ロスト・ボディ

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

消えた死体をめぐりさまざまな人々の思惑が交錯するサスペンスホラー。

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ロスト・ボディ

予告編はこちら。

  • 邦題:ロスト・ボディ
  • 原題:El cuerpo
  • 製作国:スペイン
  • 公開年:2012年
  • 上映時間:112分

あらすじ

ある夜、死体安置所の警備員が何らかの原因でパニックになり、車にはねられて事故死しました。

同じ頃、死体安置所からマイカという女性の死体が姿を消しました。警察は死体失踪事件として捜査を開始し、その過程でマイカの夫に愛人がいることを突き止めます…。

キャスト

登場人物 出演者
ハイメ・ペーニャ ホセ・コロナド
アレックス・ウジョア ウーゴ・シルバ
マイカ・ビジャベルデ ベレン・ルエダ
カルラ オーラ・ガリード
アンヘル・トーレス ミケル・ジェラベール
パブロ捜査官 ファン・パブロ・シュク
マテオス捜査官 オリオール・ビラ
エリカ・ウジョア カルロタ・オルチナ
ノーマ捜査官 パトリシア・バルガロ
ルナ・ビジャベルデ ミア・エステベ
ルース シルビア・アランダ
カルロス捜査官 マネル・ドゥエソ
エージェント3 ペレ・ブラソ
捜査官4 アルバート・ロペス・ムルトラ
科学捜査官 パコ・モレノ
ICU看護師 アイダ・オセット
ICUオフィサー ジョルディ・プラナス
エヴァ アイナ・プラナス
アラベスコ・レストランの男 バート・パルメン
輸送エージェント カミーロ・ガルシア
タピア医師 クリスティーナ・プラナス
グロリア・ビジャベルデ モンテ・グアラール
パトリシア ナウシカ・ボニン
神父 ホアキン・オリストレル

スタッフ

監督 オリオル・パウロ
脚本 オリオル・パウロ
メイクアップ ケイトリン・アチソン
メイクアップ助手 ナタリア・アルバート
特殊メイクアップ効果 ラケル・ムヌエラ
デイリーメイクアップ イマ P. ソティージョ
デイリーメイクアップ エヴァ・キレス
ヘアスタイル マラ・コラソ・エスモリス
ヘアスタイル助手 ダナエ・ガテル
デイリーヘアスタイリスト ベニャミン・ペレス
デイリーヘアスタイリスト マリベル・ベルナレス

見どころと感想

キーワード

ひき逃げ、交通事故、死体消失、不倫、教師と生徒、年上女房、実業家

見どころ

死体安置所から忽然と消えた資産家女性マイカの死体。マイカは生きているのか、生きていたのか…。

死体が消えた謎をめぐって、マイカの夫やその愛人、さらには警察の思惑が複雑に絡みあいます。ホラー色強めのスリリングな展開から目が離せません。

感想

ファム・ファタル

ベレン・ルエダ

ベレン・ルエダ演じるマイカ・ビジャベルデの死体が消えた状況から物語がはじまります。

この設定や物語の展開は韓国映画「死体の消えた夜」に影響を与えました。

マイカの設定

さて、マイカはアレックスという男性と結婚し、自分の会社で夫を雇っています。

年齢や立場が大きく異なる年上女房のマイカは、夫から裏切られることに不安感を覚え、探偵を雇いました。

そんななか、マイカは心臓発作で死んでしまいます。

ところが、彼女の死体が消えてしまったのです。

マイカの顔面のパーツ、とくに目と口は大きく、目立った顔つき。

映画の広告画をみると、派手な顔つきのマイカがファム・ファタル を演じるとと思いきや、むしろその逆。

そして、ファム・ファタルは別の女性でした。

人間とも亡霊とも受けとれる役柄なので、そもそも幻惑的でした。

そして、暗がりに現れたり消えたり、夫の回想が流されたりを繰り返していくうちに、マイカ・ビジャベルデの相貌がはっきりしてきて、幻惑的な雰囲気から魅惑的な女性へと展開していきました。

マイカは場面ごとにドレスをいろいろと着飾る実業家。

やつれた顔のラインに濃い目のメイクに、顔面パーツが大きく、ほっそり濃厚熟女としてばっちり存在感をみせています。

といっても物語では、夫を束縛しがちで、空回りの冗談を話すイタい年上女房なので、夫にとっては魅惑的ではなくウザさ全開でした。

カルラ

大学でこんだけイチャつけるのかというぐらいアレックスとカルラは仲良くなります。この カルラ・ミラーがかなりキレキレのロックなビジュアル。

ただ、2012年の本作でキレキレのロックだったビジュアルは、2019年の映画「ゴヤ マーダー」ではキレキレの刑事として出演していました。

しかし、役柄作りもあってか目の周りのアイシャドウが目のクマに見えて、やつれたロッカーの中年という感じでした。

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