ドアロック

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

あるはずのない「痕跡」、いるはずのない「気配」。私の部屋に、狂気が潜んでいる。

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ドアロック

  • 邦題:ドアロック
  • 原題:도어락
  • 英題:Door Lock
  • 公開年:2018年
  • 製作国:韓国
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:クライム
  • 配給:「ドアロック」上映委員会

予告編はこちら。

見どころ

単身世帯が増加する韓国の世相を反映したサスペンススリラー。家宅侵入、ストーカー、変死体と、次々襲いくる恐怖にハラハラ。ヒロインは『エターナル』のコン・ヒョジン

あらすじ

都心の古いマンションでひとり暮らしをする銀行員のギョンミン。

ある朝、ドアロックのナンバーキーに不審な粉がついているのに気づき、暗証番号を変更しました。

帰宅後、部屋でくつろいでいると、突然誰かがロックを操作してドアノブがガタガタと荒々しく回りはじめ…。

ファム・ファタル

キュートでセクシーなコン・ヒョジンが出演。彼女のトロンとした雰囲気が本作の怖さを加速させてくれます。

それにしても、コンちゃんの部屋にと想像するだけで妄想が炸裂するので、何度も見返して妄想を平穏な状態に戻したいと思います…

感想

2011年のスペイン映画『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』も似ていますが、本作の方がシンプルに家宅侵入へ集中。

序盤はテンポの遅くやや退屈。プロットと演技に説得力があり予想外の展開もあって、過小評価されている最高のスリラーのひとつ。

テーマ的には家系スリラーの典型作品。ストーカーあるあるのなかでキモさマックスな状況設定。その点で『アンダー・ザ・ベッド』と同じ着想なので見比べると面白いです。

トリビア

  • シリーズ第2弾は『ターゲット 出品者は殺人鬼』(2023年)。
  • 2021年に中国版リメイクが公開されました。題名は門鎖(メン・スオ)。

解説

チョ・ギョンミン(コン・ヒョジン演)の生活は、仕事と家庭と睡眠が日課で、ほとんど変化がありません。しかし、どこからともなく不穏な事件が忍び寄ります。夜中になると、彼女のアパートのドアの取っ手が、まるで誰かが入ろうとしているかのように回り、ドアロックの暗証番号を何度もダイヤルします。

彼女が仕事に出かけているとき、あるいはもっと悪いことに彼女がぐっすり眠っているとき、誰かが彼女のアパートに入り込むということはあり得るのでしょうか?そして、隣の家の少女の失踪とどう関係しているのでしょうか?

ギョンミンは、たとえ自分の命が奪われることになろうとも、それを突き止めるまで休むことはありません。ギョンミンは物語が進むにつれて強さと回復力を身につけていき、やがて戦士へと変わっていきます。

普段はドラマやコメディを演出することの多いクォン・リー監督ですが、本作は、ジャンルの転換が素晴らしい結果をもたらした最近の事例のひとつ。ここでの恐怖は、人生の繰り返しの向こう側、私たちが何の疑いもなく従っている日常の向こう側に隠されています。クレジットされた3人の脚本家のうちの1人であるクォン・リーは画面を恐怖で満たし、アクション満載のセット・ピースのフィナーレへとゆっくりと、そして意図的に構築していきます。

キャスト

登場人物 出演者
チョ・ギョンミン コン・ヒョジン
オ・ヒョジュ キム・イェウォン
イ刑事 キム・ソンオ
キム・ギジョン チョ・ボクレ
管理官1、ハン・ドンフン イ・ガソブ
カン・スンヒ ハン・ジウン
刑事課長 チャン・ナムブ
パク課長補佐 キム・ジェファ
刑事 チャ・ユプ
キム・ソンホ イ・チョンヒ
副部長 キム・グァンギュ
常務取締役 イ・サンヒ
不動産業者 イ・ジョング
警察官1 ペ・ミョンジン
警察官2 イ・ホネ
銀行員2 ヨム・ムンギョン
ジム 中年女性 オク・ジュリ

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