ナイトロ・ガールズは1997年7月にワールド・チャンピオンシップ・レスリング(WCW)に登場したダンス・チーム。キンバリー・ペイジを中心とした7人のメンバーで構成され、全員がある程度のプロダンス経験者でした。当初はWCWマンデー・ナイトロのCM中にダンスを披露し、観客を楽しませたり、プロモーションを行うのが役割でしたが、1999年後半からメンバーの多くがプロレスのストーリーに関与するようになり、レスラーの付き人やマネジャーを務めるようになりました。グループは2000年初頭までに事実上解散し、多くの元メンバーは全く新しいペルソナを採用しました。
ナイトロ・ガールズ
- デビュー:1997年7月14日
- 解散:2001年3月26日
メンバー
- A.C.ジャズ(エイミー・クロフォード) 1997〜1999年
- ウィスパー(レベッカ・クルチ)1997〜1999年
- カメレオン(カーメル・マックリン)1999〜2000年
- キンバリー(キンバリー・ペイジ)1997〜1999年
- ゴールド・シルバー(ダイアン・ゴールド・クリマシェフスキとエレイン・シルバー・クリマシェフスキ)2000年
- シレン(アリソン・ファウ)2000〜2001年
- スカイ(ステイシー・キーブラー)1999年
- スター・サファイア(ジェニファー・バンケール)2000〜2001年
- ストーム(シャーメル・サリバン)1998〜1999年
- スパイス(メリッサ・ベリン)1997〜2000年
- タイグレス(ヴァネッサ・サンチェス)1998〜2000年
- タイヨー(タイヨー・リード)1997〜1998年
- チェ(チェ・アン)1997〜2000年
- チキータ(チキータ・アンダーソン)2000〜2001年
- ノーティ・A(ジェイミー・クラッグウォール)2000〜2001年
- ビーフ(ロンダ・シング)1999〜2000年
- ファイア(テリ・バーン)1997〜1999年
- ベイビー(シャノン・マクニール)2000年
歴史
ナイトロ・ガールズは1997年にエリック・ビショフの要請でキンバリー・ペイジが結成し、7月14日にフロリダ州オーランドでデビューしました。彼女たちの主な目的は、マンデー・ナイトロのCM中にライブ・ファンを楽しませることでした。また、定期的にショーの短いセグメントに出演していました。
ナイトロ・ガールズは、1999年8月3日に放送された「ナイトロ・ガールズ水着カレンダー・スペシャル」と名付けられた独自のペイ・パー・ビューを撮影し、後にホームビデオとして発売されました。
1999年後半、グループは新メンバーを探すコンテストを開催し、300人の女性がコンテストに参加。結果はWCWのウェブサイト上の一連の投票によって決定され、最終候補者は8人に絞られました。 1999年11月8日放送の『ナイトロ』で、ステイシー・キーブラーは8人のファイナリストの中で最多得票を獲得し、コンテストの勝者となりました。彼女の優勝ルーチンは440万人の視聴者に視聴されました。

ナイトロ・ガールズは、WCWのプロモーション・イベントやWCW製作の映画『レディ・トゥ・ランブル』にも出演。プロレスのストーリーに関わることが多くなるにつれて、徐々に解散していきましたが、2001年にWCWがビンス・マクマホンのワールド・レスリング・フェデレーションに売却されるまで、正式に解散することはありませんでした。

1999年10月、キンバリー・ペイジは夫でありレスラーのダイアモンド・ダラス・ペイジと登場するようになりました。ハロウィン・ハボックでは、ホテルの一室で息子のデビッド・フレアーに薬を飲ませようとしたリック・フレアーに14回もお尻を叩かれたと主張。ダイアモンド・ダラス・ペイジはリック・フレアとストラップマッチで対戦。1999年11月1日放送のナイトロで、キンバリーは夫がデビッド・フレアーに怪我を負わされて彼女はグループを脱退。
キンバリーが脱退した後、ナイトロ・ガールズは抗争をはじめ、スパイスは新しいリーダーの座をめぐってA.C.ジャズと争って勝利。また、ジャズがグループを去った後、タイグレスが主導権を握ろうとしました。
1999年11月22日のナイトロのエピソードで、スパイスとタイグレスはグループのメンバーで初のプロレス・マッチに出場し、タイグレスはスパイスが目を負傷した後、スパイスに勝利。
2000年初頭までに、ナイトロ・ガールズは解散し、WCW内でそれぞれの道を歩み始めました。キンバリー・ペイジはザ・ニュー・ブラッドに加入。シャーメル・サリバンはアーティスト(プリンス・イアウケア)の付き人ペイズリーとなり、後にWWEへ。 ステイシー・キーブラーはミス・ハンコック(タッグチーム「スタンダード・アンド・プラクティス」のマネージャー)として登場するようになり、その後WWEへ。

レビュー 作品の感想や女優への思い