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about love アバウト・ラブ/関於愛

「見どころ」にPR表現を含みます。

『about love アバウト・ラブ/關於愛』(2004年)は、東京、台北、上海を舞台にしたオムニバス形式のラブストーリー。異なる文化と言葉を持つ男女の出会いと切ない恋心を描く。日本、台湾、中国の若手スターが共演し、異文化交流をテーマにした感動作。

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基本情報

  • 邦題:about love アバウト・ラブ/關於愛
  • 原題:關於愛
  • 英題:ABOUT LOVE
  • 公開年:2004年
  • 製作国:日本・中国
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:ドラマ

あらすじ

『about love アバウト・ラブ/關於愛』は、アジアの3都市(東京、台北、上海)を舞台に、異なる言語と文化を持つ男女の出会いと恋愛を描いたオムニバス映画です。それぞれのエピソードは、言葉の壁や文化の違いを越えた切ない愛の物語を展開します。

TOKYO

漫画家を目指して台北から東京に留学してきたヤオ(チェン・ボーリン)は、渋谷の街で画材を落とした女性、美智子(伊東美咲)と出会います。美智子は恋人との別れに傷つき、キャンバスにグレーの絵の具を重ねることで心の痛みを表現しています。ヤオは彼女の悲しげな表情に心を惹かれ、彼女の絵に色を取り戻すためにある行動を起こします。言葉が通じない中、二人の心は少しずつ近づいていきます。

TAIPEI

台北の夜、アスー(メイビス・ファン)は恋人と別れたばかりで、本棚作りに没頭することで心の痛みを紛らわせようとしています。彼女はバーで知り合った鉄ちゃん(加瀬亮)を呼び出し、本棚を一緒に組み立てます。言葉が完全には通じない中、ペンキを塗りながらふざけ合う二人は親密な雰囲気に。しかし、アスーが過去の恋を引きずっていることが明らかになり、鉄ちゃんの気持ちとの間で葛藤が生まれます。最終的に、アスーは自分の本心を黒板に書き、鉄ちゃんはそれに応える一言を残します。

SHANGHAI

上海の下町で、大学受験勉強中のユン(リー・シャオルー)は、母の雑貨屋で店番をしています。そこに、日本から来た留学生の修平(塚本高史)が現れ、雑貨屋の2階に部屋を借りています。修平が受け取った小包にあった葉書に興味を持ったユンは、彼の過去の恋愛について知ろうとします。言葉の壁を越え、互いに学び合いながら、二人の間には純粋で温かい感情が芽生えます。

女優の活躍

本作では、日本、台湾、中国を代表する若手女優が各エピソードで重要な役割を果たしています。

伊東美咲(美智子役/TOKYO)

伊東美咲は、モデル出身の女優として知られ、本作では傷心のアーティストを繊細に演じました。彼女の透明感ある美貌と、感情を抑えた演技が、物語の切なさを引き立てています。美智子の内面の葛藤を表情や仕草で表現し、特にキャンバスに向かうシーンでの静かな迫力が印象的です。

メイビス・ファン(アスー役/TAIPEI)

台湾の人気シンガーソングライターであるメイビス・ファンは、失恋の痛みを抱える女性を自然体で演じました。彼女の演技は、感情の揺れ動きをリアルに伝え、特に鉄ちゃんとのコミカルなやり取りから一転するシリアスな場面での演技が光ります。

リー・シャオルー(ユン役/SHANGHAI)

中国の若手女優リー・シャオルーは、純朴で好奇心旺盛なユンを愛らしく演じました。修平との言葉の壁を越えた交流を、表情や声のトーンで丁寧に表現し、観客に温かい印象を与えています。

女優の衣装・化粧・髪型

各エピソードの女優の衣装、化粧、髪型は、それぞれのキャラクターの個性や物語の雰囲気を反映しています。

伊東美咲(美智子役)

美智子の衣装は、シンプルでカジュアルなものが多いですが、アーティストらしいボヘミアンな雰囲気があります。ゆったりとしたトップスやスカートに、淡い色のスカーフを合わせたスタイルが特徴的。化粧はナチュラルで、透明感を強調する薄いピンクのリップと控えめなアイメイクが中心。髪型はロングヘアを自然に下ろし、時折後ろで軽くまとめるスタイルで、彼女の悲しげな表情を引き立てています。

メイビス・ファン(アスー役)

アスーの衣装は、カジュアルで少しボーイッシュなスタイル。Tシャツやデニムにペンキがついた作業着風の衣装が、彼女の現実逃避的な行動を象徴しています。化粧はほぼスッピンに近く、素朴な印象を与えます。髪型はミディアムレングスのストレートヘアで、動きやすさを重視したラフなスタイルが特徴です。

リー・シャオルー(ユン役)

ユンの衣装は、学生らしいシンプルなブラウスやスカートで、淡いパステルカラーが中心。化粧は若々しさを強調する軽いベースメイクと自然なチーク。髪型はポニーテールやハーフアップで、活発で純粋なキャラクター性を表現しています。

解説

『about love アバウト・ラブ/關於愛』は、異なる文化と言語を持つ人々の出会いを描くことで、愛の普遍性と複雑さを浮き彫りにします。オムニバス形式を採用することで、各都市の文化的背景や個々のキャラクターの感情を多角的に描写し、観客に新鮮な視点を提供します。

東京編では、言葉を超えた心の交流がテーマであり、渋谷の雑踏やアートを通じたコミュニケーションが印象的です。台北編は、失恋後の心の揺れと新たな出会いの可能性を描き、ウォン・カーウァイ監督のような詩的な映像美が際立ちます。上海編は、純粋で素朴な恋心を通じて、異文化間の理解を深めるプロセスを丁寧に描いています。3つの物語はそれぞれ独立していますが、「愛」というテーマで繋がれ、観客に深い余韻を残します。また、日本、台湾、中国の若手俳優たちのフレッシュな演技が、作品に活気を与えています。監督陣も各国の才能が集結し、アジア映画の多様性と可能性を示す作品となっています。

キャスト

  • 美智子(TOKYO):伊東美咲
  • ヤオ(TOKYO):チェン・ボーリン
  • 由果(TOKYO):市川由衣
  • ミン(TOKYO):ヤン・ルイ
  • オーナー(TOKYO):大杉漣
  • 鉄ちゃん(TAIPEI):加瀬亮
  • アスー(TAIPEI):メイビス・ファン
  • リン・シーユー(TAIPEI):アラン・クオ
  • 野村修平(SHANGHAI):塚本高史
  • ユン(SHANGHAI):リー・シャオルー

スタッフ

  • 監督(TOKYO):下山天
  • 監督(TAIPEI):イー・ツーイェン
  • 監督(SHANGHAI):チャン・イーバイ
  • 脚本(TOKYO):長津晴子、山村裕二
  • 脚本(TAIPEI):イー・ツーイェン
  • 脚本(SHANGHAI):シェン・ウェイ
  • 撮影(TOKYO):中山光一
  • 撮影(TAIPEI):チェン・シャン
  • 撮影(SHANGHAI):ヤン・タオ
  • 音楽(TOKYO):土井宏紀
  • 音楽(TAIPEI):クリス・ホウ
  • 音楽(SHANGHAI):ディン・ウェイ
  • 製作総指揮:藤原正道、唯敷和彦、韓宏飛
  • 企画・プロデュース:牛山拓二
  • 協力プロデューサー:釜秀樹、林仰謙、高鳳俊、王大芳、任煥起

レビュー 作品の感想や女優への思い

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