コートニー・ハイザー(Cortney Heiser)は米国ロサンゼルスを拠点にするフリーランスのメイクアップ・アーティスト。たくさんの映画やドラマでメイクを担当しています。
- Instagram:C O R T N E Y H E I S E R
生い立ちと学歴
コートニー・バイザーは、いつも社交的でスポーツの練習や放課後のアクティビティ、友達とのお泊まり会などに駆けつけていました。家族に聞けば、私は兄弟の中で最も社交的で、コミックリリーフのような役割を担っていたと言うはず。我が家で退屈な時間はあまりなかったと思います。
叔父が故郷の近くの湖に屋形船を持っていて、毎年夏になるとそこに行って何週間も過ごしました。水上スキーやチュービングを習ったり、文字通り何時間も泳いだり……そして夜になると、姉たち、いとこたち、そして私はボートの最上階で寝袋を広げ、100万個の星空の下で眠ったものです。高校1年生の演劇の授業で、ベン・ナイSFXメイクキットを初めて手にしました。家に帰り、じっとしていてくれる家族なら誰でも、文字通り頭の傷の練習をしました。
高校卒業後、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)の演劇プログラムに入学し、いくつかのショーをデザインした後、すでに持っていたスキルを磨くためにバーバンクのメイクアップ・デザイナリー(MUD)に入学しました。MUDを卒業してからは、デザイナーのランウェイショーの仕事をしたり、いくつかの雑誌で紹介されたり、最近ではコマーシャルやテレビ、映画のプロジェクトにも参加するようになりました。長編映画が劇場公開される予定です。
仕事への姿勢
メイクアップ業界に入るには、試練と苦難の時期があります。
最初の頃は「何を知っているかではなく、誰を知っているかだ」という考え方が本当に理解できなかったのですが、仕事を受けて素晴らしいコネクションをいくつか作った後、プロダクションチームやクルーと仕事をすることになると、忠誠心がたくさんあることに気づきました。
最初の頃は低賃金・無報酬の仕事も多かったのですが、あるフォトグラファーの紹介で、ついに私のメイクが雑誌に掲載されることになりました(結局、表紙の写真になりました)。
また、どんなプロジェクトにも対応できるようにすることが、とても役に立つことも学びました。ウェディング会社のリードMUAになるつもりはなかったのですが、気がついたら彼らとたくさんの仕事をブッキングするようになり、その経験から自分のクライアントを何人か作ることになりました。
今はただ、次の長編映画が始まるのを楽しみにしています。楽しいプロジェクトになりそうで、脚本に命が吹き込まれるのを見るのが待ちきれません。