『バック・イン・アクション』は、ブレンダン・オブライエンと共同執筆した脚本をもとにセス・ゴードンが監督した米国アクション・コメディ映画。あらすじは、元CIAスパイのエミリーとマットが正体をバラされてしまい、再びスパイ活動に引き戻されるというもの。主演はジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス、アンドリュー・スコット、ジェイミー・デメトリオー、カイル・チャンドラー、グレン・クローズ。当初は2024年11月15日に公開される予定でしたが延期され、Netflixにて2025年1月17日に公開。
バック・イン・アクション
- 原題:Back in Action
- 公開日:2025年1月17日
- 製作国:米国
- 撮影地:①英国ロンドン、②英国バッキンガムシャー、ワデスドン、③米国ジョージア州アトランタ、④スロベニア、リュブリャナ
- 撮影期間:2022年9月30日~2023年4月14日
- 上映時間:114分
- 製作会社:グッドワンプロダクション、チェルニン・エンタテインメント、エグジビット・エー
- 配給会社:Netflix
- ジャンル:アクション、コメディ
- 公式サイト:Netflix Site
予告編はこちら。
予告編では、ジェイミー・フォックスが火炎放射器で子分を燃やしたり、夫婦がパラシュートで急降下する飛行機から脱出したりと、アクションが満載。予告編でフォックスが口にしたように、彼らはジェイソン・ボーンのようですが、「私たちはいろいろ覚えているます」(^o^)
製作会社
- Good One Productions
- Chernin Entertainment
- Exhibit A
- Marzano Films(空撮・コーディネーション)
配給会社
2025年1月17日に世界独占配信。
見どころ
キャメロン・ディアスが2014年に引退してから初めての復帰作。前作はジェイミー・フォックスも出演した『アニー』(2014年)。
あらすじ
家庭を築くため、15年前にCIAとの関わりを絶った元敏腕エージェントのマットとエミリー。しかし、生きていることがバレてしまい、2人はスパイの世界へと引き戻されてしまいます。
ファム・ファタル
キャメロン・ディアス
何といってもキャメロン・ディアスがファム・ファタル。最後に映画出演して約10年。『バック・イン・アクション』は彼女の約10年ぶりの出演作となります。CIAの女性スパイだったエミリー役を演じます。
彼女の映画をリアルタイムで見たのは『チャーリーズ・エンジェル』『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の二本だけ。20年ぶりのアクションということも相まって、48歳の彼女がどれほど頑張ってくれるのか、華麗に演じてくれるのかが楽しみです。
「この仕事と子供は相性が悪い」と冒頭で述べるキャメロンは、実際に夫のベンジー・マッデンと3歳になる娘のラディックスと離れなければならない時間が長いため、この映画の出演を嫌っていると報じられていました。「この10時間労働の連続は彼女にとって負担で、ラディックスと離れるのが嫌なんです」と情報筋は語っています。
さて、飛行機に搭乗する場面で、白のニット・ジャケットのようなものを着ています。黒いパイピングが施されていて、シャネル・スーツのように見えました。
久しぶりにキャメロンのアクションを見て思い出したのは、やっぱり彼女は脚が長いこと。パンチも素敵ですけどキックはどの場面でも華やかな絵になりますね。
マッケンナ・ロバーツ
実年齢17歳というマッケンナ・ロバーツは、男遊び・夜遊びに抜かりがない娘アリス役でリアルな演技。母エミリーに負けず劣らず元気ハツラツ。
なお、両親にナイトクラブから連れ出される場面で、アリスの隣にいた女子がめちゃ綺麗なんですが、どの女優かわからず。
感想
キャメロン・ディアスとジェイミー・フォックスの共演は、現代的なスパイ・アクション・コメディとして期待させてくれます。
もちろん、どのアクションも丁寧に作り込まれています。
- カンフー・アクション
- カー・アクション
- バイク・アクション
- ボート・アクション
- ガン・アクション
アドレナリン全開のスペクタクルは、最初から最後までノンストップのスリルを提供し、爆発的なアクションと驚くほど説得力のある物語を融合させています。この映画『バック・イン・アクション』は視聴者をハラハラドキドキさせる娯楽的でハイエナジーな脱出劇を提供してくれます。キャメロン映画とは、消化するのに時間がかからない簡単な映画なので、すべての映画がそんなにシリアスである必要はありません。楽しめるかどうか、これが全てです(^^)
おまけに、嬉しいことに映画の終わりには、エミリーに父がいそうなことがわかり、続編を匂わせる節がありました。
メイン・キャスト
- キャメロン・ディアス(エミリー役)
- ジェイミー・フォックス(マット役)
- グレン・クローズ(ジニー役):エミリーのお母さん。娘夫婦の存在を相対化させてくれる貴重な役割をクールに演じています。
- カイル・チャンドラー(チャック役)
- アンドリュー・スコット(バロン役)
- ジェイミー・デメトリオー(ナイジェル役)
- マッケナ・ロバーツ(アリス役)
- ライラン・ジャクソン(レオ役)
スパイを演じたジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスにとって3度目の共演。
解説
キャメロン・ディアスが最後に映画出演して約10年が経ちますが、『バック・イン・アクション』でアクションに復帰しました。共演者はジェイミー・フォックスで、これまでも『エニイ・ギブン・サンデー』や『アニー』で共演しています。
本作でキャメロンとフォックスは一見平凡な両親を演じますが、大きな秘密があります。キャメロンはNetflixに「私たちは任務を遂行中で、人々は私たちが死んだと思うかもしれないこの機会を利用して、地球上から姿を消し、新しい生活をはじめて家族を育てるのです」と語りました。もちろん、2人の昔の生活が襲ってくるのは避けられません。やがて2人は、自分たちが残したキャリアに再び引きずり込まれ、爆発的な結果を招くことになります。
レビュー 作品の感想や女優への思い