トレイシー・スピリダコス(Tracy Spiridakos)はカナダ出身の女優。NBCの『レボリューション』のチャーリー役や『シカゴ P.D.』のヘイリー・アップトン役で知られる。ギリシア系カナダ人で、ウィニペグ生まれ。2007年から活躍し、力強い演技で人気を集める。
プロフィール
- 名前:トレイシー・スピリダコス(Tracy Spiridakos)
- 生年月日:1988年2月20日(37歳)
- 出生地:カナダ・マニトバ州ウィニペグ
- 職業:女優
- 活動期間:2007年~
生い立ち・教育
トレイシー・スピリダコスは、1988年2月20日にカナダのマニトバ州ウィニペグで生まれました。両親のジョージ(通称ガス)とアナステイシア・スピリダコスは、ギリシア出身でレストラン経営を営んでいました。彼女にはボビーとアンドリューという2人の兄弟がいます。トレイシーが4歳のとき、家族はギリシアのスパルタ近郊のスカラに一時移住しましたが、彼女が9歳のときに再びカナダに戻りました。トレイシーは自身のギリシア系ルーツに誇りを持ち、ギリシア文化に強い愛着を持っていると語っています。
幼少期から演技に興味を示していたトレイシーは、中学生のときに演技の道に進むことを決意しました。ウィニペグのマニトバ俳優訓練センターで演技を学び、基礎を固めました。その後、地元のOak Park高校を卒業し、演技への情熱をさらに深めていきました。2007年、さらなるキャリアの機会を求めてバンクーバーに移住し、そこで本格的に女優としての活動を開始しました。この移住は彼女の人生の転機となり、数週間で初めてのテレビ出演を果たすことになります。
経歴
トレイシー・スピリダコスの女優としてのキャリアは、2007年にバンクーバーでのテレビ出演から始まりました。初期には、カナダの子供向けコメディ番組『Majority Rules!』(2009年~2010年)でベッキー・リチャーズ役を演じ、注目を集めました。この役で彼女は若々しく魅力的な演技を披露し、視聴者に強い印象を与えました。
その後、彼女のキャリアは飛躍的に進展し、2012年にNBCのポストアポカリプスSFドラマ『レボリューション』でシャーロット・“チャーリー”・マシソン役に抜擢されました。この作品は、電力が失われた世界を舞台にした壮大な物語で、トレイシーの演じるチャーリーは勇敢で感情豊かなヒロインとして描かれました。この役は彼女にとってブレイクアウト・ロールとなり、批評家から高い評価を受け、サターン賞のテレビ最優秀女優賞にノミネートされるなど、大きな成功を収めました。
『レボリューション』(2012年~2014年)の終了後、トレイシーはA&Eのドラマ『ベイツ・モーテル』でアニカ・ジョンソン役を演じ、サイコスリラーの世界で新たな一面を見せました。さらに、彼女のキャリアの頂点とも言えるのが、NBCの人気警察ドラマ『シカゴ P.D.』(2017年~2024年)でのヘイリー・アップトン刑事役です。この役では、複雑な過去を持つ強い女性刑事を演じ、感情の機微とアクションシーンでの迫真の演技で視聴者を魅了しました。特に、シカゴシリーズのクロスオーバーエピソードでは、『シカゴ・ファイア』や『シカゴ・メッド』にも登場し、シリーズ全体での存在感を示しました。
その他の出演作には、映画『人喰い怪物ゴブリン』(2010年)や、テレビドラマ『Lの世界』(シーズン6、第3話「彼女たちの笑い声/LMFAO」、役名:Pretty Young Woman)などがあり、多様なジャンルで活躍しています。また、2023年にはモンテカルロTVフェスティバルで『Wolf』のプロモーションに参加するなど、国際的な舞台でも活動を広げています。
私生活
トレイシー・スピリダコスの私生活については、彼女自身があまり公に語らないため、詳細な情報は限られています。彼女はプライバシーを重視する性格で、メディアでの露出は主に仕事に関連したものに限定されています。2020年1月には、シカゴで開催された「Paddle Battle」イベントに参加し、100 Club of Chicagoを支援するなど、慈善活動にも積極的に関わっています。
トレイシーはギリシア系カナダ人としてのアイデンティティを大切にしており、家族との絆も強いとされています。彼女の両親がレストラン経営者であることから、幼少期には家族のビジネスを手伝うこともあったかもしれません。ロマンスや結婚に関する情報は公開されておらず、2025年現在、独身であると推測されます。彼女のSNSやインタビューからは、仕事への情熱と共演者との良好な関係が伺え、特に『シカゴ P.D.』のキャストとは強い絆で結ばれている様子が伝わります。
出演作品
以下は、トレイシー・スピリダコスの主な出演作品のリストです。
TV
- Majority Rules!(2009年~2010年):ベッキー・リチャーズ役
- レボリューション(2012年~2014年):シャーロット・“チャーリー”・マシソン役
- ベイツ・モーテル(2015年):アニカ・ジョンソン役
- シカゴ P.D.(2017年~2024年):ヘイリー・アップトン役
- シカゴ・ファイア(シーズン8、エピソード4、2020年):クロスオーバーエピソード出演
- シカゴ・メッド(シーズン5、エピソード4、2020年):クロスオーバーエピソード出演
- Lの世界(シーズン6、第3話、2009年):Pretty Young Woman役
映画
- 人喰い怪物ゴブリン(2010年):ケイトリン役
- ワイルド ラヴァーズ(2013年):ヘイリー役で主演
トレイシーは、特に『シカゴ P.D.』での長期にわたる出演で広く知られるようになり、アクション、ドラマ、SFなど多岐にわたるジャンルでその才能を発揮しています。彼女の演技は、感情の深さとフィジカルな表現力で評価されており、今後もさらなる活躍が期待されます。
総括
トレイシー・スピリダコスは、ギリシア系カナダ人のバックグラウンドを持ち、幼少期の国際的な経験を通じて培われた強いアイデンティティを背景に、女優として着実にキャリアを築いてきました。『レボリューション』や『シカゴ P.D.』での役柄を通じて、彼女は視聴者に強い印象を与え、アクションとドラマの両方で輝く存在感を示しています。私生活では控えめながら、慈善活動や共演者との絆を通じて温かみのある人柄が垣間見えます。今後、彼女がどのような新たな役柄に挑戦するのか、注目が集まります。
レビュー 作品の感想や女優への思い