ベレン・ルエダはスペインの女優。
グローボメディア製作のテレビ番組「Periodistas」や「Los Serrano」に出演して人気を博しました。
また、ホラー映画やサスペンス映画での演技が妖艶で、ホラーファンの間で国際的な名声を築いています。
ベレン・ルエダ
- 本名:マリア・ベレン・ルエダ・ガルシア=ポレロ
- 母語表記:María Belén Rueda García-Porrero
- 生年月日:1965年3月16日(59歳)
- スペイン、マドリード
- 職業:女優
- 活動期間:1990年~現在
- 配偶者:ダニエル・エシハ(2003年結婚、2004年離婚)
- 子供:3人
- Instagram:Belen Rueda
略歴
マリア・ベレン・ルエダ・ガルシア=ポレロは1965年3月16日にマドリードに生まれました。
兄弟はマリア・ヘススとアルフォンソ。
幼い頃、家族とともにアリカンテのサン・フアンに引っ越し、18歳のときに建築を学ぶためにマドリードへ移住しました。
経歴
学生時代、ホセ・ルイス・モレノが司会を務めていたナイトショー「VIP Noche」のスチュワード役でTVデビューし、最終的にはエミリオ・アラゴンと共演しました。
また、人気ドラマ「Médico de familia」(同じグローボメディア製作)のクララ・ナダル役に招集されました(緊急キャスティングのため短期間)。
その後、1998年から2002年まで「Periodistas」でクララ・ナダル役を演じました。
2003年から6シーズン、107エピソードにわたって人気シリーズ「ロス・セラーノ」でルシア・ゴメス役を演じましたたが、2007年、舞台キャリアに専念するために同シリーズを降板。
長編映画デビュー
2004年の映画「海を飛ぶ夢」で長編映画デビューを果たし、ゴヤ賞とアクターズ・ユニオン賞の新人女優賞を受賞しました(ジュリア役)。
2007年の映画「永遠のこどもたち」でもゴヤ賞にノミネート(ローラ役)。
また、ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたスペインのスリラー映画「ロスト・アイズ」では主役を演じました(ジュリア・レビン役)。
出演作品
日本語以外の題名表記は原題または英題です。
公開年 | 題名 | 登場人物 |
1997 | 家庭医 | クララ・ナダル |
1998 | ジャーナリスト | クララ・ナダル |
2001 | 7つの人生 | アナ・ハチャ |
2001 | 引退 | エルサ |
2003 | ロス・セラーノ | ルシア・ゴメス |
2004 | 海を飛ぶ夢 | ジュリア |
2007 | 美しすぎる母 | ピラール・デュラン |
2007 | 永遠のこどもたち | ローラ |
2008 | 8日間 | エレナ |
2009 | スペイン映画 | ラウラ |
2010 | 他人のために | イザベル |
2010 | ロスト・アイズ | ジュリア・レビン |
2010 | エボリの王女 | エボリのアナ |
2011 | ドント・ビー・アフレイド | シルビアの母 |
2011 | エル・バルコ | レオノール |
2012 | ロスト・ボディ | マイカ・ビジャベルデ |
2012 | ルナ、カレンダの謎 | サラ・クルス |
2013 | 7階 | デリア |
2013 | イスマエル | |
2016 | 母が父を殺した夜 | イザベル・パリ |
2017 | スターシップ9 | シルビア |
2017 | パーフェクト・ストレンジャーズ | エヴァ |
2018 | エンドレス・ウォー | ラウラ・アロンソ |
2018 | 盟約 | モニカ |
2018 | ユー・シャル・ノット・スリープ | アルマ・ベーム |
2019 | ツイン・マーダーズ ホワイト・シティの沈黙 | アルバ・ディアス・デ・サルバティエラ |
2020 | マドレ 愛と人生 | マリアン・バレステロス |
2023 | フェノーメナス | サグラリオ |
TBA | ラ・エルミータ |
私生活
「VIPノーチェ」の撮影中、ベレン・ルエダはプロデューサーのダニエル・エシハと交際をはじめました。
エシハとは14年間の同棲生活の後、2003年に結婚し、1年後に別居。
その後、ロジャー・ヴィンセントと交際しています。
ファム・ファタル
ベレン・ルエダはスタイルが良くて、顔のパーツが大きめ。
ですからファム・ファタルや悪女が似合う女優です。
おまけに、彼女が出演している多くの映画は夜の場面だったり暗い部屋だったり。
そのため、日光をとり込んだ明るい昼間の場面をじっくり味わえたの作品は、今のところ「エンドレス・ウォー」 「美しすぎる母」くらい(^^)
珍しく「ザ・パクト 白蜘蛛の呪縛」では髪を短くし、ブルネットに染めていて、可愛いです。
美しすぎる母
主演はジュリアン・ムーア(バーバラ・ベークランド役)。
ベレン・ルエダが演じた登場人物はパイラー・ドゥラン。彼女はバーバラの元夫の新しい恋人。
つまり、ジュリアンとベレンは一人の男性をとりまく中年対決というわけです。
108時間
2010年代の作品「スターシップ9」「108時間」は熟女役。
後者では演出家を演じ、黒のタンクトップに赤いセーター。ラフに着ています。
厳しい演出家とも悪女とも受けとれる役柄で、舞台設定が暗いため映えた場面が少なく、それなりに様になっていました。
ロスト・ボディ
映画「ロスト・ボディ」でベレンは、被害者か加害者のどちらになるかわからないマイカ・ビジャベルデを演じ、謎めいた雰囲気を作品に落とし込めていました。
夫役を支配している様相は、まさにファム・ファタルでした。
それにしても、私生活で14年間の同棲生活の後、2003年にエシハと結婚し、1年後に別居したエピソードは苦笑。
同棲期間が長いと結婚に失敗することが多いですね。
これからは、熟女なファム・ファタル役をもっと担当して、どんどん映画やドラマに出演していってほしいです。
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