見直しが行なわれました。これらの変更に伴ない、オリジナル監督のクリストファー・ランドンもこのプロジェクトから離脱したのです。
キャンベルのキャラクターであるシドニー・プレスコットは、第1弾以来シリーズの中心的存在だったため、キャンベルの復帰はフランチャイズにとって待望の生命線でありました。
映画製作トリオのラジオ・サイレンスは、キャンベルを起用した2022年の『スクリーム』でフランチャイズを活性化させました。その14ヵ月後に公開された『スクリーム6』は、オープニング週末興収4,450万ドルを記録し、シリーズ最大の週末興収記録を塗り替え、全世界で1億6,630万ドルを記録。
プロジェクトXエンターテインメントのジェームズ・ヴァンダービルト、ウィリアム・シェラック、ポール・ナインスタインがプロデューサーを務めます。
ネーヴ・キャンベルの再演
ネーヴ・キャンベルは、以前にギャラ問題で同フランチャイズを降板した後、スパイグラス・メディア・グループが『スクリーム7』のギャラを増額したことを明かしました。
『スクリーム6』に先立ち、女優のネーヴ・キャンベルは2022年に、”提示されたオファーがフランチャイズにもたらした価値と等しくないと感じた”ため、超大作スラッシャー・シリーズには復帰しないと語っていました。しかし今年3月になってキャンベルが次回第7弾でシドニー・プレスコット役を再演することが明らかになったのです。
『ワイルドシングス』の女優である彼女は、30年間親しんできたキャラクターに戻れることに興奮している一方で、最近『ピープル』誌に対し、「ギャラの食い違いについて話したとき、そして(『スクリーム6』の交渉が)尊重されていないと感じたことについて話したとき、スタジオが私の話を聞いてくれたことに本当に感謝している」とも語っています。
コートニー・コックスとは交渉中
情報筋によると今年5月の時点で、コートニー・コックスは次回作『スクリームVII』への出演交渉中とのこと。
コートニーは1996年の『スクリーム』でレポーターのゲイル・ウェザーズ役を演じ、その続編5作に出演。主演のジェナ・オルテガの降板、俳優のメリッサ・バレラの解雇、そして昨年のクリストファー・ランドン監督の降板を受けて刷新されたこのプロジェクトに、コックスの復帰がまた新たな衝撃を加えることになるはず。
Spyglassは、『スクリーム』シリーズのクリエイターであるケヴィン・ウィリアムソンが監督に就任し、前作ではギャラ問題で降板した主演のネーヴ・キャンベルが復帰することに同意したことで、新たなイテレーションを組み上げました。
『スクリーム』は1996年にスタートし、故ウェス・クレイヴンがホラー・ジャンルの常識を覆すことで知られる3本の続編を監督。2022年、5作目は監督チーム「Radio Silence」の指揮のもと、キャンベル、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエットが新たな俳優陣とともに復帰し、フランチャイズを刷新しました。続いて『スクリーム6』が製作され、2023年にはフランチャイズ最高の興行収入を記録しています。
コートニーは1990年代にNBCの『フレンズ』のキャストとして一躍トップスターとなり、WME、Brillstein Entertainment Partners、Gershが代理人を務めています。
コメント コメントをお気軽に ^_^