カミーユ・コステック(Camille Kostek)は、米国のモデル、テレビ司会者、女優。『Sports Illustrated Swimsuit Issue』2019年版の表紙を飾り、TBSのゲーム番組『Wipeout』の司会や映画『Free Guy(2021年)に出演。NFL選手ロブ・グロンコウスキーとの交際でも知られます。
プロフィール
- 名前:カミーユ・コステック(Camille Kostek)
- 出生名:カミーユ・ヴェロニカ・コステック
- 生年月日:1992年2月19日(33歳)
- 出生地:米国コネチカット州キリングワース
- 母校:イースタン・コネティカット州立大学
- 職業:モデル、司会者、女優
- 活動期間:2004年~現在
- パートナー:ロブ・グロンカウスキー(2015年~現在)
- 身長:173cm
- 髪色:ブロンド
- 眼色:ブルーグリーン
- 所属事務所:マギー(ボストン)、セレクト・モデル・マネージメント(ロサンゼルス)、エリート・モデル・マネージメント(マイアミ)、ONEマネージメント(ニューヨーク)
- SNSサイト:Instagram・TikTok・X
生い立ち・教育
カミーユ・ビロニカ・コステックは、1992年2月19日、米国コネチカット州キリングワースに生まれました。父親のアラン・コステックはゼネコン業者、母親のクリスティーナ(旧姓デコスタ)はジムマネージャーという家庭で、4人兄弟の長女として育ちました。彼女の家系はポーランド、アイルランド、ジャマイカのルーツを持ち、多様な文化的背景を有しています。3歳からバレエを始め、ニューヨークのブロードウェイ・ダンス・センターでトレーニングを積みながら、全米規模のダンス大会にも出場しました。高校はコネチカット州ヒガナムのハダム・キリングワース高校に通い、チアリーダー、ラクロスのキャプテン、そして学校の放送番組の司会を務めるなど、積極的に活動しました。大学はイースタン・コネチカット州立大学に進学し、コミュニケーションを専攻、演劇を副専攻とし、2014年に卒業。その後、バーレインストラクターの資格を取得しました。
経歴
カミーユのキャリアは、大学3年生の2013年にNFLのニューイングランド・ペイトリオッツのチアリーダーとして始まりました。2014年には同チームのスイムスーツカレンダーの表紙を飾り、中国でのNFLツアーにも参加してダンスパフォーマンスやユース向けチアクリニックを行いました。2015年のスーパーボウルXLIXでのパフォーマンスを最後にチアリーダーを引退し、新たな夢を追うことを決意。2015年にはボストンのモデルエージェンシーと契約を結び、Benrus、Equinox Fitness、Dune Jewelryなどのブランドアンバサダーとして活動を開始しました。初期の仕事には、Nissan、New Balance、Rebagなどの広告キャンペーンや、『Elle』誌のエディトリアル、複数の雑誌の表紙が含まれます。
モデルとしての大きな転機は、2017年に『Sports Illustrated Swimsuit Issue』の公開オーディションに応募したことでした。身長173cm、ドレスサイズ4/6という体型がモデル業界の標準に合わないとされ、複数のエージェンシーから断られていた彼女でしたが、5,000人の候補者の中から選ばれ、2018年版の同誌に初登場。2018年3月には初代『Sports Illustrated Swim Search』の優勝者に選出され、2019年版では南オーストラリアでの撮影を経て単独表紙を獲得し、国際的な注目を集めました。以降、L’Oréal、Victoria’s Secret、Clarinsなどのブランドキャンペーンや、ReebokのPureMove BraやNano X1の広告に起用され、ファッションラインKittenishのランウェイにも登場しています。
テレビでは、2016年から2017年にかけてNESNの『Dirty Water TV』でリポーターとして旅行やスポーツイベントをカバーし、NASCARなどの取材も行いました。2018年以降は、南バイ西南(SXSW)、スーパーボウル、NHL、Levitate Music Festivalなどのイベントで司会やレポーターを務め、MaximやSports Illustratedのライフスタイルやレッドカーペットイベントにも出演。2021年からはTBSのゲーム番組『Wipeout』の現場ホスト、2022年にはNBCの『Dancing with Myself』のホストを務め、テレビ司会者としての地位を確立しました。
女優としては、2018年のコメディ映画『I Feel Pretty』でカメオ出演し、2021年のSF映画『Free Guy』でライアン・レイノルズと共演する脇役を演じました。2023年にはTubiのオリジナル映画『Classmates』でポーシャ役を、映画『Monsters of California』で主演を務め、着実に女優としてのキャリアを築いています。また、2018年からはDune Jewelryで自身のジュエリーコレクションをデザインし、2020年には「Never Not Dancing」をテーマにしたアパレルコレクションを発表、収益の一部をメンタルヘルス支援に寄付。2021年にはSwimsuits For Allとコラボレーションし、ボディインクルーシブな水着とラウンジウェアのコレクションをリリースしました。2019年には「Own It」ツアーで全米の大学を巡り、自己受容とボディイメージについて講演を行い、社会的影響力も発揮しています。
私生活

カミーユは2015年からNFL選手のロブ・グロンコウスキーと交際しており、マサチューセッツ州フォックスボロとフロリダ州タンパに共同で暮らしています。2人の関係は公に知られており、彼女はペイトリオッツの試合でグロンコウスキーの背番号「87」のジャージを着て応援する姿がたびたび目撃されています。2016年には、彼のサポートを受けて『Sports Illustrated』のオーディションに挑戦し、その後も互いにキャリアを応援し合う関係を築いています。カミーユはソーシャルメディアで、スタジオ外での自然なダンス動画を頻繁に公開し、「Never Not Dancing」という彼女のモットーを体現。彼女のポジティブな姿勢とボディポジティブなメッセージは、多くのファンに支持されています。
出演作品
以下はカミーユ・コステックの主な出演作品です。
映画
- I Feel Pretty(2018年):ホステス役(カメオ出演)
- Fashionably Yours(2020年、TV映画):サム役
- Free Guy(2021年):ビューティ役
- Classmates(2023年):ポーシャ役
- Monsters of California(2023年):主演
TV
- Dirty Water TV(2016-2017年):リポーター
- The Rhode Show(2015年):共同アンカー
- Wipeout(2021年-2023年):現場ホスト
- Dancing with Myself(2022年):ホスト
- NHL関連番組『Pause Post to Post(2021年):ホスト
MV
- Kygo feat. DNCE「Dancing Feet」
- NOTD & Felix Jaehn feat. Georgia Ku & Captain Cuts「So Close」
まとめ
カミーユ・コステックは、チアリーダーからモデル、司会者、女優へと多彩なキャリアを築いた人物です。『Sports Illustrated』の表紙モデルとしての成功や、ボディポジティブなメッセージを発信する活動を通じて、幅広い層から支持を集めています。ロブ・グロンコウスキーとの長期的な関係や、自己受容をテーマにした社会貢献活動も彼女の魅力の一部です。今後も彼女のマルチな才能がどのような形で花開くか、注目が集まります。
レビュー 作品の感想や女優への思い