捜査線上に浮かんだ容疑者とは!? 裏切りと恐怖が展開するサスペンススリラー。
科学捜査官の女
予告編はこちら。
- 邦題:科学捜査官の女
- 原題:Evidence of Truth/A Wife’s Suspicion
- 公開年:2016年
- 製作国:カナダ
- 上映時間:94分
- ジャンル:ドラマ、クライム
見どころ
主人公である女性科学捜査官が、愛する夫に疑いの目を向けながらも真実へ向かって突き進みます。二転三転して最後まで読めない結末にあっと驚くこと必至…。
あらすじ
実業家のジャックと結婚して半年になるレネは、警察の科学捜査官として働いていました。そんなある日、女性が殺害される事件が発生。遺体は手足を縛られ、現場には登山用具のカラビナが残されていました。レネは刑事のカイルと協力して捜査に乗り出しますが…。
ファム・ファタル
主役レニー・マーフィーを演じたアンドレア・ロスがアグレッシブに捜査を続けます。ほかに気になった女優は、ルチア・ウォルターズ、アビー・コールマンの二人。
トリビア
『スーパーナチュラル』出演者
クレジットされた9人の主要キャストのうち、7人が『スーパーナチュラル』(2005)に出演。
ウディ・ジェフリーズ、セバスチャン・スペンス、メレディス・マクギーチー、ルーク・カミレリ、ヒラリー・ジャーディン、ヘレナ・マリー、ルシア・ウォルターズ。
別タイトル
この作品は「妻の疑惑」とも呼ばれています。
指紋採取
- レネーがワイングラスの指紋を調べる前と最中に、カメラアングルによって中の液滴が見え隠れします。
- 写真のように、ワイングラスから指紋を1つだけ採取することは不可能。ワイングラスはガラス部分を何本かの指で押さえているので、レネーは数個の指紋を採取したことになります。
- レネーがガラスから指紋を採取したところ、夫ジャックの指紋が別姓で逮捕された際のものであることが判明。特別捜査官がレニーを事情聴取し、このことと、現場の部分指紋がジャックの指紋と一致したことに言及。後にレニーは、自分が指紋を調べたことがジャックを逮捕した理由だと指摘。実際、部分指紋が入力された時点で、すでに登録されている指紋からヒットしたのであって、レネーが後でやったことではありません。
女性たちの危機
- 54分頃、ファイルルームで誰かがレネに箱を押しつけます。彼女は倒されますが問題なし。残り約3分、レネーはジャックに脅されます。彼女は彼を崖から突き落としてガンクさせます。
日付の問題
- 2015年頃の出来事。行方不明ファイルの事件番号は52899。事件番号52898の日付は2008年。つまり、殺人の間に7年の空白があったか、52898の日付が間違っていたかのどちらか。
連続性
- レネーが崖でジャックと対峙しているとき、正面から見ると、彼女は右手を拳に握り、腕を胸の高さより上に上げています。後ろから見ると右腕が垂れ下がっています。
- 映画の最後、バーでモーガンがレネーに言う。その数分後、モーガンがレニーに飲み物を取りに行ったまま、レニーはモーガンの飲み物を手にとります。
地理的なミス
- ポートランド警察の職員はビリー・マイナーのパブで会合を開くことがありますが、そのパブはカナダのブリティッシュコロンビア州にあります。
登場人物のミス
ジェイド
ジェイドは元麻薬中毒だったと言われています。彼女は警察官として働いていたのだから、採用前の身辺調査で明らかになったはず。もし元麻薬中毒であれば、彼女は警官として雇われることはありません。
捜査官
犯罪現場の捜査官、とくに監督官は遺体を調べるときに髪を下ろしません。さらに、証拠品はビニール袋に入れたまま拡大鏡で調べることはしません。監督者として、レニーはこのことを知っているはず。カイルは最初に発見された死体の状況を知っていましたが、妻が殺害されたときに発見されたのと同じように彼女が発見されたことを結びつけて考えていません。アビーが彼女にインタビューしているとき、レネーは彼女が撮ったプリントは合法的な捜査ではないと言いました。アビーが彼女にインタビューしているとき、レニーは彼女が取った指紋は合法的な捜査ではないと言いました。彼女がそれを警察のシステムに入力した時点で、それは警察署の所有物となり、事実、あらゆる刑事訴訟手続きに使用することができます。
キャスト
登場人物 | 出演者 |
レニー・マーフィー | アンドレア・ロス |
ジャック・マーフィー | ウディ・ジェフリーズ |
カイル・ファーガソン | セバスチャン・スペンス |
モーガン・ノックス | メレディス・マクギーチ |
ティム・ワトソン | ルーク・カミレリ |
ジェイド・ウィンタース | ヒラリー・ジャーディン |
セージ・ファーガソン | リジー・ボーイズ |
ベス | ヘレナ・マリー |
アビー・コールマン | ルシア・ウォルターズ |
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