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ジュリー・ドレフュス

ジュリー・ドレフュス(Julie Dreyfus)は仏国パリ出身の女優、モデル、タレント。ユダヤ系アルザス人とルーマニア系フランス人の血を引き、流暢な日本語、英語、フランス語を操る。NHK「フランス語講座」や映画『キル・ビル Vol.1』『変態島』などで知られ、国際的に活躍。

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プロフィール

  • 名前:ジュリー・ドレフュス(Julie Dreyfus)
  • 生年月日:1966年1月24日(59歳)
  • 出生地:仏国パリ
  • 両親:パスカル・オードレ(母)、フランシス・ドレフュス(父)
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生い立ち・教育

ジュリー・ドレフュス(Julie Dreyfus)は、1966年1月24日、フランスのパリで生まれました。彼女の母は、ジャン=リュック・ゴダール監督の『カラビニエ』やルイス・ブニュエル監督の『自由の幻想』などに出演したフランスの女優、パスカル・オードレ(Pascale Audret)です。父は音楽プロデューサーのフランシス・ドレフュスで、彼女は一人っ子として育ちました。父方の祖母を通じて、ユダヤ系アルザス人とルーマニア系の血を引き、歴史的に著名なアルフレッド・ドレフュス大尉の子孫でもあります。

この多文化的な背景は、彼女の国際的なキャリアに大きな影響を与えました。幼少期はパリで過ごし、夏休みにはイギリスを訪れることが多く、そこで英語に親しみました。フランス語を母国語とし、英語も流暢に話す彼女は、後に日本語も習得するなど、語学に対する才能を早くから示していました。

教育面では、ジュリーは日本の大阪外国語大学(現・大阪大学)に留学し、日本語と日本文化を学びました。この留学経験は、彼女が日本でのキャリアを築く礎となりました。大学では日本語を熱心に学び、日本の生活や文化に深く触れることで、後のタレント活動や女優業における自然な日本語の使用につながりました。この時期、彼女は日本の社会やエンターテインメント業界にも強い関心を抱き、帰国後も日本での活動を志すきっかけとなりました。

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経歴

ジュリー・ドレフュスのキャリアは、1980年代後半に日本で始まりました。NHK教育テレビの「フランス語講座」(現在の「フランス語会話」)への出演が彼女のTVデビューとなり、流暢なフランス語と親しみやすいキャラクターで注目を集めました。この番組を通じて、彼女は日本の視聴者に広く知られるようになり、タレントとしての地位を確立しました。1990年にはカネボウのキャンペーンガールに選ばれ、モデルとしての活動も本格化。さくら銀行(現・三井住友銀行)や東京ガス、ロト6などのCMに出演し、企業広告でも存在感を発揮しました。

女優としてのキャリアは、1992年の映画『遠き落日』でのマリー夫人役でスタートしました。この作品を皮切りに、彼女は日本国内外の映画やドラマに出演。1994年には奥山和由監督の『RAMPO』でフランス人令嬢役を演じ、1995年には『TOKYO FIST/東京フィスト』に出演しました。1998年にはカナダのTV番組『クロウ vs クロウ』(The Crow: Stairway to Heaven)でIndia Reyes役を演じ、国際的な活躍の場を広げました。2003年にはクエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル Vol.1』でソフィ・ファタール役を務め、その独特な存在感で世界的な評価を得ました。この作品は彼女の代表作の一つとなり、以降もタランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(2009年)でフランチェスカ・モンディーノ役を演じるなど、国際舞台での活躍が続きました。

日本のTV番組では、TBSの『世界・ふしぎ発見!』でミステリーハンターとして複数回出演し、フジテレビの『料理の鉄人』ではゲスト審査員を務めました。また、『Ryu’s Bar 気ままにいい夜』ではアシスタントとしてレギュラー出演し、幅広い視聴者に親しまれました。フランスやカナダのテレビドラマにも出演し、彼女のマルチリンガルな能力を活かした国際的なキャリアを築いています。著書も出版しており、『新しいパリの魅力』や『ジュリーのこんなパリ知ってますか。』など、パリの文化を紹介する書籍で日本の読者と交流を深めました。

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私生活

ジュリー・ドレフュスの私生活については、公開されている情報が限られています。彼女はプライバシーを重視する傾向があり、結婚や家族に関する詳細は公にされていません。パリで生まれ育ち、日本やイギリス、カナダなど多国籍な環境で生活してきた彼女は、国際的な視野と文化に対する深い理解を持っています。日本の文化に強い愛着を持ち、流暢な日本語で日本のメディアやファンとコミュニケーションを取る姿は、彼女の親日家としての側面を示しています。趣味や個人的な活動についてはあまり語られていませんが、語学や旅行、文化交流に情熱を注いでいることが、彼女のキャリアや著書からうかがえます。近年は公の場での露出が減っているため、現在の近況は不明ですが、彼女の多才なキャリアは多くのファンに影響を与え続けています。

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出演作品

  • 遠き落日(1992年) – マリー夫人役
  • RAMPO(奥山和由監督版、1994年) – 仏蘭西國・御令嬢役
  • TOKYO FIST/東京フィスト(1995年) – 出演
  • A Feast at Midnight(1995年) – 母親役
  • LEGAL ALIENS(1998年) – イザベル役
  • クロウ vs クロウ(カナダTVドラマ、1998年) – India Reyes役
  • The Godson(1999年) – Laura役
  • Bathory(2000年) – Lady Katarina役
  • Jean Moulin(フランスTVドラマ、2000年) – Lydie Bastien役
  • キル・ビル Vol.1(2003年) – ソフィ・ファタール役
  • TOKYO! 第2部『メルド』(2008年) – 観戦客・通訳役
  • 変態島(2008年) – キム役(日本未公開)
  • イングロリアス・バスターズ(2009年) – フランチェスカ・モンディーノ役
  • 2夜連続 松本清張スペシャル 球形の荒野(2010年) – エレーヌ・ヴァンネード役
  • 鴨、京都へ行く。 -老舗旅館の女将日記- 最終話(2013年) – アントワーヌ・ベルラン役
  • ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年) – 出演
  • フランス語講座(NHK教育) – 講師
  • 料理の鉄人(フジテレビ) – ゲスト審査員
  • 世界・ふしぎ発見!(TBS) – ミステリーハンター(複数回)
  • 世界の常識・非常識!(フジテレビ) – レギュラー出演
  • Ryu’s Bar 気ままにいい夜(TBS) – アシスタント
  • 疲労回復テレビ(NHK)
  • アインシュタインロマン(NHK) – 女性科学ジャーナリスト役
  • LE GRAND TOUR opus2(フランスTV)
  • Interpol(フランスTF1)
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著書

  • 新しいパリの魅力(洋泉社、訳:石田和男)
  • 今晩、なに話す(求龍堂、訳:石島淑子)
  • ジュリーのこんなパリ知ってますか。(日本放送出版協会)

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